NO. |
NAME |
MARK |
KU |
|
|
|
|
1 |
五嶋 |
|
黄葉(こうよう)の銀杏並木の路(みち)楽し |
|
大治 |
○ |
銀杏の葉と銀杏の実の黄色の艶やかさがそのまま伝わる句です |
|
白鳥 |
コ |
黄金の銀杏並木を歩くのはたしかに楽しい! |
|
ショルツ |
○ |
「~の~の」とリズム良く、「~楽し」と浮き立つ気分。 |
|
町田 |
コ |
リズムも良く、明るい気持ちの高揚(笑)が伝わってきます。 |
|
五嶋 |
コ |
神宮外苑の景色は、紅葉じゃなく黄葉がぴったりします。 |
|
下河原 |
○ |
紅葉した銀杏並木を散歩するのは、本当に楽しいですね。 |
|
白井 |
コ |
そうですね 心も高揚 |
|
月足 |
コ |
神宮でしょうか。心はなやぎます。 |
|
辻 |
○ |
匂いも楽しい? |
|
|
|
|
2 |
五嶋 |
|
山の端が尖(とが)る夕焼け冬の空 |
|
片岡 |
○ |
尖(とが)るという一語で、鋭角的な凍る冬の大気を感じます。 |
|
木原 |
○ |
影絵のように冬の夕焼けに染まる山々が見事に描写されています。 |
|
大治 |
Q |
家から見る丹沢大山の夕景ですか? |
|
白鳥 |
○ |
冬の澄んだ夕焼け空に尖って見える稜線は大山ですか? |
|
久保田 |
○ |
夕焼けで山の稜線が尖って見えるのかな。情景が浮かびます。 |
|
手塚 |
○ |
山の端の尖がりと冬の夕焼けのコントラスト良いですね |
|
ショルツ |
コ |
「山の端が尖る」で引き締まった冬の夕焼けを感じます。 |
|
町田 |
○ |
こういう鋭い観察眼を持ちたいと思います。 |
|
五嶋 |
コ |
空気が澄んでくると、山の端が夕空を切り裂く感じがします。 |
|
白井 |
コ |
いいね 情景が見えて |
|
梅原 |
○ |
冬の夕暮れの情景が浮かびますね |
|
|
|
|
3 |
五嶋 |
|
冷酒やめ燗温める師走の夜(よ) |
|
大治 |
コ |
寒い夜は燗酒にかぎります。純米酒なら尚よし |
|
五嶋 |
コ |
酒呑みには楽しい季節、です。 |
|
白井 |
○ |
はーい 熱燗ですね 鍋も |
|
広瀬 |
○ |
確かに最近は日本酒と言えばの方が増えましたが、やはり冬は熱燗ですね! |
|
|
|
|
4 |
五嶋 |
|
クリスマス灯(あか)り華やぐ異人邸 |
|
片岡 |
|
彼ちにとっては宗教行事ですものね。 |
|
白鳥 |
|
やっぱりクリスマスのイルミネーションは洋館に似合いますね! |
|
五嶋 |
|
「異人邸」は誇張で、実は某国の若手大使館員宿舎。ベランダのデコレーションがきれいでした。 |
|
下河原 |
Q |
どこの異人館なんでしょうか? |
|
白井 |
|
Xマスというとやはり・・♬「Silent night Holy Night ・・・」ちなみに寺小屋育ちの小生が唯一幼稚園時に合唱しました |
|
月足 |
○ |
やはり、日本家屋より似合いますね。 |
|
小野 |
○ |
夜、外から見た人の家の風景ですね。ショルツさんちを近所の人が見たらこんな感じなのかも(笑) いい味わいです。 |
|
|
|
|
5 |
久保田 |
|
星柄の靴下ひとつ銀杏の木 |
|
木原 |
○ |
ん?落とし物?星柄がクリスマスっぽくていいね。 |
|
大治 |
○ |
何故か惹かれる句です |
|
久保田 |
コ |
銀杏の枝に靴下がかかっていました。子供の落とし物かな。 |
|
ショルツ |
○ |
想像:片方脱げちゃった赤ちゃんの靴下をだれかが銀杏の木に引っ掛けてくれた。赤ちゃんははだしが好き。ベビーカーを押す親からは死角なので気付かなかった。 星柄が12月をイメージさせます。 |
|
町田 |
コ |
クリスマスを意識して誰か吊るしたのかなあ。何か楽しい。 |
|
白井 |
コ |
うーん だれか忘れものかね なんか寂しく待っている感じでいいでーす |
|
小野 |
○ |
クリスマスシーズンらしい風景。誰かの家のお庭でしょうか? |
|
小野 |
○ |
クリスマスシーズンらしい風景。誰かの家のお庭でしょうか? |
|
|
|
|
6 |
久保田 |
|
Aラインコートひらりとプリンセス |
|
片岡 |
コ |
昔Aライン、今樽(たる)胴の姿見や。 |
|
木原 |
○ |
すみません。Aラインの意味がわからないのですが、素敵な女の子を連想します。 |
|
大治 |
コ |
Aライン分かりました なるほど |
|
久保田 |
コ |
Aラインのコートを着た小さい女の子がくるりと回った光景が、お姫様のごあいさつのよう。子供の頃のお姫様ごっこを思い出しました。 |
|
ショルツ |
コ |
愛子様でしょうか。すてきなご成人におなりです。 |
|
町田 |
コ |
コートが季語なんですね。私も着たらプリンセスになれる? |
|
下河原 |
コ |
昨今色々とプリンセスが話題になっていましたが、美しい姿をイメージできます。 |
|
白井 |
コ |
いいね コートをひらりとして 世が違えば大奥のお局さん:失礼 |
|
広瀬 |
○ |
真子さまのことかな?今どきは皇室も一般人の様に自分の主張がファッションにも表れますね! |
|
小野 |
○ |
愛子さま、可愛かったあの感じが出ています。 |
|
小野 |
○ |
愛子さま、可愛かったあの感じが出ています。 |
|
|
|
|
7 |
久保田 |
|
パグと目が合い無視される冬の朝 |
|
片岡 |
○ |
愛犬(?)も、寒い冬の朝はものぐさで、愛嬌がない。 |
|
木原 |
○ |
パグって誰?ワンコか?無視されると寂しい朝。 |
|
白鳥 |
○ |
愉快な句!人見知りなんですよ、きっと。 |
|
久保田 |
コ |
散歩中のパグの大きな目に見つめられたはいいけど、すぐ目を逸らされて、つれない朝でした。 |
|
ショルツ |
コ |
ワハハと笑いましたw |
|
五嶋 |
○ |
パグは散歩の途中かな。俳句として面白い一コマだと思います。 |
|
白井 |
○ |
すみませーん そもそもパグちゃん どこ見てるか? 何考えてるか?わかりません 「我が家のパグモドキから」 |
|
月足 |
コ |
ちょっとさみしい冬の朝 |
|
|
|
|
8 |
久保田 |
|
北風にささらほうさら落ち葉掃き |
|
片岡 |
○ |
「ささらはうさら」のオパトペが楽しく秀逸! |
|
木原 |
Q |
「ささらほうさら」って方言? |
|
白鳥 |
|
「ささらほうさら」宮部みゆきの小説にあったような気が…。 |
|
久保田 |
|
両親の故郷信州では、荒れ放題、散らかり放題のことを「ささらほうさら」と言います。懐かしい響きで風でしっちゃかめっちゃかになった落ち葉の様子を詠んでみました |
|
手塚 |
○ |
ささらほうさら。甲州弁は良いですね |
|
ショルツ |
○ |
なになに??このリズム!! 惹かれます。 |
|
町田 |
○ |
「ささらほうさら」が面白いです。ノンタンの「ぱっぱらぱなし」的な感じかな。掃いている音にも聞こえる。 |
|
下河原 |
○ |
「ささらほうさら」の表現が良いですね。甲州弁のようですね。 |
|
白井 |
|
【調査済】ささらほうさら=しっちゃかめっちゃか、ふんだいりけったり だって へー そのとーり |
|
梅原 |
○ |
寒さが伝わりますね |
|
月足 |
○ |
もう、はいてもはいてもちっとも片付かないよ。 |
|
辻 |
○Q |
リズミカル。ほうさら? |
|
|
|
|
9 |
小野 |
|
山眠る街は金色華やぐも |
|
片岡 |
○ |
山の静けさが街の華やぎと対比されて、はしゃぐのでない落ちつきが好きです。 |
|
大治 |
○ |
山が黒い影になるころの雰囲気と街の対比が素敵です |
|
手塚 |
○ |
山眠るの季語と対照的な風景描写です |
|
ショルツ |
○ |
山の冬と街の冬の対比。 |
|
下河原 |
○ |
なんか素敵な情景をイメージ出来ます。 |
|
五嶋 |
○ |
この情景、とてもよくわかります。 |
|
白井 |
コ |
そーですね でも年末は華やかでなきゃあですね |
|
月足 |
○ |
冬は、山と街が対照的。 |
|
小野 |
コ |
表参道のイルミネーションはやっぱりいつ見ても見事です。なぜか私は空間を目の前だけのことではなく、俯瞰して感じるのが好きならしく、西東京方面に広がる山を感じて作りました。 |
|
|
|
|
10 |
小野 |
|
冬めきてアルディの声に酔う夜更 |
|
片岡 |
Q |
アルディ?声優?推し?ですか。 |
|
木原 |
○ |
アルディの声を知らないのですが、とびっきりの夜のようですね。 |
|
久保田 |
○ |
フランソワーズ・アルディですか?冬の寒い夜更けの感じが伝わって来ます。 |
|
手塚 |
Q |
アルディの声というのは? |
|
白井 |
○ |
【調査済】大宮:あのより目のかわいいのね おめでとうございます |
|
小野 |
コ |
ユーミンの曲「私のフランソワーズ」に出てくるフランソワーズは、アルディ。若い頃好きだったフランソワーズ・アルディを最近爆買いしました。フランス語だから意味はわからないのですが、アンニュイな歌声に聞き惚れています。 |
|
辻 |
○Q |
アルディ? |
|
|
|
|
11 |
小野 |
|
風花や荒野を越えて至福宴 |
|
大治 |
Q |
福宴 結婚? |
|
白井 |
コ |
これは北風がおりなすプレゼントですかね |
|
梅原 |
○ |
風花が舞う情景が浮かびます |
|
広瀬 |
○ |
風花が空を覆う様に舞う風景を「至福宴」と表現するのが面白いし、共感もできます。 |
|
月足 |
コ |
下山してようやく一杯?あるいはコロナ乗り越えて?風花は綺麗な季語です。 |
|
小野 |
コ |
コロナ禍でマイナスの影響を受けている社会と、会社(わが社)。困難を乗り越えた先をイメージして作った句です。 |
|
|
|
|
12 |
小野 |
|
おでん愛で笑し君や額の中 |
|
大治 |
Q |
君は親御さん |
|
白鳥 |
○ |
故人でしょうか。温かそうな幸福感溢れる図に「額の中」、粛然とします。 |
|
ショルツ |
Q |
天国のだれかを想っているのでしょうか。 |
|
町田 |
○ |
「額の中」で亡くなった方なのだと最後に伝わり、急に切なくなります。 |
|
下河原 |
|
読み方(区切り方)が難しいですね。あたたかいおでんを食べているのでしょうか? |
|
白井 |
|
そーですか |
|
小野 |
|
20代か30代の頃、9年前に故人となってしまった彼と日本橋のお多幸におでんを食べに行った思い出を詠んでみました。 |
|
|
|
|
13 |
大嶽 |
|
除夜の鐘音を聞きつつ年あける |
|
片岡 |
○ |
ーつ一つの鐘に込める思いも格別な年です。 |
|
木原 |
○ |
ゆく年くる年。60回以上も経験しているのか・・・。 |
|
大治 |
コ |
ゆく年くる年の世界ですね |
|
町田 |
○ |
毎年この通りですね。私は浴槽で聞きます。 |
|
白井 |
コ |
それがいいーですね 私的にはここ20年お囃子を聞きながらでーす |
|
|
|
|
14 |
大嶽 |
|
初雪や空からハラリ舞い落ちる |
|
下河原 |
○ |
美しい情景が心に刺さります。 |
|
五嶋 |
○ |
「空からハラリ」の表現が、効果的。 |
|
白井 |
コ |
そーですね ぱらぱらと 思わず頭は ♬「今年、最初の雪の華 二人よりそいて・・・」 |
|
辻 |
○ |
昔は、雪が楽しかった |
|
|
|
|
15 |
大嶽 |
|
銀座では人が溢れ出クリスマス |
|
片岡 |
コ |
祝宴のようですね。みんなが待っていたんですよね。 |
|
ショルツ |
○ |
12/11の銀座の賑わいは「クリスマス今日だっけ?」と娘と唖然とするほどでした。 |
|
大治 |
○ |
このままいつまでも人出がありますようにと祈りたくなります |
|
白鳥 |
○ |
「銀座」が効いています。老若男女みんなが行くのはやっぱり銀座。 |
|
久保田 |
○ |
人が溢れ出で、人手が戻った感じが伝わります。今は一応安心だね。 |
|
下河原 |
コ |
週に1回京橋に出勤していますが、クリスマスイルミネーションが綺麗ですね。 |
|
白井 |
コ |
銀座でなくとも いるとおもいまーす |
|
梅原 |
○ |
本当、人出はコロナ前に戻った感じ |
|
広瀬 |
○ |
やっとコロナも落ち着いて街に賑わいが…今年のクリスマスはきっとこんな風景かな? |
|
月足 |
コ |
懐かしき光景。やはりこうでなくっちや。 |
|
小野 |
○ |
私の中では、クリスマスといえば銀座です。コロナ感染者が激減し、この句には人々の心の明るさがとてもよく表れています。 |
|
|
|
|
16 |
大嶽 |
|
大晦日今年もひとつ歳をとる |
|
ショルツ |
|
実感! |
|
白鳥 |
|
お正月ではなく大晦日で年をとるのは、いいね! |
|
町田 |
|
数え年ではないけれど、この感覚よくわかります。 |
|
白井 |
○ |
そのとーりで |
|
月足 |
○ |
本当に早い。 |
|
|
|
|
17 |
木原 |
|
色もなく音もなき風枯野かな |
|
月足 |
コ |
寒々とした風景 |
|
木原 |
コ |
静まり返った荒涼とした枯野を詠んだ。助詞「も」の使い方について先週のプレバトで夏井いつき組長が指摘していたので迷ったが、ここは「も」しかないと判断。 |
|
片岡 |
○ |
荒涼として、まさに枯淡の世界。なぜか惹かれます。 |
|
大治 |
○ |
荒涼ではなく静謐の枯野の風景が想像できます |
|
白鳥 |
○ |
風に「色がない」とは面白いです。荒涼とした寂しい景色が浮かびます。 |
|
ショルツ |
コ |
殺伐ではない清々しさを感じます。 |
|
五嶋 |
○ |
「枯野」の雰囲気がすごくよく伝わってきますね。 |
|
白井 |
○ |
いいねー 寒さのなかこの景色にちょっと わび・さび感 |
|
梅原 |
○ |
寂寥感あり! |
|
小野 |
○コ |
風に、色も音もないとしたこの表現、良いですね。私なら音より匂いが気になるかな。 |
|
辻 |
○ |
冬ですね |
|
|
|
|
18 |
木原 |
|
凩(こがらし)やエイトビートを刻む窓 |
|
月足 |
コ |
古風な凩とエイトビートの意外な取り合わせ |
|
木原 |
コ |
下五の「窓」が凡人ワードかなあと思い「エイトビートに鳴る玻璃戸」としてみたが、また「窓」に戻しました。どちらが良いだろうか。 |
|
大治 |
○ |
寒くいやだなと思うはずの木枯らしが楽し気に思えます |
|
白鳥 |
コ |
そういう風に聞くと木枯らしも楽しいかも! |
|
ショルツ |
○ |
凩がコーラスか? ちょっと孤独を感じる、味のある情景。 |
|
町田 |
○ |
いいですね。凩は窓の外。家の中ではノリノリのエイトビート。 |
|
久保田 |
Q |
木枯らしで窓がギシギシとエイトビートを刻むのか、エイトビートが聞こえてくるのか、どちらでしょうか。 |
|
下河原 |
○ |
木枯らしで窓がエイトビートに奏でている情景が良いですね。 |
|
白井 |
コ |
私的には ♬「ヒューン ヒューンヒュル ルルーン 寒むうござんす」でーす |
|
小野 |
○ |
トンタントトタン、トンタントトタン。どこかでそんなシーンに出会った記憶がある。実家かな? ちょっと建て付けが悪くなった古い家でのアルアルが、スマートかつ臨場感溢れる形で表現されていると思います。 |
|
|
|
|
19 |
木原 |
|
小春日や雨のち晴れの仲直り |
|
月足 |
○ |
天気の好転ととともに気持ちも |
|
木原 |
コ |
仲直りできて良かった。雨も止んだし暖かくなってきた午後。 |
|
大治 |
コ |
寒いのが嫌いなので毎日小春日だと良いと思ってしまいます |
|
手塚 |
○ |
天気を擬人がしていて面白いです |
|
ショルツ |
Qコ |
お天気に「仲直り」を用いて面白い。それともだれかとけんかの後の仲直り? |
|
町田 |
Q |
「小春日」はどっちかというと、私は晴が勝った気がします・・・ |
|
下河原 |
コ |
雨からいきなり晴になった情景がイメージ出来ます。 |
|
白井 |
コ |
気象予報士モネちゃん的には 温暖前線通過後・・ですかね 失礼 |
|
広瀬 |
○ |
「雨のち晴れの仲直り」なかなか詩的ですな!この句には小春日のような温かみがあるね!。 |
|
|
|
|
20 |
木原 |
|
晴れの日は日曜日まで冬の月 |
|
木原 |
|
金曜日の夜ウォーキングしていたら綺麗な月が出ていた。月曜日に休暇を取ってゴルフに行く予定ですが、天気予報は雨なんです。 |
|
片岡 |
○ |
夜寝る前に、窓から夜空の月を見て思う一句のような、その素直さが魅力の句です。 |
|
町田 |
Q |
晴れたなら日曜日まで休まずお月様は営業してくれている!しかも美しく(冬ので)と言う事かなあ |
|
久保田 |
○ |
晴れの日がいつまで続くかなあと思う、何気ないけれど好きな発想です。 |
|
白井 |
|
そーなんです 海に沈む満月はこの時期しか見れなく 釣りにかこつけて行きたいですが |
|
小野 |
|
なんとも言えない作者特有のこだわり世界がありますね。 |
|
|
|
|
21 |
月足 |
|
塾前の自転車五台冬の月 |
|
月足 |
コ |
近所に小さな塾が出来、夕飯時も頑張ってる姿が駐輪場を見て、感じられた。 |
|
木原 |
○ |
この句はうまいなあ。自転車五台という具体的描写が良いと思います。 |
|
片岡 |
○ |
寒い月の夜に頑張っている子どもたちがいるなぁ..と、思わず応援したくなる句。 |
|
大治 |
○ |
自分の高校受験を思い出しました。皆で塾に行ったなあ |
|
白鳥 |
○ |
「五台」で、塾にいる子たちの具体的な顔を想像してしまいました。「冬の月」がいいです。 |
|
手塚 |
○ |
中学受験でしょうか。がんばれ! |
|
ショルツ |
○ |
緊張感高まる冬の塾内。お月様が見守っています。気をつけて帰ってね~ |
|
白井 |
コ |
遅くまで 追い込みで 子供も楽じゃないねー |
|
梅原 |
○ |
二月の勝者? |
|
広瀬 |
○ |
寒空の下、夜まで受験勉強を頑張る子供たちの様子が浮かんできました! |
|
小野 |
○ |
私たちの頃と違って、今の時代の子どもたちは塾で大変。夜まで学ぶ真剣そうな表情の子供たちが目に浮かびました。 |
|
|
|
|
22 |
月足 |
|
かまいたち真面目に遊べ五七五(ごうしちご) |
|
月足 |
コ |
NHK夏井さんの番組に触発され。 |
|
木原 |
コ |
「かまいたち」って季語なんだ。はい、真面目に遊びます。 |
|
白鳥 |
コ |
もしかして夏井先生のお言葉! |
|
ショルツ |
Q |
漫才コンビのかまいたちが俳句にトライしたのかな? |
|
町田 |
コ |
「かまいたち」の季語が取り合わせて怖く響きます。真面目に遊ばないと切られるぞ! |
|
白井 |
コ |
かまいたちがいるので(でそうな時)遊んじゃいけない!と おばあちゃんが言ってたけど それと違うね |
|
|
|
|
23 |
月足 |
|
黒土のなか一列に冬菜立つ |
|
月足 |
コ |
近所の畑。冬菜の力強さ。 |
|
片岡 |
○ |
「黒土」が、凍てつく大気の中でも湯気を上げるような生命感があって、冬菜が凜としています。 |
|
白鳥 |
○ |
寒い冬でも畑ではしっかり青菜が育っています。なぜか励まされる気が。 |
|
久保田 |
○ |
黒土にしたことで冬菜の色とのコントラストが付いて鮮やかな絵になっていると思います。 |
|
ショルツ |
コ |
白菜かな?冬ならではの色のコントラスト。 |
|
町田 |
コ |
「黒土」=土づくりも素晴らしい。一列もプロ。だから美味しくできるんですよね。私の菜園に反省。 |
|
下河原 |
○ |
小松菜?が畑の中で一列に並んでいる姿が綺麗ですね。 |
|
五嶋 |
○ |
黒土に映える冬菜の緑色が目に浮かびます。 |
|
白井 |
○ |
いいねー 冬菜が やっぱり鍋かね |
|
辻 |
○ |
勇壮な光景が浮かびました。 |
|
|
|
|
24 |
月足 |
|
寝がえりて朝まで遠し冬の雷 |
|
月足 |
|
ただでさえ、眠りが浅いのに、夜中の雷。 |
|
片岡 |
|
多分、同じ夜に私も起きて句を作りました。 |
|
大治 |
○ |
私は酔って早寝で夜中に起きてしまうことがありますが、これは雷による風雨の怖さで起きてしまいそのまま寝られない情景ですね |
|
白鳥 |
|
雷鳴が眠れない夜を際立たせています。 |
|
ショルツ |
|
あの夜ですね! 鳴っていましたね~ |
|
町田 |
○ |
夜中の雷!ビックリするほど近かった。けれど朝までは遠い。「寝がえりて」で眠れないのも伝わりました。 |
|
下河原 |
|
深夜の雷驚きました。 |
|
白井 |
|
先日 ゴローというより 夜中ビーン!と 近くの家落ちて それから朝まで眠れずで |
|
|
|
|
25 |
ショルツ |
|
残り葉がつぼみに託す樹(き)の明日 |
|
月足 |
○ |
新しい春に向けて |
|
片岡 |
コ |
「託す」姿に我々世代の思いが重なります。 |
|
ショルツ |
コ |
残り葉:私が受けてきた樹の養分は蕾さん達にバトンタッチするね。私は旅立ちます。来春たくさん花を咲かせてね。 |
|
大治 |
○ |
我々は残り葉かな、でも次に繋ぐこと頑張ろうとい気になりました |
|
町田 |
○ |
わかります!今、木蓮は枯葉を残したまま銀色のつぼみを持っています。散る前に託す子どもが生まれているんだって私も思いました。 |
|
白井 |
コ |
そーですね もう春の芽が大きくまってる |
|
梅原 |
○ |
来春も咲きほこれ! |
|
広瀬 |
○ |
良い句です!毎年繰り返される「一本の樹の物語」が見事に表現されております。 |
|
小野 |
○ |
「残り葉」と「つぼみ」の対比がきれいです。そして「託す」という比喩的な表現も素敵。4句とも好きでしたが、これが一番! |
|
|
|
|
26 |
ショルツ |
|
剪定し木も男振りキリリ上げ |
|
片岡 |
コ |
男前! |
|
木原 |
コ |
剪定したばかりの木はイケメンなのね。ホレ直した? |
|
ショルツ |
コ |
伸び過ぎた木。散髪(=剪定)してもらい、男っぷりが上がりました。 |
|
大治 |
○ |
刈り上げ君ですね。近くの銀杏並木も皆刈り上げにされました |
|
白鳥 |
○ |
さっぱり形を整えた木に「男振り」とは粋ですね。 |
|
久保田 |
○ |
男振りキリリ、いいですね。 |
|
手塚 |
○ |
男前をあげている樹。キリリが印象的です |
|
町田 |
コ |
男振りなんですね。剪定は角刈りかな~「剪定」は季語ですか? |
|
下河原 |
○ |
かっこいい庭師さんが樹木の剪定をされていたのかな。 |
|
白井 |
○ |
自宅・角刈りのドウダンつつじも真っ赤に |
|
小野 |
○ |
「木も男振り」「キリリ上げ」で、江戸前感ありますね。女性とはみなさなかったところも、作者らしい? |
|
|
|
|
27 |
ショルツ |
|
鉄橋の赤蔦越しにソフィア建つ |
|
月足 |
コ |
四谷駅からの風景 |
|
片岡 |
○ |
銀座の画廊で、昭和の名画に出会った思いがする句です。 |
|
木原 |
○ |
もの淋しい初冬の景が浮かぶ。下五は「建つソフィア」でも良いかも。 |
|
ショルツ |
コ |
四ツ谷駅の鉄橋に赤く色づいた蔦がいい感じで絡んでいて、その向こう側にはソフィア(上智大)キャンパス。実際は聖イグナチオ教会ですが字数が合わず、ソフィアに建ってもらいました。 |
|
町田 |
コ |
ソフィアは?上智大学? |
|
下河原 |
Q |
鉄橋越しに見える「ソフィア」はどんな建物なんでしょうか? |
|
白井 |
コ |
北欧の景色のような どこだろう? 下の句から 四谷だね |
|
小野 |
○ |
四谷界隈の雰囲気がよく出ていて、素晴らしい! |
|
辻 |
○ |
四谷の上智? |
|
|
|
|
28 |
ショルツ |
|
聖夜更けツリー煌めく紀尾井坂 |
|
片岡 |
○ |
紀尾井坂が効いています。 |
|
ショルツ |
|
ニューオータニ内外のクリスマスデコレーション。紀尾井町~赤坂見附の抜け道に見物がてら。「煌めく」か?「眩い」か?迷いました。 |
|
大治 |
|
山下達郎の曲を口ずさみたくなりました |
|
五嶋 |
○ |
華やかな坂の様子が目に浮かびます。 |
|
白井 |
|
もうXマスですねー |
|
小野 |
○ |
「紀尾井坂」という具体性がいいですね。 |
|
|
|
|
29 |
梅原 |
|
暁や身も引き締まる冬の朝 |
|
木原 |
○ |
寒い冬の朝を前向きに捉えていますね。僕は冬の朝は苦手です。 |
|
大治 |
コ |
空はかぎろい色に染まりその空を見ていると思わずぶるっととくる情景が目に浮かびます |
|
ショルツ |
コ |
たまには早起きして気を引き締めないとと思いました。 |
|
白井 |
コ |
そーですね ちなみいつも通勤朝でたときは 会社ではねーむーく |
|
梅原 |
コ |
新聞持つ手も凍えます |
|
広瀬 |
○ |
早起きして出掛ける前でしょうか?きっと大切な用事があるのでしょう!無事に大役を果たせたことをお祈りいたします。 |
|
小野 |
コ |
1日の始まりに身が引き締まり、寒さにも身が引き締まる感じが出てますね。 |
|
|
|
|
30 |
梅原 |
|
凛として山茶花彩る山小径 |
|
大治 |
○ |
凛としてという言葉の響きが寒さと花の清々しさが出ています |
|
白井 |
○ |
きれい 冬の空気にさざんかですかね |
|
梅原 |
コ |
久々に鎌倉散策しました |
|
月足 |
○ |
冬の山路も良いですね。 |
|
小野 |
コ |
「凛として」と「彩る」の組み合わせが、私の中では喧嘩して、うまく味わえなかったです。 |
|
|
|
|
31 |
梅原 |
|
駅裏の熱燗恋し縄暖簾 |
|
片岡 |
○ |
「駅裏」という所に同好の士を感じて、一票! |
|
木原 |
コ |
行きつけのお店ですか。熱燗の季節が来ましたね。 |
|
大治 |
○ |
酒飲みには良い季節になりました。鍋などいかがです |
|
白鳥 |
○ |
「駅裏」「熱燗」「縄暖簾」冬の鉄板トライアングル。「駅裏」じゃないとダメ。 |
|
手塚 |
コ |
私も恋しいです。 |
|
町田 |
コ |
言い知れぬ恋しさですね。 |
|
下河原 |
○ |
作者の縄暖簾での熱燗へのこだわりを強く感じます。 |
|
五嶋 |
○ |
同感。「駅裏」と「縄暖簾」の組合せが効果的。 |
|
白井 |
コ |
はーい なんかよくでてくる縄暖簾 いいね |
|
梅原 |
コ |
久々に暖簾をくぐった |
|
辻 |
○ |
いいね!みんないいねと言っていました。 |
|
|
|
|
32 |
梅原 |
|
手紙来てネット検索ジジサンタ |
|
片岡 |
|
お孫さんへのプレゼントをネットで捜す姿かな、…楽しそうだな。 |
|
白鳥 |
|
孫にクリスマスプレゼント。本物のサンタも「ジジ」だから。 |
|
久保田 |
○ |
お孫さんへのプレゼントですか?ジジサンタさん、嬉しいですね。 |
|
手塚 |
○ |
だれがサンタか良くわかっているご様子で。 |
|
ショルツ |
○ |
「よし来た!」と張り切る今時のジジサンタさんはおもちゃ屋じゃなくて、ネット検索。 |
|
町田 |
○ |
最後のジジサンタがいいですね。ネットも使ってお金もありそう。時代を表しています。 |
|
下河原 |
|
最近は、わからないことは直ぐにネットで検索してしまいます。 |
|
白井 |
|
サンタさん 00おねがいーとお孫さんから ネットでプレゼント探しかな |
|
梅原 |
|
今年もAmazon |
|
月足 |
|
Amazonでしょうか |
|
小野 |
○ |
お孫さんから手紙が来たら、それだけでうれしいですよね。ジジサンタの奮闘ぶり、ズキンズキン感じられます! |
|
|
|
|
33 |
下河原 |
|
寒夜空ヨルノヨビーム星めがけ |
|
片岡 |
○ |
ヨルノヨ、横浜赤レンガ街近くのイルミネーションなんですね。ビームが似合うなあ。 |
|
白鳥 |
Q |
ヨルノヨビーム??? |
|
手塚 |
Q |
ヨルノヨビーム |
|
久保田 |
○ |
ヨルノヨビーム=立ち上がる照明が夜空に向かう様が浮かびます |
|
下河原 |
コ |
みなとみらいの夜空にアートイルミネーションが照らされていました。 |
|
白井 |
コ |
【調査済】わかった みなとみらいだ 今度見にいきたいが |
|
町田 |
コ |
「ヨルノヨビーム」って言っている姿を想像!可愛い! |
|
月足 |
○ |
ヨルノヨ初めて知りました。行こうかな?でも寒いかな? |
|
ショルツ |
○ |
やるなぁ!横浜。 |
|
小野 |
Q |
ヨルノヨビーム? |
|
|
|
|
34 |
下河原 |
|
スカンディヤ暮のひと時ノスタルジー |
|
大治 |
Q |
スカンディヤ お店の名前ですか |
|
白鳥 |
○ |
「スカンディヤ」とはもしかして横浜の北欧料理店?私の好きな店ですが、関係ない? |
|
下河原 |
コ |
大さん橋の入り口に昔からスカンジナビア料理のレトロなレストランが有り、少し早いクリスマスディナーを食べてきました。 |
|
白井 |
コ |
これも横文字 夜のハマ繁華街? |
|
月足 |
コ |
スカンディヤ初めて知りました。行ってみようかな?でも高いかな。 |
|
ショルツ |
コ |
一度だけディナーに行ったことがあります。内装も重厚で立派でした。 |
|
小野 |
○ |
「スカンディヤ」は横浜のレストランのことでしょうか? ノスタルジックな建物に古き思い出を掛け合わせたと解釈しました。固有名詞はシーンが具象的になって、いいですね。 |
|
辻 |
○ |
行ってみたい、スカンディヤ! |
|
|
|
|
35 |
下河原 |
|
街路樹やひかり輝く聖誕祭 |
|
大治 |
○ |
この季節街中だけでなく住宅街でもイルミネーションが輝きこの句のように素敵です |
|
片岡 |
○ |
文句なく美しいです。 |
|
木原 |
○ |
街のイルミネーション美しいですね。 |
|
手塚 |
○ |
クリスマスのイルミネーションですよね |
|
下河原 |
コ |
クリスマスが近づくと街のあちこちがネオンで彩られます。 |
|
五嶋 |
○ |
シンプルに、いい句、だと思います。 |
|
白井 |
○ |
聖誕祭とはクリスマス? ちなみ8日は成道会と今回は開戦80年で複雑でした(余計な事) |
|
梅原 |
○ |
今年の夜の街は明るい |
|
町田 |
○ |
12月の街路樹はイルミネーションで艶やかですね。 |
|
広瀬 |
○ |
クリスマスイルミネーションからのお正月!今年はこの節操のない日本の風景が復活するかな? |
|
|
|
|
36 |
下河原 |
|
冬支度家主求めの庭剪定 |
|
下河原 |
|
父に頼まれ家主のいなくなった実家の庭木の剪定をいつもの植木屋さんにお願いしました。 |
|
白井 |
Q |
家主とはどなたですかね? |
|
町田 |
Q |
家主求めのがわかりませんでした。 |
|
ショルツ |
|
庭木もさっぱりと新年を迎えたいものです。 |
|
|
|
|
37 |
白井 |
|
冬暁や見慣れた景色に息をのむ |
|
大治 |
コ |
朝晩のかいぎろい色の空は素敵ですね |
|
白鳥 |
コ |
これ、わかります!いつもの景色がアクリル画みたいになって。 |
|
久保田 |
○ |
見慣れた景色を息を呑むくらいにしてしまうに冬暁の凄さ |
|
下河原 |
○ |
寒い朝の情景が素敵です。 |
|
白井 |
コ |
朝 いつもの駅までの道時差早出のため東空マジックアワー 朝焼け |
|
町田 |
コ |
カーンと凍てついた佇まいに見慣れた景色も一段と美しかったんですね。 |
|
広瀬 |
○ |
空気が澄んで、冬暁で本当に真っ赤に染まったのですね?見慣れた景色だからこその感動があります。 |
|
ショルツ |
コ |
朝日に映えた景色は早朝ならではなのでしょう。 |
|
辻 |
○ |
今年は夕日がとっても良い。 |
|
|
|
|
38 |
白井 |
|
陽だまりに山茶花光る庭の隅 |
|
片岡 |
○ |
やはり紅でしょうか。花弁も根方に散って、冬の光の中で美しいです。 |
|
大治 |
○ |
寒い季節に温もりを与えてくれる句です。 |
|
白鳥 |
○ |
山茶花、冬の彩りですね。「陽だまり」とナイスマッチです。 |
|
五嶋 |
○ |
「陽だまり」の暖かさが伝わってくる感じの句、だと思います。 |
|
白井 |
コ |
昼 穏やかな昼下がり周りが冬枯れでぽっかり山茶花のピンク・緑が際立って |
|
梅原 |
○ |
山茶花いいよね |
|
月足 |
○ |
はっこりあたたかな冬 |
|
|
|
|
39 |
白井 |
|
ドウダンの移ろい終わりし冬夕焼け |
|
片岡 |
○ |
ドウタンツツジの紅葉も見事ですね。大概は丸く刈られて、赤からオレンジへと移ってゆく。 |
|
木原 |
○ |
ゆっくりとした時の流れを感じさせるいい句ですね。中七が八字になっている所は工夫して七字にできたのでは? |
|
白井 |
コ |
夕 夕焼け時にどうだんつつじ角刈りクネが真っ赤に(今年は遅い) |
|
町田 |
○ |
ドウダンツツジの紅葉の色は日々深まって本当にきれいです。でも、もう終わり。ふと目を上げると夕焼けの色になっている。素敵です。 |
|
|
|
|
40 |
白井 |
|
寒月に妖怪なりぬ蘇鉄囲い |
|
片岡 |
|
こも巻きされた姿を写真で見ると、確かに蓑笠(みのかさ)を被ったお武家さんの妖怪みたいだ。 |
|
大治 |
|
大きな蘇鉄でなんとなく想像できます 確かに夜見ると怖いかも 妖怪という表現がぴったり |
|
白鳥 |
|
ソテツの木を寒さから守るために囲ってあげたら、お化けのように(笑) |
|
手塚 |
○ |
そうかソテツの冬囲いが妖怪に見えるのですね |
|
下河原 |
○ |
寒い月夜に覆われたソテツが妖怪のように見える様ですかね。 |
|
白井 |
|
夜 蘇鉄の冬囲いに12月の満月が当たり モンスター化(本件は最近やってなく子供の頃の想像です) |
|
月足 |
○ |
冬支度をユーモラスに。 |
|
ショルツ |
○ |
月明かりの下ではまさに妖怪! |
|
小野 |
○ |
「蘇鉄囲い」を調べて、なるほど!と共感しました! |
|
|
|
|
41 |
辻 |
|
外堀を走る列車は秋の色 |
|
片岡 |
○ |
中央線快速がオレンジ、絲武線は黄色、ちょこっと見える地下鉄丸ノ内線や銀座線もいいかも。 |
|
大治 |
コ |
中央線の列車から紅葉のイメージですよね |
|
白鳥 |
コ |
斜めの陽射しが「秋の色」なんですよね。電車の色に秋を感じる感性がすごい。 |
|
久保田 |
○ |
秋の色ってどんな色だろうと思えてきたきます。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 |
|
五嶋 |
○ |
中央線も総武線も、確かに、秋の色。 |
|
白井 |
○ |
いいね でもおじさんは ♬「春色の汽車に乗って海につれててよ・・」がいいかも 失礼 |
|
梅原 |
○ |
黄金列車? |
|
月足 |
コ |
市ヶ谷あたりの中央線総武線? |
|
ショルツ |
コ |
黄色の総武線、橙色の中央線、そういえば秋色ですね。 |
|
小野 |
○ |
確かに総武線各駅停車の黄色は、イチョウの色に見える。目の付け所が面白いです。 |
|
辻 |
コ |
中央線の赤と総武線の黄色です |
|
|
|
|
42 |
辻 |
|
大水や小さな落ち葉あつまりて |
|
片岡 |
Q |
これは小さな落ち葉(小さな要因)も集まって流れをせけば、〈大水〉の原因となる、という教訓でしょうか。 |
|
白井 |
コ |
そうですね 冬なのに雨多く |
|
辻 |
コ |
落ち葉で排水溝が詰まって、洪水! |
|
|
|
|
43 |
辻 |
|
秋深しイエローロード夢の国 |
|
木原 |
○ |
銀杏落ち葉が敷き詰められた道でしょうか。夢の国に迷い込んだよう? |
|
大治 |
コ |
銀杏の黄葉は特に今年はきれいでした |
|
下河原 |
コ |
いちょうの葉が、地面一面に落ちていてイエローロードになっている様ですかね。 |
|
白井 |
コ |
夢の国とは TDR? 全く私的ですが うちの娘赤いロード歩くこともなくさっさと嫁に |
|
町田 |
コ |
ほんとうに!こんな夢のない私でも、夢の国のように思います。 |
|
広瀬 |
○ |
イエローロード!良い表現ですね!私も「ゴールドカーペット」と勝手に名付けて喜んでおります。 |
|
小野 |
コ |
イエローロードとは? |
|
辻 |
コ |
イチョウの葉で道がオズの魔法使いのイェローブリックが浮かびました。 |
|
|
|
|
44 |
辻 |
|
みーつけた落ち葉が織りなすタペストリー |
|
大治 |
○コ |
可愛いイメージが素敵です |
|
白鳥 |
○コ |
楽しく素敵な句です。落ち葉をタペストリーに見立てているのもお洒落だし「みーつけた」が楽しい。 |
|
手塚 |
○コ |
みーつけた。可愛らしいです |
|
下河原 |
○コ |
「みーつけた」落ち葉のタペストリーが良いですね。 |
|
白井 |
コ |
そうですか落ち葉のモザイクかね |
|
町田 |
○コ |
自然は芸術ですね。タペストリーがいいですね。 |
|
月足 |
○コ |
偶然が作ったあたたかな模様。 |
|
ショルツ |
○コ |
自然の芸術を見つけた無邪気な歓声。 |
|
辻 |
コ |
様々に色の落ち葉がとっても綺麗でした。 |
|
|
|
|
45 |
手塚 |
|
南天の一輪挿しに朝日射し |
|
片岡 |
○ |
この清澄なたたずまいも、私には日本画の名画です。 |
|
木原 |
○ |
素敵な朝ですね。南天を一輪挿しにしている作者に好感が持てます。 |
|
白鳥 |
○ |
一幅の絵のような静かさ。いいです。 |
|
白鳥 |
○ |
一幅の絵のような静かさ。いいです。 |
|
大治 |
コ |
綺麗な句です |
|
手塚 |
コ |
庭の南天の枝を妻が一輪挿しにしていたので |
|
下河原 |
○ |
南天の実が一輪挿しに飾られていてそこに朝日が差し込む姿が絵のようです。 |
|
五嶋 |
○ |
紅い実に朝日が射す情景って、いいですね。 |
|
白井 |
○ |
いいね すごーく 南天にさす冬朝日の情景 |
|
梅原 |
○ |
一輪押し いいね! |
|
町田 |
コ |
映像が見えます。一輪に集中した視点がすごい。 |
|
小野 |
○ |
南天の赤、一輪挿し、朝日の組み合わせで、とても綺麗な絵が浮かびます。素敵! |
|
辻 |
○ |
美しい |
|
|
|
|
46 |
手塚 |
|
冬木立すべり台ごと待ち受けに |
|
片岡 |
コ |
冬の公園、誰もいない「すべり台」も木立ちに映えてよいけど、ちょこんとてっぺんに小さな子がいるのは、さらにをかし! |
|
白鳥 |
コ |
冬木立と滑り台の写真を待ち受けにしているということ? |
|
白鳥 |
コ |
冬木立と滑り台の写真を待ち受けにしているということ? |
|
大治 |
○ |
すべり台を滑るお孫さんの写真を待ち受け画面にしたのかな。そんな情景が浮かんだ句です |
|
手塚 |
コ |
秋のスマホの待ち受け画面の写真です |
|
白井 |
コ |
そのまま 冬景色そのまま待ち受けですか お孫さん入り?? |
|
町田 |
○ |
「すべり台ごと」の妙。さりげなく風景を確かなものにしている。 |
|
広瀬 |
○ |
子供の居ないすべり台と葉の無い木立が重なった風景は、本当に冬寂を表してますよね! |
|
月足 |
○ |
絵になりそう。 |
|
ショルツ |
○ |
冬の無人のすべり台は人造の冬木立のよう。 |
|
|
|
|
47 |
手塚 |
|
返礼の声届けるも歳暮かな |
|
片岡 |
コ |
こんな時勢だからこそ、ですね。 |
|
白鳥 |
コ |
元気な声を聞いてもらうのも、暮れのご挨拶。 |
|
白鳥 |
コ |
元気な声を聞いてもらうのも、暮れのご挨拶。 |
|
大治 |
○ |
1年に一度の会話による繋がり 日本の風習の良いところを実感させてくれます |
|
手塚 |
コ |
お歳暮いただいた方へのお礼の電話も風物詩 |
|
白井 |
コ |
そうですね はや1年 勝手に好きな歌の句が頭に ♬「月は巡る光のように瞬きをする間に」 |
|
|
|
|
48 |
手塚 |
|
暦売り義父(ちち)の師匠は孫となり |
|
手塚 |
|
91歳の義父は孫にスマフ操作を習っています |
|
下河原 |
Q |
お孫さんがカレンダーを配っているのかな? |
|
白井 |
|
ひょっとすると 鬼平のことかな?ならばとっーても残念ですが |
|
久保田 |
○ |
デジタルの指南は孫から?ということなのかな。暦を買う季節ですね。 |
|
町田 |
Q |
「暦売り」という季語。わざわざ「義」にしている点。そして孫が何の師匠なのか?教えて下さい。 |
|
月足 |
|
お孫さんがおじいさんにこれはねって教えてる。何をかな? |
|
小野 |
Q |
どういう句なのか、知りたいです。 |
|
ショルツ |
Q |
おじいちゃんがお孫さんの言いなりになっているのか?暦売りとの関係は? |
|
|
|
|
49 |
白鳥 |
|
苔に散る紅葉(もみじ)残せり落ち葉かき |
|
月足 |
○ |
苔を傷つけず、緑と紅の対照も残したい。 |
|
片岡 |
○ |
あえて模様に残した「紅葉」が、苔の縁に映えてる。庭人の美しさ。 |
|
木原 |
○ |
苔の上にある紅葉はわざと掃かずに残したのか。粋な計らいです。 |
|
大治 |
○ |
4句とも各々世界があり素晴らしい句で感激です。特にこの句に感激。色の対比が目の前に浮かんで来る句です。京都唐招提寺の鑑真和上廟の散紅葉を思い出しました |
|
月足 |
○ |
苔を傷つけず、緑と紅の対照も残したい。 |
|
白鳥 |
コ |
マンションの敷地内の落ち葉がきれいに掃かれていましたが、公園の苔庭に散った真っ赤な紅葉はそのまま。管理人さん、粋だな。 |
|
手塚 |
○ |
風流な句です。美しい風景。 |
|
下河原 |
○ |
文学的表現ですね。私にはまったく表現できません。 |
|
五嶋 |
○ |
この時季の静けさ、をすごく感じます。 |
|
白井 |
○ |
いいね 初冬の情景で でも今年は半月づれるね |
|
久保田 |
○ |
苔に残る紅葉があまりにも美しかったんですね。最後に落ち葉かきで状況設定が見えました。 |
|
梅原 |
○ |
風流ですなぁ |
|
町田 |
コ |
何かの話にあったような、日本人ならではの美意識ですね。 |
|
ショルツ |
コ |
ただのお掃除でない風情の守り人。 |
|
|
|
|
50 |
白鳥 |
|
蓑虫やひとりぼっちの小宇宙 |
|
月足 |
コ |
小さな宇宙に想いを寄せてみたくなります。 |
|
片岡 |
○ |
孤独に冬の中にとどまる姿。でも、「小宇宙」を感じさせる秦然たる姿。 |
|
木原 |
○ |
蓑虫の立場から詠んだ句か。発想が面白い。 |
|
大治 |
○ |
本当に小宇宙を表現していますね |
|
月足 |
コ |
小さな宇宙に想いを寄せてみたくなります。 |
|
白鳥 |
コ |
久しぶりに見た蓑虫。子どもの頃手で外皮を破ろうとしてあまりの頑丈さに諦めました。誰も寄せつけない堅牢な壁に囲まれた自分だけの世界。うらやましくも寂しいような。 |
|
白井 |
○ |
いたの! 先日駅そば桜の木から垂れ下がって 久々に発見したんだけど おじさん最近強く想います 「生まれ変わればミノムシに」 |
|
広瀬 |
○ |
確かに!小宇宙であり、蓑の中では命が育まれていますよね!小さきものにも目を向ける作者の優しさが表れています。 |
|
小野 |
○ |
誰かが作りそうな句ではあるけれど、世界観があり、好きです。 |
|
ショルツ |
○ |
納得!蓑虫は独りで完結している!深い観察。 |
|
辻 |
○ |
蓑虫から宇宙へ |
|
|
|
|
51 |
白鳥 |
|
緋の蔦をまといて艶(あで)な古土蔵 |
|
片岡 |
○ |
渋さと艶(つや)の、絶妙なバランス。 |
|
大治 |
○ |
古土蔵が着物を着ているような感慨を持ちました |
|
白鳥 |
コ |
近所にある旧家の土蔵。壁に張りついた蔦が紅葉して柿右衛門のような風情でした。 |
|
下河原 |
○ |
紅葉した蔦が古い土蔵が絡まっている姿が目に浮かびます。 |
|
白井 |
コ |
いいね渋い景色 なんか落ち着くというか |
|
小野 |
○ |
「緋の蔦」は紅葉した蔦ですか? それを「まとい」としたことが、この句を上に押し上げています。 |
|
ショルツ |
○ |
土蔵に緋の蔦がまとうと艶やかに映える!この私も蔦の紅葉を詠みましたがちっとも色気が出ませんでした。 |
|
|
|
|
52 |
白鳥 |
|
それぞれの窓に等しく年の暮れ |
|
大治 |
○ |
優しい気持ちがこもっていて嬉しいです。 |
|
白鳥 |
|
近所の、豪邸にも社宅にもアパートにも、等しく年末の夕陽が射しているのを見て。 |
|
手塚 |
○ |
意味深。今年もいろいろなことがありました |
|
白井 |
|
そのとーり 最近は地味な出窓にイルミをですかね |
|
町田 |
○ |
「人」ではなく「窓」としたところが非凡ですね。家庭とか家族を感じました。 |
|
小野 |
○ |
ぱっと見たところ、それらしい工夫が感じられないところが素晴らしい。この平凡な単語を使って、読み手にここまで風景をイメージさせながら、意味も感じさせ、非凡な句にしていると感じました。3つの○をつけましたが、これが一番素晴らしいと思いました。 |
|
ショルツ |
|
そうですよね、与えられた時間は平等なのに、自分だけ忙しがってはダメですね。 |
|
|
|
|
53 |
大治 |
|
湯の花や心も浸(つ)かる冬の宿 |
|
片岡 |
○ |
例の、寒い空気の中で湯に足を入れ、首まで浸かった瞬間の、あのうなり声が出てしまう。 |
|
大治 |
コ |
11月下旬に久し振りに家族4人、義理の両親一家6人と奥塩原温泉に行きました。その時の4句です。奥塩原温泉は濁り湯で有名な温泉、露天風呂にて湯の花を見て一句 |
|
白鳥 |
コ |
この句を見るだけで温泉の熱が体にじんわりきます~ |
|
下河原 |
○ |
雪を見ながらの冬の露天風呂は、最高ですね。 |
|
五嶋 |
○ |
「心も浸かる」が、いい。 |
|
白井 |
○ |
いいなー ごゆっくりとあたたまって 風呂上りにマミー |
|
久保田 |
○ |
心も浸かる、いいですね。心底くつろげそうな温泉宿の風景が浮かびます。 |
|
梅原 |
○ |
やっぱ冬は温泉だねぇ |
|
町田 |
○ |
いいですねー。この通りです。温泉は心も温かくなります。 |
|
広瀬 |
○ |
「心も浸かる冬の温泉宿」…もうしばらく行ってないな~羨まし過ぎるーーー!あ、良い句ですよ! |
|
月足 |
○ |
ほっこり、幸せ |
|
ショルツ |
○ |
身体も心も温まる冬の湯治。 |
|
|
|
|
54 |
大治 |
|
湯けむりに灯しびかすむ冬の暮 |
|
片岡 |
○ |
雪が舞っている、雪が湯けむりで温かい。 |
|
大治 |
コ |
夕暮れにともった灯りも湯けむりでぼんやり、心も温泉に浸かりぼんやりです。 |
|
白井 |
○ |
いいなー いいなー みなせわしなくですが ゆっくりですかねー |
|
|
|
|
55 |
大治 |
|
月は天濁り湯の上散り紅葉 |
|
木原 |
○ |
温泉四部作でしょうか。天を見上げると月が、そして目の前には湯に浮かぶ紅葉の葉。羨ましい。 |
|
大治 |
コ |
露天風呂での情景、真上にはお月様、お風呂には散り紅葉が浮かんでいる。なんとも言えない風情です |
|
白鳥 |
○ |
濁り湯の露天風呂に紅葉の葉。空には月。体の奥底からため息が出る句です。 |
|
手塚 |
○ |
うらやましい。今回は温泉シリーズ |
|
白井 |
○ |
いいなー ♨さいこー 見上げれば月 湯舟にはいろはの手 |
|
久保田 |
○ |
月を見ながら紅葉に囲まれ露天風呂に浸かる、理想じゃないですかあ。 |
|
町田 |
コ |
思い出します。コロナ禍の前、露天風呂に散紅葉 |
|
月足 |
コ |
これまた、露天風呂の幸せ |
|
小野 |
○ |
4句とも、とある温泉宿でのシーンですよね。中でもこの句は、月と紅葉を使って、露天のシーンをよく伝えている同時に、至福の時を味わっている作者の心境も伝わってきます。 |
|
ショルツ |
コ |
温泉と紅葉狩り極上のひと時ですね。 |
|
|
|
|
56 |
大治 |
|
露天にて燗酒を飲む酒冥利 |
|
片岡 |
|
至福 |
|
大治 |
|
最後はお酒の句。露天風呂で飲む桶酒(燗酒)は酒飲み冥利に尽きます。 |
|
白鳥 |
|
黄桜のCMを思い出しました(笑)いいね! |
|
手塚 |
|
なんと贅沢な私も酒冥利にあやかりたい |
|
下河原 |
|
お酒を飲む方は、露天風呂での晩酌は最高なんでしょうね。 |
|
白井 |
○ |
いいなー もっといいなー 温泉酒 でも飲みすぎ注意 足元注意 で |
|
町田 |
|
私が今まで行った温泉にはこういうサービスはないんですが、特別室ですか? |
|
月足 |
|
まったく同感 |
|
辻 |
○ |
いいな! |
|
|
|
|
57 |
町田 |
|
陽の錆朱残す片側月冴ゆる |
|
片岡 |
○ |
「錆朱」(さびしゅ)とは、何とあの月食にふさわしい表現でしょうか。私もあの月を句にして、職場隣席の「うにの母」理科教員から写真をもらったので、後でLINEに貼っておきます。 |
|
大治 |
コ |
月食をこの様に表現できる 才能有り |
|
白鳥 |
コ |
空に太陽と月が同居しているのでしょうか。「錆朱」に勢いをなくした陽射しを感じます。 |
|
手塚 |
○ |
錆朱という色彩、表現がつうです。 |
|
白井 |
コ |
ひょっとすると 月食??かな 赤くぼーっとなてく いつもはっと気付きます 月の光も太陽の反射だと |
|
久保田 |
○ |
木の片側にまだ火が当たっている中、もう片側に月。なんてロマンチックな美しい光景なんでしょう! |
|
町田 |
コ |
日暮れが早いので犬の散歩は陽の沈んだ後です。でも空は錆び朱色が残っていて、しかも月が冴え始めます。 |
|
ショルツ |
○ |
錆朱、、、味のある色ですよね。月の出の一瞬、見てみたい。 |
|
|
|
|
58 |
町田 |
|
落葉敷き老木立つや揺るぎなし |
|
片岡 |
○ |
老木はかくありたし、と思います。 |
|
大治 |
○ |
老木の逞しさを感じました。我々も老木のように逞しく生きたいと思います |
|
白鳥 |
○ |
落ちた葉はその木の栄養になるんですよね。そうやって長い年月揺るぎなく立ってきた木の存在感をありありと感じます。 |
|
下河原 |
○ |
しっかり根を張った老木が作者の生きざまのように感じます。 |
|
五嶋 |
○ |
「揺るぎなし」、こうありたいものです。 |
|
白井 |
コ |
勝手な解釈:1年の仕事を足元に終え落ち葉を敷き詰めた老木、これで来年も 斯くわが身も なんだけど |
|
町田 |
コ |
葉を落とした老木はその枝ぶりや佇まいがかっこいいです。 |
|
小野 |
○ |
私が先月作った「老木やこうべ垂れるも月仰ぐ」と句の意図は似通っていますが、はるかに力強く、格調があります! |
|
ショルツ |
○ |
老木が養分を与えてきた葉が今度は腐葉土のなる。自然の輪廻に「揺るぎなし」と力強く! |
|
|
|
|
59 |
町田 |
|
山の背にゆらりとろける冬入日 |
|
片岡 |
○ |
「ゆらりとろける」の悠揚せまらぬ姿、この方の心の在り方は美しい。 |
|
手塚 |
○ |
なんだろうゆらりとろけるに惹かれます |
|
下河原 |
○ |
冬の夕日が山の影に落ちる様「ゆらりとろける」の表現素敵です。 |
|
白井 |
○ |
いいねーこれ とけるようにおおーきなおひさま すーと沈んじゃったよね 斯くわが身も? |
|
梅原 |
○ |
ゆらりとろけるがいいね! |
|
町田 |
コ |
大きな夕陽がとろけるように落ちてゆく。こんな日の入りに遭遇しました。 |
|
広瀬 |
○ |
まるで空の全部が山の背に溶けて隠れてしまうような冬入日の壮大な風景が頭に浮かびました! |
|
月足 |
○ |
おだやかな冬の入日 |
|
ショルツ |
○ |
柔らかな冬の日没は「とろける」んですね~。こんな表現できません! |
|
|
|
|
60 |
町田 |
|
風止まり景色まるごと日向ぼこ |
|
木原 |
○ |
ほのぼのとしたほんとにいい時間を過ごしているのですね。 |
|
白鳥 |
|
小春日和の暖かさがじーんと。 |
|
白井 |
|
あったかな小春日和とはこのことですかね 光が眩しね |
|
町田 |
|
いつもは暗い中起きるのですが、遅く起きた日曜日、窓の外はまるごと日向ぼっこしていました。 |
|
月足 |
|
ホッとしますね。 |
|
辻 |
○ |
ほっこり温まりました。 |
|
|
|
|
61 |
広瀬 |
|
妻眩しイルミネーション冬の宵 |
|
片岡 |
コ |
お二人で夜のデートでしょうか。 |
|
白鳥 |
コ |
奥さんに見とれている。これぞリア充ですね! |
|
下河原 |
○ |
妻に感謝されている様ですかね。 |
|
白井 |
Q |
うーん とり方で 妻=眩しいなら:ごちそうさま 妻&イルミで眩しい:もっとっごちそうさますてきな夜を ちなみ 妻が眩しいと言っているはないよね |
|
町田 |
コ |
ごちそうさま |
|
広瀬 |
コ |
妻とよみうりランドに行った時の句です。イルミネーションを楽しんでいる妻の横顔の光の変化を見て、私も楽しくなったという単純な句ですが、いつも感謝を忘れてはいけないと思っております。 |
|
小野 |
○ |
いまだに「妻を眩しい」と思うその感性が素晴らしい! そして、「妻眩し」の眩しい感じと、イルミネーションが眩しい感じがミックスして、味わいを出しています。 |
|
ショルツ |
コ |
奥様もイルミネーションも眩しい☆彡 |
|
|
|
|
62 |
広瀬 |
|
パーパット木の葉雨降りうっせぇわ! |
|
木原 |
コ |
これはよく分かる。11月下旬に行ったゴルフは落ち葉との戦いだった。 |
|
白鳥 |
コ |
「うっせーわ」いいね!言いたくなる時ありすぎです。 |
|
手塚 |
○ |
気持ちは分かります。冷静に。 |
|
五嶋 |
○ |
うん、よくわかる。 |
|
白井 |
コ |
ガッテン 小出しにくると毎日掃除が |
|
梅原 |
○ |
わかるわかる |
|
広瀬 |
コ |
滅多にないパーチャンス、急に木の葉雨が降ってきて、マジ「うっせぇわ!」という気分でした。結果は…心乱れてボギーです。 |
|
月足 |
コ |
こんな時に限って |
|
ショルツ |
コ |
集中したいのに!!素直な叫びがいいですね。 |
|
|
|
|
63 |
広瀬 |
|
時間(とき)いつも親切な友12月 |
|
木原 |
コ |
ユーミンの12月の雨。僕は浦島太郎の玉手箱を想起します。 |
|
大治 |
○ |
懐かしい友と忘年会をする。今年は格別な気持ちです。そんな気持ちになりました |
|
白鳥 |
○ |
時はいつの日にも親切な友だち…何もかも思い出に。 |
|
下河原 |
Q |
12月と親切な友との関係は? |
|
白井 |
コ |
いつも忘年会なかま?ですか |
|
久保田 |
コ |
ユーミンですね!12月の雨、好きです。 |
|
広瀬 |
コ |
ユーミン「12月の雨」のオマージュ。「時はいつの日にも大切な友達、過ぎてゆく昨日を物語に変える」という歌詞が、高校生の時から大好きで、この時期になると毎年聴いてます。 |
|
|
|
|
64 |
広瀬 |
|
木守りの様に生きたし我六十路(むそじ) |
|
片岡 |
○ |
「木守り」とあるこの「木」を見つけた人の句ですね。 |
|
木原 |
○ |
木守りという季語初めて知りました。60歳を過ぎてその感じ、いいですね。 |
|
大治 |
|
木守りという言葉初めて知りました |
|
白鳥 |
○ |
「こうありたい」と思うことが少なくなってきたこの頃。心に刺さりました。 |
|
手塚 |
|
木守りの様に生きるという心情は? |
|
白井 |
○ |
同感ですが 一応:いえいえまだ人生これから |
|
久保田 |
○ |
木守り、初めて知りました。未来につなげる、周りの人のことを考える。季語は比喩にしてはいけないと聞いたことがありますが、木守を生き方の目標に掲げたのはとても分かりやすいと思います。 |
|
町田 |
○ |
「木守り」という季語。一つだけ残された実の様に行きたい!という強い思いを感じました。具体的にどういうことか興味あります。 |
|
広瀬 |
|
六十路も半ばにさしかかり、未だ宮仕えの日々ですが、木守りの様に会社存続に少しでも貢献し、後輩たちに何かを残したいと思う今日この頃です。 |
|
月足 |
○ |
これまでいろいろありました。そして六十路。 |
|
ショルツ |
○ |
きっぱりとした決意が感じられます。 |
|
辻 |
○ |
木守り:調べました。ジーンとしました。 |
|
|
|
|
65 |
片岡 |
|
月の食六十年後を思ひて観む |
|
片岡 |
コ |
1881年12月以来の140年ぶりに、赤くなる深い部分月食が全国で観測できました。次回、全国で食の最大が観測できるのは65年後の2086年11月21日だそうです。どんな人が観るのでしょう。月は我々の人生を越えて人をつなげます。 |
|
大治 |
コ |
遥かな想いを感じます。すいません私は観るではなく飲むです |
|
白鳥 |
コ |
次の皆既月食の頃は。宇宙の時間に比べれば何もかも小さい。 |
|
白井 |
○ |
そーですね 120歳 サプリをのんで毎日運動でひょっとすると行けるかも しかも目が超老眼でOK |
|
広瀬 |
○ |
「何十年に一度」と言われる天体ショーの数が増えてきたような気がします。観ている人の数だけ「思い」がある事を考えるのも面白いですねー |
|
町田 |
コ |
自分の死後の日本や地球のことを考えているのが面白いです。 |
|
ショルツ |
○ |
次の月食は〇十年後と言われるとね~ |
|
|
|
|
66 |
片岡 |
|
ぶーんと鳴るドグラマグラの冬光り |
|
片岡 |
コ |
四十年前に一度だけ読んだ小説を、冬の光のなかでボーッとしていたら思い出しました。何というか、記憶の中から、光り出すように。 |
|
白鳥 |
コ |
夢野久作ですか。 |
|
手塚 |
Q |
ドグラマグラ?難しそうな小説?ぜひこの句の解説をお願いします |
|
下河原 |
Q |
「ドグラマグラ」はググると探偵小説家夢野久作の代表作ですが、 この句は、どういう意味なんでしょうか? |
|
白井 |
コ |
【調査済】チャカポコチャカポコ ブーンかな 読んでなくわかりません |
|
月足 |
Q |
夢野久作の奇書?教えてください。 |
|
ショルツ |
コ |
独特の世界があるようですね。 |
|
|
|
|
67 |
片岡 |
|
雨うなる冬夜の雷鳴句を思ふ |
|
片岡 |
コ |
11月から12月へ代わる深夜の雨は凄く、雨音に目が覚めました。そのとき窓が光り、雷鳴が。そんなとき、この景を句にしたいと思う自分がいて。 |
|
手塚 |
○ |
|
|
下河原 |
○ |
深夜の避雷針の落雷で、火災報知器が誤作動してマンション中で大騒ぎになりました。 |
|
白井 |
コ |
先日夜中ドンと 近くの知り合い宅落ちたみたいで通信が不能に なんでとても俳句のネタにならずです |
|
梅原 |
○ |
先日もそうでしたね |
|
月足 |
○ |
まったく同じ思いでした。 |
|
|
|
|
68 |
片岡 |
|
音もなし満員電車に咳一つ |
|
片岡 |
|
二年目のコロナの年に。人との距離でいえば、やっぱり寂しい年に感じました。来年はどこへ運ばれて行くのでしょう…。どうか、佳い年でありますように。 |
|
木原 |
○ |
この瞬間、ドキッとしますよね。 |
|
大治 |
○ |
逆に若い人が大声で話をしているといらっとする自分に反省させられる句です。 |
|
白鳥 |
○ |
車内のビミョーな緊張感をうまくとらえています。クスッとと笑ってしまう。 |
|
手塚 |
○ |
コロナは下火ですが。咳には敏感に反応 |
|
五嶋 |
○ |
今のご時世の雰囲気をずばり表現した、一句。 |
|
白井 |
|
そーですね 歳のせいか急にせき込み(いわゆるつば誤嚥かね)我慢できず 下りることありの今日この頃でーす |
|
久保田 |
○ |
これいまだ緊張しますよね。緊張する状況を読んでいますが、句は美しい。 |
|
町田 |
○ |
コロナ禍のリアリティー。コロナ前ならそれほど静か、コロナ禍はヤバい! |
|
小野 |
○ |
この空間に流れた瞬間的で気まずい空気、すっごく伝わってきます。 |
|
ショルツ |
|
緊張感のある通勤時間帯の電車ですね。最近はかなりゆるんできたような。 |
|
辻 |
○ |
ゾッとしますね。 |