句会!!
月足
No.1 山のランチおしゃべりとぎれ百千鳥
広瀬 | ○ | 春の穏やかさとともに、自然の躍動と、作者の心が弾む様子が伝わってくる良句です。 |
片岡 | ○ | にぎやかなおしゃべりとさえずりの間の一瞬の静けさに惹かれる句。 |
五嶋 | ○ | 山の情景と息吹がとても感じられます。 |
白井 | コ | ももちどりですか いいですね 新緑・鳥のさえずり |
手塚 | ○ | 「ももちどり」の季語は上級者ですね。 |
下河原 | ○ | 「百千鳥」と言う季語に惹かれます。 |
月足 | コ | 気がつくと、いろいろな鳥が思い思いに鳴いています。 |
町田 | ○ | 「百千鳥」という季語が素敵。いろいろな小鳥が囀ることを一言で言い表せるんですね。人のおしゃべりと鳥のおしゃべりを山が聴いている感じもしました。 |
No.2 桜蕊ひとつハットの縁(ふち)にあり
木原 | ○ | 一瞬の何気ないシーンをうまく俳句にしましたね。残念なのは「桜蕊」だけでは季語にならないとの事。「桜蕊降る」まで言うと季語になるそうです。 |
白鳥 | Q | 小さな春のしるし。すぐに払い落とすのではなく、じっくり季節を堪能しているのが素晴らしい。 |
大治 | ○ | 桜芯で季節の移ろいを表すのはさすがです |
広瀬 | ○ | 桜蕊とハットの取り合わせが絶妙。蕾→五分咲→開花→落花→桜蕊と、最後まで人を楽しませてくれる桜シーズンのフィナーレな感じ。 |
片岡 | ○ | 絵が浮かびます。 |
白井 | ○ | 要調査『さくらしべふる』ですか 日本人の季節・花に対する真摯な感性の深さが感じられ しぶー |
手塚 | コ | 桜しのふるって初めて聞きました。 |
ショルツ | ○ | 散った後も楽しみ尽くしてまた来年。 |
久保田 | ○ | 桜の季節も終わりだなあという感じがしんみり伝わってきます。 |
月足 | コ | 散歩から戻ると、ハットの縁に桜蕊がひとつ。 |
No.3 5月来ぬ産休明けの母子ぽつり
白鳥 | コ | どこに「ぽつり」といたんだろう。気になる。 |
白井 | Q | お孫さん 産休明けでとは? お父さんが産休だっのですかね |
ショルツ | コ | 仔細がありそうです。 |
下河原 | Q | 「5月来ぬ」の意味を解説して下さい。なぜ母子がぽつりでいるのですか? |
月足 | コ | 5月は聖母月、母の日もありますが、コロナ禍もあり、不安を抱えるお母さんも多く、五月病的にも。 |
No.4 青芝のがっつり絡むラフショット
木原 | コ | ラフが元気な季節になってきた。フェアウェイキープが大事だ。 |
白鳥 | コ | ワオ。渾身の力を込めてラフから空へ! |
五嶋 | コ | この様子(とその時の気持ち)よーくわかります(笑)。 |
白井 | コ | 芝生も伸びてきて ラフかのダシュツ大変だね |
ショルツ | コ | 手強そうですね。 |
小野 | ○ | この季節らしい緑が目に浮かぶ句ですね。 |
月足 | コ | 広いフェアウェイでなく、ラフを渡り歩く我が腕の問題ですが |
辻 | ○ | なんか楽しい |
久保田
No.5 くるくると葛の新芽を指に巻く
木原 | ○ | 一人新芽を指に巻きながら何を考える?気になります。ほっておけない気分になります。 |
片岡 | ○ | 独特のヒゲの感触がよみがえります。 |
白井 | ○ | うーん 子供のしぐさかね |
手塚 | ○ | なるほどです。情景豊かな表現です。 |
ショルツ | ○ | 思わず触れたくなる新芽の柔らかさ。 |
久保田 | コ | 新芽は柔らかく、ついつい触りたくなります。 |
町田 | ○ | やわらかい新芽を見て思わず巻き取ったのですね。やってみたいなあ。 |
No.6 薫風や汗ばむ額そっと撫で
木原 | ○ | 風の薫る季節になってきました。そっとハンカチを差し出したい気持ちになります。 |
白鳥 | コ | さわやかな五月の風が気持ちいい! |
大治 | ○ | 気持ち良い季節感が伝わってくる良い句です |
五嶋 | ○ | 初夏の季節の感じがすごく伝わってくる。 |
白井 | コ | そう 急に暑いね また急に寒い 腰が痛く(個人的感想でした) |
ショルツ | ○ | 気温は高くても爽やかなのがこの時期。 |
下河原 | ○ | 「薫風」と言う季語私も使って見ました。素敵ですね。 |
久保田 | コ | |
月足 | コ | 季重なりですが、爽やかだけど少し汗ばむ、あります。 |
辻 | ○ | 美しい。 |
No.7 青葉越し母が暮らした302
木原 | ○ | 302という具体的描写がお母様を思う気持ちを深く伝えます。「母が」は「母の」の方が良かったかも。 |
白鳥 | コ | 302はご実家の部屋番号ですね。 |
広瀬 | ○ | 亡くなったお母様のアパートに片づけに来られたのでしょうか?青葉越しという言葉にそこで暮らしていたお母様への郷愁が感じられます。 |
片岡 | ○ | 亡くなった御母堂がいた部屋を新緑ごしに望見する。何ともいえない情感が湧いてきます。 |
五嶋 | Q | 「302」とは? |
白井 | コ | そーですか 日数ですかね? |
ショルツ | コ | お母様の面影を思い浮かべつつ、、、でしょうか。 |
下河原 | Q | 「302」とは、母が暮らしておられた302号室の意味でしょうか? |
小野 | ○ | 「302」の具体性がそこにいたお母様の存在を彷彿させてリアルな印象に思いました。 |
久保田 | コ | 施設の方々にとても良くしていただいたので、今でも懐かしく、そばを通りたくなります。あの部屋に母がいたんだなあと思うと、なんとも言えず。 |
No.8 母の日や実家の窓を開け放つ
木原 | ○ | これからは母の日が来るたびにいろいろな思いが心を巡るでしょう。でも前を向いて進んでいく、という作者の決意が感じられていいです。 |
白鳥 | Q | 母の日に実家を訪ね、想い出の詰まった部屋に風を通す。この句の底に深い追悼の心と愛惜を感じます。 |
大治 | ○ | 想いでを大切にしたいそんな心がじーんと伝わってきます |
広瀬 | ○ | いつまでも悲しんでばかりはいられない!気持ちを切り替えてリスタート!といった作者の決意を感じてしまった句でした。 |
白井 | コ | もういらっしゃない?でしょうかね |
ショルツ | コ | 同上。 |
久保田 | コ | 母の日は実家に帰り風を通しました。 |
月足 | ○ | お母さんの思い出とともに、実家に風を通す |
町田 | ○ | 前の句からもうお母様はいらっしゃらないのでしょうか。優しさや初夏のすがすがしさを感じます。 |
五嶋
No.9 五月晴れ亀鳥(かめとり)集うお堀端
木原 | ○ | 良いお天気でいろいろな者たちが集まってきます。長閑なお堀端の感じが良いです。 |
白鳥 | コ | 私も絶対に覗いて見るでしょう。亀と水鳥の日向ぼっこ。 |
五嶋 | コ | 連休中の皇居前。鳥は、白鷺でした。 |
白井 | コ | かめとりとは?最近どにでもいるカメ? うちにも30年近くの緑カメのでかくなって ちっとも可愛くないけど |
手塚 | コ | 亀鳥(かめとり)は亀&鳥のこと? |
ショルツ | コ | 亀さんも鳥さんもピクニック日和。 |
下河原 | Q | 「亀鳥」ネットで調べてけれど出ていません。亀と鳥のことでしょうか? |
久保田 | ○ | なんだかお堀には5月が似合う気がします。のどかな句 |
町田 | コ | 明るく目出度い感じがいいですね。 |
No.10 夏近し銀杏(いちょう)並木の緑濃く
大治 | ○ | つい最近まで裸だった銀杏の木が今は青々とはが茂っている。季節の移ろいです |
大治 | ○ | つい最近まで裸だった銀杏の木が今は青々とはが茂っている。季節の移ろいです |
広瀬 | ○ | 季節ごとに見事に姿を変えてゆく銀杏並木の様子が表れています。映像が浮かびやすい句です。 |
白鳥 | Q | 銀杏の葉はぐんぐん大きく、色濃くなりますね。 |
片岡 | ○ | 青々とした街路樹がすがすがしい。 |
五嶋 | コ | 外苑前の銀杏並木が日を追うごとに緑深くなっています。 |
白井 | ○ | そうねんで イチョウって芽吹きと時もなんか幾何学毛様的に いいです(会社近く 慶応日吉とおり) |
ショルツ | コ | 今の銀杏の葉は紅葉にも勝るまぶしさですね。 |
月足 | ○ | 銀杏は黄葉も良いけど、緑も良い |
町田 | コ | この通りです! |
No.11 葉桜と楓(かえで)若葉が並び居(お)り
白鳥 | コ | 桜と楓は若葉もきれいです。 |
片岡 | ○ | 季節の移りゆきの表現として新しいと思う。 |
五嶋 | コ | 家の近くにて。桜も楓も今は新緑なのを改めて発見。 |
白井 | コ | はざくらとカエデの芽吹き紅葉 いいね |
下河原 | ○ | 葉桜と若葉の対比が良いですね。 |
月足 | コ | 葉桜と楓若葉、どちらの季語も甲乙つけ難い |
No.12 立夏過ぎ紫陽花(あじさい)の青待ちわびる
大治 | ○ | 紫陽花の青が目に飛び込んで来る臨場感があるかな |
大治 | ○ | 紫陽花の青が目に飛び込んで来る臨場感があるかな |
広瀬 | ○ | 赤系の花が多い春から、紫陽花の「青」を待ちわびる作者の想いが伝わってきます。雨と紫陽花の季節を経て夏になるんですね! |
五嶋 | コ | ちょっと気が早いかもしれないけれど、紫陽花の青は好きな色です。 |
白井 | コ | そうですね もう夏か 早い |
手塚 | ○ | 季節の先取り。気持ちが伝わります。 |
ショルツ | ○ | 緑葉の茂り方が圧倒的で彩りが欲しい!この時期。 |
小野 | ○ | 私自身はこう思ったことはないだけに、新鮮な感性だと感じました。 |
町田 | ○ | 今こんな気持ちですね。春の花は黄色やピンクjが多い。あじさいの青は夏の色かな。 |
辻 | ○ | いいね |
広瀬
No.13 新緑の246(ニーヨンロク)に赤いミニ
白鳥 | コ | もしかして私の車かも! |
広瀬 | コ | 新緑が眩しい国道246号線を走っていたら、目の覚めるような真っ赤なミニクーパーが停まっていて素敵でした。「二」と「りょ(ろ)く」の韻に気付いて頂ければ幸いです。。 |
片岡 | ○ | 取合せがいい。 |
白井 | コ | 赤いミニクーパーですかね おしゃれですね |
手塚 | ○ | 緑に赤のコントラストも都会風です。 |
ショルツ | ○ | 246シリーズ、いいですね! 爽やかな並木にミニの赤が効いています。 |
小野 | ○ | 私はミニclubman愛用者だからかな、なんだか自分がそこにいるような気持ちになりましrた。 |
月足 | コ | 緑に赤がくっきり颯爽と走ってます |
町田 | コ | ♪緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ と誰かが歌っていると思います。緑には赤ですね。 |
辻 | ○Q | ミニクーパー? |
No.14 ニコタマで妻に随(したが)ふ清和の日
木原 | ○ | 「清和」いい季語ですね。奥様に従うのが夫婦円満の秘訣ですね。 |
白鳥 | Q | 一歩前に出るのはお財布を出す時だけ?(笑)でもそれに幸せを感じていることが「清和」で充分に伝わります。季語の使い方が素晴らしい。 |
広瀬 | コ | 穏やかなG.W…遠出はせずに、二子玉川で奥さんの買い物に付き合っておりました。高島屋ではなくライズでしたが。。 |
片岡 | コ | どこか幸せそうです。 |
五嶋 | ○ | いい一日、ですね。 |
白井 | ○ | 春爛漫で ご夫婦でお買い物? いいね |
ショルツ | コ | お買い物日和でしょうか。 |
下河原 | コ | 素敵な奥様と二子玉川でお買い物ですか。 |
町田 | ○ | 随行の「随う」がしゃれていますね。奥様俳句絶好調です。 |
No.15 カーネーションレア色見っけビバホーム
白鳥 | コ | 最近のカーネーションは色があまりにも芸術的。好きな花になってきました。 |
広瀬 | コ | お休み中の情報番組で、カーネーションに様々な色があるのを知り、近所のビバホームに珍しい色のカーネーションを探しに行きました。 |
白井 | Q | 何色が?でしょうかね |
ショルツ | コ | スモーキーカラーも出ていますね。 |
久保田 | ○ | うん、気持ちわかる! |
No.16 バルコニー百花繚乱青嵐(あおあらし)
大治 | ○ | 花好きの作者ですね |
広瀬 | コ | バルコニーの鉢植えに咲いているお花たちを鑑賞しながらビールを飲んでいた時に、暖かい強めの南風が吹いてきてお花たちを互いが触れ合うほどに揺らしておりました。 |
白井 | コ | バルコニーが花盛り、新緑で ですか? |
下河原 | ○ | バルコニーに色々な花が咲いている様が百花繚乱青嵐で伝わります。 |
小野 | ○ | 前半のカタカナと後半の漢字攻め。そしてキリっとした音が好きです。 |
月足 | ○ | 百花繚乱と青嵐が合います |
辻
No.17 五月富士ロマンスカーよまっしぐら
白鳥 | Q | 小田急電鉄のポスターのような素晴らしい光景。 |
大治 | ○ | 富士には新幹線と思っていましたがロマスカーも良いかも |
大治 | ○ | 富士には新幹線と思っていましたがロマスカーも良いかも |
片岡 | ○ | コロナ明けを期待させてくれる。 |
白井 | ○ | これあるの知ってる 新松田駅を過ぎ 酒匂川十文字橋手前左急カーブ 急に富士さん右手に登場 |
ショルツ | ○ | まだ残雪を頂いた富士山にロマンスカー、絶景かな!「まっしぐら」がいいですね。 |
町田 | ○ | まっしぐらが五月とあっていて清々しいです。われらがロマンスカーもかっこいいし。 |
辻 | コ | やっと富士山とロマンスカーを見れました。 |
No.18 句会ありひとりぼっちじゃない春の夜
木原 | ○ | そう。あなたは一人じゃないよ。みんながついているからね。 |
白鳥 | コ | オンラインありがたし! |
大治 | コ | そのとおり |
大治 | コ | そのとおり |
片岡 | コ | 句という自然に心情を吐露できることの、そして、それを互いに分かちあえることの有難さよ。 |
白井 | コ | ひとりボッチではありませんが 皆さんの句に感服でとてもコメントで四苦八苦春の夜です |
手塚 | ○ | 同級生の句会の集いもまた郷愁を誘います。 |
ショルツ | コ | 夜更かし句会でしたねw |
下河原 | コ | コロナ禍でなかなか飲み会も無い中で句会は楽しいですね。 |
月足 | コ | 春夜でいかがでしょうか |
辻 | コ | 坂本九の曲が浮かんだ |
No.19 極低空燕にヒヤリ胸痛み
白鳥 | コ | ぶつかりそうになった? |
白井 | コ | そーなんです アクロバット飛行的に なんたって形が超流線形 |
小野 | ○ | 燕の低空飛行にドキリとしたという句でしょうか。「ヒヤリ」と「胸痛み」はほぼ同じ意味だと思うと、別の言葉でも良かったかも。でも、生き生きとしたリアルな表現は素晴らしいと思います。 |
月足 | ○ | 目に浮かぶようですが、胸痛むのは? |
辻 | コ | 芝生の上スレスレを跳ぶ燕にぶつかりそうに。巡航ミサイルが飛ぶ光景が浮んだ。 |
No.20 さくら散り見上げた空にはなみずき
広瀬 | ○ | まさに「空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと」ですね!作者が好きな方と百年続きますように! |
五嶋 | ○ | ハナミズキには、同じ想いを感じます。 |
白井 | ○ | そうですね あっという間に 季節が進み はや今年も半分近く また年とるね |
下河原 | ○ | 表現がとても心地よいです。 |
久保田 | ○ | 季節は巡れど、花は続く、だね。 |
辻 | コ | 去年も同じような句を作ったかも。 |
町田
No.21 十人の目が追いかける駅燕
木原 | ○ | 十人という描写がいいです。みんなの視線が燕を追う景が見えてきました。 |
白鳥 | Q | 「十人」は数えたのでしょうか?(笑)みんな燕の子育てを応援してる。 |
片岡 | ○ | 生き生きとした描写で、どこか微笑ましい。 |
白井 | コ | 早い 早い かつてのキンペイより早いよね 昔東京ー大阪間 名称:特急つばめ 初の8時間ギリだったそうで 従って風の✖✖より すばめの✖✖のほうが早い 大変失礼(個人略名を記載 昔の同級性より) |
ショルツ | ○ | 燕って目で追ってしまいますね。駅のその一瞬を切り取った描写。 |
小野 | ○ | シーンというか、映像が浮かびます。私の駅では見られないけど。 |
久保田 | ○ | みんなが同じ方向を見ているのかな。十人の目という視点が好き。 |
月足 | コ | 何時頃の駅の様子でしょうか |
町田 | コ | 前回の句会で思い出しました。スマホがなかった頃、電車が来るまでホームに巣作りをした燕を皆で見ていたなあと。 |
辻 | ○ | 今年は燕が多い? コロナで人間が静かになって,いろいろな動物が復活している? |
No.22 咲き競ふ野辺の草花春惜しむ
白鳥 | コ | これからもっと盛りです。 |
大治 | ○ | この間里山ガーデンに行ったところまさしくこの句の表現どおりでした。いいね |
五嶋 | ○ | 4番目の句と併せて読むと、さらに季節の移りを感じます。 |
白井 | コ | そーですね でもその後アッという間に雑草で? 失礼早い 早い かつてのキンペイより早いよね 昔東京ー大阪間 名称:特急つばめ 初の8時間ギリだったそうで 従って風の✖✖より すばめの✖✖のほうが早い 大変失礼(個人略名を記載 昔の同級性より) |
手塚 | ○ | これから夏ですね。晩春らしい勢いを感じます。 |
下河原 | ○ | 何となく春を満喫した思いが伝わりますね。 |
町田 | コ | 野原の花たちが一斉に咲き誇るともう夏になります。 |
No.23 葉ささめきて鶯とうとうたり
木原 | コ | すみません。難しいです。解説をお願いします。 |
大治 | コ | 木々の緑に鶯、春らしい情景を実感させてくれる句です。 |
白井 | ○ | ウグイスと葉のささやきとの共鳴 いいですね |
町田 | コ | 山の中の家なので葉のささめきと鶯の唄を何度も聴くことができます。 |
辻 | Q | 区切りがわからない。 |
No.24 降り注ぐ水に歓声夏来る
白鳥 | コ | 噴水でしょうか?夏近しですね。 |
広瀬 | ○ | お庭の草花への水遣りの風景と見ました!子供たちがホースを伸ばすのを手伝っている様子まで目に浮かんできました。 |
片岡 | ○ | いやー、夏らしい句ですねえ。 |
五嶋 | ○ | この句単独でもいい、2番目の句と併せ読むと、さらにいい。 |
白井 | コ | この時期 寒暖激しく 皆さんも年なんだかご自愛を |
ショルツ | コ | 水が気持ちいいと感じた時が夏ですね。 |
下河原 | コ | 降り注ぐ水は、何を表しているのでしょうか? |
月足 | ○ | 親水公園、声が聞こえます |
町田 | コ | 園児たちがホースからの水に歓声をあげると夏が来たなあと思います。 |
梅原
No.25 紺碧の富士の高嶺に芝桜
白鳥 | Q | 色のコントラストの美しさが目に浮かびます。 |
大治 | コ | 高嶺と の方が芝桜公園の雰囲気がでるのでは |
大治 | コ | 高嶺と の方が芝桜公園の雰囲気がでるのでは |
広瀬 | ○ | 紺碧の空に富士の高嶺が映えているだけでも絶景なのに、さらに芝桜とは、作者の感動は如何ばかりか! |
五嶋 | ○ | 色のコントラストが、目に浮かびます。 |
白井 | ○ | 以前行ったことあります その時もう花終わってたので さかりに行きたい! |
ショルツ | ○ | 鮮やかな彩り。 |
辻 | ○ | いいね |
No.26 亡き人の月命日にカーネーション
白鳥 | コ | 「亡き人」はお母さまでしょうか。 |
白井 | コ | そーですか ごくろさまです |
手塚 | ○ | これはまっすぐに心に滲みる句です。 |
ショルツ | ○ | お母様を偲ぶ心が美しい。 |
下河原 | ○ | カーネーションで母を連想させます。 |
小野 | ○ | 私の母の命日は5月6日で、その日は墓参りし、カーネーションを添えました。母の日近いと意識します。だから、作者の行動がわかる。 |
久保田 | ○ | ついつい月命日を忘れてしまう私。カーネーションを手向ける作者の方、素晴らしいと思います。 |
月足 | ○ | お母様への思い出にカーネーション |
町田 | ○ | お母様でしょうか。私は「月命日」という言葉に弱いです。毎月毎月思い出して供養する凄いことだと思います。 |
No.27 花冷えの小雨の路に明月院
木原 | ○ | いいシーンですね。きっと紫陽花が綺麗に咲いているのだろうなあ。 |
大治 | ○ | 花冷えという言葉と紫陽花の取り合わせ何となく不思議な気がします |
大治 | ○ | 花冷えという言葉と紫陽花の取り合わせ何となく不思議な気がします |
片岡 | ○ | ひっそりと濡れる小路が見えるようです。 |
白井 | コ | 北鎌倉ですね いいですね |
下河原 | ○ | 明月院のあじさいが目に浮かびました。 |
No.28 ウクライナ戦禍を憂うイースター
白鳥 | コ | 21世紀にこの愚行。人間てバカなの? |
広瀬 | ○ | 本当にその通りですね!ロシア正教もNATO加盟国に多いカトリックも同じキリスト教なので、早く収まって欲しいです! |
片岡 | コ | 復活を信じたい。 |
五嶋 | コ | 同感。。 |
白井 | コ | そーなんです全く イースターと言えば ♪「ベルベット イースター」しか知らない小生 この歌は「大人になりきれない少女の心情とみた日」つまらぬコメントで失礼ですが 願い!とにかく平和を! |
ショルツ | コ | 戦禍の中でもイースターを祝う姿がありましたね。身につまされます。 |
月足 | コ | 前月の自句で、実体験をテーマにしたいとの話をしましたが、ウクライナの件は、思いを伝えたいですね |
白井
No.29 木漏れ日につつまし魅する山躑躅
大治 | ○ | 山躑躅の花の可愛らしさを感じます |
片岡 | ○ | 「つつまし」と「魅する」の組合せが響きました。「つ」の韻もいい。 |
白井 | コ | やまつづじは大好きな花です この時期林でひっそり木陰でがいいです |
手塚 | コ | この句も繊細な風景描写。さすがです。 |
下河原 | ○ | ヤマツツジは美しく咲いている情景が良いですね。 |
月足 | ○ | 静かな春の光景 |
No.30 鯉の里陽(ひ)かりの円で角合わせ
大治 | コ | どうしたらこの様な表現が浮かんでくるのか不思議 |
白鳥 | コ | 「鯉の里」ってどこだろな。 |
白井 | コ | 連休前半久しぶり新潟へ 途中小千谷闘牛場(この日闘牛はなし)を見学 陽射しが闘牛場円に写って |
ショルツ | Q | 「角合わせ」は闘牛? |
久保田 | ○ | 句の意味がよくわからないのですが、陽(ひ)かりの円で角合わせ、が素敵だと思いました。 |
月足 | Q | 鯉の里、お菓子? |
町田 | コ | なにかキラキラしていて素敵です。が、角合わせはなんだろう・・・ |
No.31 五月空明日を映してみどり摘み
大治 | コ | これも私には思いつかない表現が素敵 |
片岡 | コ | 「映して」が、何をどこへなのか、様々に考えられます。 |
五嶋 | ○ | この季節らしい、一句。 |
白井 | コ | 連休後半、五月晴れ 五葉松の緑つみ(植木屋さん高いのできるところは自分で 今日このごろ) 松・緑つみは将来枝を残す剪定で むずーですが「無」になり 還暦すぎにもってこい |
手塚 | ○ | 風景描写と作者の心情がやに美しいです。 |
町田 | ○ | 五月の空に爽やかな明日を感じたのでしょうか?よもぎ摘みじゃなくてみどり摘みがいいですね。 |
No.32 小綬鶏や海凪(みなぎ)に響く三浦沖
木原 | ○ | 「小綬鶏」いい季語ですね。鳴き声調べました。あの声ね。 |
大治 | ○ | 言葉使いが秀逸 |
白鳥 | Q | 海に迫る山から聞こえてくるんですね。葉山や逗子に行きたいなあ。 |
広瀬 | ○ | コジュケイの鳴き声…googleで調べました。昔、良く聞いていた鳴き声で懐かしく…「ちょっと来い」とも聞こえるそうですね?海凪とのマッチングもgood! |
白井 | コ | ちょっと以前の件 この季節凪、のんーびり三浦沖でキスつり 山からのコジュケイの声:(チョット恋、ゝ)が海面に響き渡り つれなくともいいかんじで |
ショルツ | ○Q | 鳥の姿と鳴き声、海の景色と三浦沖という具体性から豊かさを感じます。やはり「ケンケン」と鳴くのでしょうか? |
下河原 | コ | 海の上でもコジュケイの鳴き声がきこえるのですか? |
小野 | ○ | 広い海辺に小綬鶏の声が響いていたんですね。「海凪」という言葉、音が素敵! |
月足 | コ | 釣りシリーズ? |
辻 | ○コ | 鳴き声調べました。 |
木原
No.33 暖かや片手で外す袖ボタン
木原 | コ | 暖かくなってきてワイシャツの袖のボタンを外してまくるシーンが増えてきた。不器用なので片手で外しにくい。 |
片岡 | ○ | スーツの上着を脱いで、さらにYシャツの袖をまくる。一連の初夏の動作が目に浮かびます。 |
五嶋 | ○ | 初夏への移り変わりをうまく表現していると思います。 |
白井 | ○ | 暑くなりましたね このしぐさを俳句で さすが |
手塚 | ○ | 片手で外すところは繊細な感性を感じま。。 |
久保田 | ○ | 確かに袖ボタンは片手でしか外せないですね。暖かくなったのをボタンを外すで表現するのは素晴らしいと思います。 |
月足 | ○ | 実感が伝わります |
町田 | コ | 袖ボタンは両手で外せないと突っ込むのは私だけでしょうか。でも、片手でとすると軽やかさがでます。 |
No.34 早熟のそっぽ向く子や春暑し
木原 | コ | 写真撮るよー!おませな女の子はご機嫌斜め?はいチーズ! |
大治 | Q | この状況は? |
大治 | Q | この状況は? |
白井 | Q | 何が早熟? うちではキュウリの苗の早いのがあっち向いて地面で暑そうだった 全く関係なしだよね? |
ショルツ | コ | 早熟な自分を持て余す反抗期の子?? とても気になる句ですがこんな解釈をしました。 |
下河原 | コ | 反抗期のお子さんですかね。 |
久保田 | ○ | 反抗期でしょうか。でも微笑ましい。 |
No.35 夕さりて日比谷野音の立夏かな
木原 | コ | 野外ライブの気持ちの良い季節になってきましたね。 |
大治 | ○ | 街の中の暑さが残っている感じを上手く表現しています |
大治 | ○ | 街の中の暑さが残っている感じを上手く表現しています |
広瀬 | ○ | 夕さり…キレイな言葉ですね!コンサートが始まる前でしょうか?人々の熱気と夏に向かってゆく気候の変化が相まって良句となっております。 |
片岡 | ○ | いい季節をみなが楽しんでいるんだなと感じさせてくれる句。 |
白井 | コ | 寒暖はりますが、もう夏近しで |
No.36 枕木の合わぬ歩幅や四十雀
木原 | コ | 山道の階段は枕木が付けてあり滑りにくくなっているのだけど、どうも歩幅が合わない。 |
大治 | Q | ユーモアのある句でいいですね |
大治 | Q | ユーモアのある句でいいですね |
白鳥 | Q | 枕木の上を歩いている?シジュウカラがいる木々のそばでしょうか。 |
白井 | ○ | 四十雀 夏季語でした いいねなんかびょんぴょん跳ねる姿が浮かびます |
ショルツ | ○ | 枕木を跨ぎきれない小さな可愛い鳥。静物との対比で可憐さが際立ちます。 |
下河原 | ○ | ちゅんちゅんとシジュウカラが線路の枕木を歩いているのでしょうか。 |
小野 | ○ | 線路内に四十雀がいたのでしょうか。落ち着きなく動く様子がユーモラスに表現されているように思いました。 |
月足 | ○ | あるあるの、ちょっとおかしい山歩きの光景 |
町田 | ○ | 枕木をポンポン飛んでる四十雀を想像して楽しい感じがしました。 |
辻 | ○Q | 雀小さいので,枕木を跨げない?昔、列車が止まって、線路の中央を歩いたときは,歩いたときは,歩幅が合わなくて大変でしたが。 |
大治
No.37 寅薬師春風吹いて寺巡り
木原 | ○ | 気持のよい春風の中、お寺巡りをしたのですね。 |
大治 | コ | 寅年(十二年に1回)ごとにご開帳する薬師如来様をお詣りすることを寅薬師と言います。特に春四月に横浜・川崎近辺では武相二十五薬師、武南十二薬師、都筑十二薬師、稲毛七薬師がご開帳され、その内四十一の薬師如来様にお詣りすることができました。その時の四句です。 |
白井 | Q | 調査中『寅薬師』は?京都の町中の薬師とでます どこかね? |
下河原 | ○ | 寅薬師も京都のお寺ですか?寺巡り良いですね。 |
小野 | ○ | 寅薬師とは「寅の日に、薬師如来に詣でること」なんですね。そういえば、「寅の日ってなに?」というレベルの低さ。でも、寺巡りをしている同世代かっこいい男子が浮かんできた笑 |
月足 | コ | 仏様四句。武相寅歳薬師、私も近所の薬師堂に行きました |
No.38 花祭り檀家揃うてうたた寝し
大治 | コ | 4月8日はお釈迦様の誕生日の花祭り。この日も薬師詣りをしたのですが巡ったお寺では檀家の皆さんが御朱印の受付等をして下さいますが中には春の陽気に誘われて皆でうたた寝をされていることもありました。のどかな薬師巡りです。 |
白鳥 | Q | のどかでいいなあ。 |
広瀬 | ○ | 春の長閑さと、花祭りの会式の長さからでしょうか?檀家のうたた寝とは風流ですな~ |
片岡 | ○ | 春風胎蕩としたのどやかさ。 |
五嶋 | ○ | うららかな春の一日。 |
白井 | ○ | 法要中にかな? 春眠だね |
ショルツ | ○ | 長閑でいい情景ですね~ 「甘茶でかっぽれ♬」と |
下河原 | コ | お釈迦様の誕生日にお堂で、皆さんお昼寝ですか? |
久保田 | ○ | ユーモラスでほのぼのした光景。 |
月足 | ○ | そんな季節ですね。 |
辻 | ○ | のどかでいいね! |
No.39 臓器なく薬師功徳の花見かな
大治 | コ | 内臓が弱く、胃は半分摘出、胆のうは全摘、大腸は憩室があり生かされて今日花見ができるのは薬師如来様の功徳のお陰です。 |
白井 | Q | 内部に仏さんのいる薬師さん?? おかげで最澄の特別展に気づきましたが? |
ショルツ | Q | 病いに薬師如来のご利益があってお花見ができたということでしょうか? |
町田 | コ | 流動食(お酒)があって良かったです。 |
No.40 灌仏会(かんぶつえ)お供えの酒誘い水
大治 | コ | 最後はお酒の句。供物の中に日本酒もあります。昔は月桂冠や日本盛などの銘柄でしたが最近は雪の茅舎の純米吟醸や黒龍の純米大吟醸などがお供えしてありそれを見て思わずゴクリと喉が鳴りました |
白鳥 | コ | お供え酒が誘い水とは。参りました!上の「花祭り」の句はこの結果? |
広瀬 | ○ | 花祭りの仏事は穏やかですよね…お供えのお酒を見ながら、会式終了後に飲みに行きたいとか考えてる作者。。 |
片岡 | コ | 飲みたくなっちゃった? |
白井 | コ | 花まつりは寺子屋時代 甘茶をかけて ナムーが懐かし 現在はついでにお酒?だったりして |
手塚 | ○ | 仏教用語が神々しいです。でもお酒の句ですよね。 |
ショルツ | ○ | あらら、始まっちゃいましたね~ |
月足 | コ | 確かに |
町田 | ○ | 何でもお酒の句にできる。師匠のお酒愛を感じます。 |
手塚
No.41 路の辺り忘れな草の歌碑を読み
木原 | ○ | 思わぬ所に歌碑を見つけましたね。 |
片岡 | ○ | 春の野辺のゆかしい景。 |
白井 | コ | ♪「わすれーなぐさを あなたに ゝ」は親の世代の懐メロ? どこにあるのだろう |
手塚 | コ | ひさしぶりの東高根森林公園の散歩で見かけました。 |
ショルツ | Q | 何と書いてあったのでしょう? |
町田 | ○ | 「路のヘリ」と「忘れな草」が合ってるなあと思いました。 |
No.42 主人(あるじ)待つ庭のツツジも枯れるまま
大治 | ○ | なんとなく寂しい気持ちが伝わったのは私だけでしょうか |
広瀬 | ○ | ツツジは一気に咲いてすぐに枯れてしまうイメージですが、お庭の主は亡くなってしまったのでしょうか?「枯れるまま」という言葉が悲しみを増幅させます。 |
白井 | コ | 鉢植えのつつじでしょうか? 個人的ですが、父が逝ったときも大半のサツキを枯らしてしまったことが |
手塚 | コ | 義父母二人とも体調を壊し入院していました。 |
ショルツ | ○ | 故人が丹精されたツツジの悲しげな情景。それも自然の姿。 |
下河原 | ○ | うちの実家も父が不在になり、庭木がいくつか枯れてしまいました。 |
久保田 | ○ | 寂しい光景ですが、惹かれる。 |
月足 | コ | ご実家の躑躅でしょうか |
No.43 仁王像つつじ寺にて見得をきり
大治 | Q | 何処のお寺ですか |
白鳥 | Q | 見得を切っているように見える! |
五嶋 | ○ | 今まで気がつかなかったけれど、仁王像は確かに見得切り。 |
白井 | ○ | どこですかね 怖い顔でつつじの前で 舞台の伎役者みたいな仁王様 いいです情景描写 |
手塚 | コ | 近所の等覚院はつつじ寺と呼ばれています。 |
ショルツ | コ | 等覚院のつつじ、美しいですね。行ってみたい! 仁王様って見得をしている*ようですよね。 *知ったかぶり失礼ながら、正しくは「見得をする」。そうは言っても「見得をきる」と言う人が圧倒的ですよね。 |
下河原 | Q | つつじ寺とは、宮前区に有るお寺のことですか。 |
久保田 | ○ | いいですね!「◯◯屋〜!」 |
町田 | コ | つつじに囲まれて見得をきる仁王像がかわいいです。 |
No.44 ペンキ塗り古着探して夏隣り
白鳥 | コ | 夏を迎える準備ですね。明るく太陽に映える色に塗り替え。 |
広瀬 | ○ | 「ゴールデンウィークはペンキ塗りをしよう!」との作者の決意が伝わってきました。真夏や真冬にはそんな気にはならないもんね~ |
片岡 | ○ | 出してくるボロ着も夏の装いですね。 |
白井 | コ | へー ベランダでもペンキ塗りですか夏に向かって 小生もカビだらけのお風呂掃除をしまーす 短パンはいて |
手塚 | コ | 連休中にウッドデッキのペンキ塗りをして一句。 |
小野 | ○ | 「ペンキ」「古着」などのキーワードから自分らしい生活をじっくり楽しむ雰囲気が伝わってきました。しかも夏が近づくワクワク感。私もペンキ塗り、やりたい! |
月足 | ○ | 新しい季節に向けて、張り切って |
辻 | ○Q | 何を塗ったのでしょうか? |
下河原
No.45 薫風(くんぷう)や童子(わらべ)の頭で鯉泳ぐ
大治 | ○ | まさに節句の風景 |
白鳥 | Q | 晴れた日、爽やかな風に泳ぐ鯉のぼりとそれを見上げる子。ああ日本の平和な五月。 |
広瀬 | ○ | 鯉のぼりが空を泳ぐ穏やかなこどもの日の風景は、いつの時代も変わらず普遍的なものですね!童(わらべ)という言葉も効果的です。 |
五嶋 | ○ | 昔懐かしい一コマが感じられる句、です。 |
白井 | ○ | いいね いいね でも最近鯉のぼりめっきりなくて 最も近状はジジババ村となっております。 |
手塚 | ○ | この頃、鯉のぼりもあまり見かけませんでした。 |
ショルツ | ○ | これぞ、ザ・端午の節句の情景。 |
下河原 | コ | 「薫風」は、No6の句と同じ季語です。(3回連続の季語被り)マンション前の公園に初めて鯉のぼりが泳ぎました。 |
久保田 | ○ | 5月らしい光景ですね〜。 |
月足 | コ | 頭で→上で、ではいかがでしょうか |
町田 | ○ | いやーすがすがしい光景です。気持ちが晴れ晴れします。 |
No.46 押し入れに探し求めたエメラルド
木原 | ○ | こんな所にあったんだ、という場面。本棚整理をしたGW、私も経験しました。 |
大治 | コ | 探し物があってよかったですね |
白鳥 | コ | 押し入れから宝石が見つかった?すごい! |
片岡 | Q | いわく有り気で気になります。 |
白井 | Q | えー 何でまた誕生石をお探し?? ♪「そーうーね 誕生石ならエメラルド」思い出?? |
ショルツ | コ | 誕生石の指輪が「あった~」かな? |
下河原 | コ | 実家の整理をしていたら、前から見つからずに探していた母のエメラルド(五月の誕生石ですが季語ではないかも) の指輪が押し入れの奥から突然出て来ました。 |
町田 | コ | 私もその押し入れに宝探しに行きたいです! |
No.47 夏めく日道なき道を歩き出し
大治 | コ | ワイルド感がいいですね |
片岡 | ○ | いつものコースを外れての一歩を踏み出させる何かがこの季節にはありますね。 |
白井 | コ | うー これもちょっと意味深 新な気持ちで出発 思うのは、今回再結成♪「ああーだから今夜だけは 君を抱いていたい・・」 |
下河原 | コ | 日立製作所が日立物流を外資のファンドに株を売却しました。これからは英語が社内の公用語になるかも・・・ 会社も新たな道を進むことになりますが、我々世代は逃げ切り世代なので良かったです。 |
小野 | ○ | わかりやすいところだと1番ですが、謎めいたこちらの句に惹かれました。誰かが、何かに向かって一歩を踏み出したのですね。作者自身? |
No.48 誕生日ランイチ鉄板春ランチ
白鳥 | コ | 霜降り肉の鉄板焼きですね。お誕生日おめでとう! |
白井 | コ | 春組さんですね ㊗64 |
ショルツ | コ | ランイチなんて呼び方を知らなかった肉屋の娘ですw |
下河原 | コ | ランイチとは、「ランプ・イチボ」部位の肉で、横浜ロイヤルパークホテルで誕生日(妻と私の間の日曜日)に黒毛和牛の 鉄板焼きのランチを食べました。サーロインでは無いのでプチ贅沢ですが美味しかったです。 |
月足 | ○ | 走って、バーベキューでお祝い?リズムがいいです |
辻 | ○ | 誕生日ランチ |
ショルツ
No.49 ケンケンと雉のご帰館里亘る(わたる)
白鳥 | Q | 雉は案外身近にいますよね。「ご帰館」がユーモラス。 |
白井 | コ | 雉も鳴かずば・・ で いつもこの時期新潟海岸のお墓に行くと お迎えごとき響き 鳴いてます |
ショルツ | コ | 山を切り崩して宅地になった我が町では雉は先住民。アスファルトの道路をトコトコ親子で歩く姿、ケンケンと響く鳴き声で季節を知ります。 |
下河原 | ○ | 「ケンケン」と雉が鳴きながら寝ぐらに戻る情景が素敵です。 |
町田 | ○ | 雉様のお帰りだ!と楽しい感じがしました。雉の鳴き声はケーンケーンとすごく響くので、そう、今帰ったぞって威張ってる感じにも聞こえます。 |
No.50 春行(ゆ)きて置いてけぼりで石を蹴る
大治 | ○ | 小さい頃を想いだしました |
広瀬 | ○ | 「春をゆっくりと堪能できないまま季節が移ろってしまった」という悔しさが石を蹴らせたのでしょうか?まあ、私の場合ですが。。 |
片岡 | ○ | 四句全体にもやもやとした思いが出ているようです。未消化な気持ちをもてあまして。 |
白井 | ○ | なんとなくふてくされ?? ですか 我々も春はとっくに行ってしまってが 全く関係ないね |
ショルツ | コ | 花々が次々と咲いては散り、置いてけぼりになった気分。本所七不思議の「置いてけ堀」を掛けてみました。 |
小野 | ○ | なんだかわからないが、わからないなりにわかる句。春の一番いい時期を味わあい切れなかった八つ当たりかな? |
久保田 | ○ | 私もすぐ石を蹴りたくなるので、気持ちがわかります。 |
月足 | ○ | 何かできなかったことがある? |
No.51 節句とて兜飾る手躊躇(ためら)われ
大治 | Q | 何故 |
白鳥 | コ | やっぱり「武器」だから? |
片岡 | Q | 気になるのですが、今一つ、句意がつかめません。解説を。 |
白井 | コ | もう お子さん大きくて?ですかね 実は小生の五月人形まだ すてるに捨てられず |
ショルツ | コ | 毎年深く考えもせず飾りつけしていた兜=武具、今年は戦禍が思いやられました。絶対に身につけて欲しくない武具で子供の成長を祝ってきたのか!と考えさせられました。 |
月足 | ○ | 武運長久とはいえ、本当の武は想定外 |
No.52 五月雨よ打てよ流せよこの憂い(うれい)
木原 | ○ | 四つの句を読んでこの方の憂いの深さが伝わってきた。悩みがあるなら抱え込まないでみんなに話してみたらどうだろう? |
白鳥 | コ | 雨で流れるものならいいけれど。 |
広瀬 | ○ | どうにもならない閉塞感や憂鬱の打破を五月雨に託す気持ち…解ります。櫻坂46も「”いつの日か”はいつ来るんだ?」と歌っております。 |
五嶋 | ○ | すっきりした世の中に早くなってほしい。 |
白井 | コ | そうですね コロナ 侵略戦争 この世の理不尽を雨で ですか? |
手塚 | ○ | 最近のご時世。憂いの多ことばかりです・ |
ショルツ | コ | 心配事、モヤモヤを抱えて帰宅した夜は冷たい五月雨でした。 |
下河原 | ○ | 昨今の世の中情景を思っての歌でしょうか?リズムが有って心に響きます。 |
久保田 | コ | 作者さん、どうしたのかなあ〜。憂い多き年頃ですか? |
月足 | コ | 流したい憂いが多い |
辻 | ○ | 共感 |
白鳥
No.53 粒ほどの銀杏葉(いちょうば)大路にまぶされぬ
白鳥 | コ | 百合丘王禅寺の銀杏並木。葉は小さくても、みんなあの形。 |
五嶋 | ○ | 春の銀杏は、確かにこんな感じですよね。 |
白井 | ○ | ちょっと違うかな? 春嵐でイチョウの若葉道になら 先日日吉の慶応の入り口が |
ショルツ | コ | 銀杏の葉の赤ちゃん、かわいいんですよね。 |
久保田 | ○ | 粒と大路の対比がいいです。 |
辻 | Q | わかりません。 |
No.54 百花日々ひらきて写生定まらず
白鳥 | コ | 美術選択の生徒の愚痴「一週間前と景色が違う」(笑) |
広瀬 | ○ | この季節の、様々な花々がどんどん咲いて風景が変化していく様子が良く表現されています。写生は一気に描いてしまわないとダメなんですね? |
片岡 | ○ | 句またがりが生きて、様々の花に心がうつる「定まらず」がうまい。 |
大治 | ○ | 春は花咲く季節それを上手く表現しています |
白井 | コ | 写生ですか すごい 消去法で美術クラスしか入れなかった小生にはうらやましい でも1年6組とてもユニークだったです。 まったく関係ないコメントでした |
手塚 | ○ | 百花繚乱とはまさにこのことですね |
ショルツ | ○ | 一日で仕上げないと、ドンドン次の花が咲いてしまう。 |
小野 | ○ | 絵を描く作者なのでしょう。花の開花が早過ぎて、どこを捉えていいのか悩んでいる様子。すごくリアルに伝わってきます。オリジナル感があり、はなまる! |
月足 | コ | 次々に変化する花々 |
No.55 春の夜の天鵞絨(ビロード)の闇ノクターン
白鳥 | コ | 春の冷たい夜気に夜想曲。闇が濃く深くなる。 |
広瀬 | ○ | 左脳ではなく、右脳に対して訴えてくる句でした!カッコイイ句!「ノクターン」にも様々な思いを馳せることができました。 |
白井 | Q | すみませんが存知あげなく どんな演奏? |
ショルツ | ○ | こんな句、どうやっても思いつきません。降参。あたたかい夜気とビロード(触覚)、闇の色(視覚)、そしてノクターンの調べ(聴覚)!ゾクゾクします。 |
下河原 | ○ | 春の夜にピアノの音色が聞こえて来る情景ですかね。でも「天鵞絨の闇」を調べたらKinKi Kidsの歌でした。 |
町田 | ○ | 凄い想像力です。 |
辻 | ○Q | 真っ暗闇? 楽曲? |
No.56 紫蘭咲くや家の跡地の庭あたり
木原 | ○ | 綺麗に咲いている紫蘭が思い出を連れて来てくれたのか。 |
白鳥 | コ | 30年続いた近所のレストランが閉店。更地の元庭のあたりに紫蘭が咲きました。球根は残っていたんです。 |
片岡 | ○ | 俳句らしい美しさの発見だと思います。 |
大治 | コ | なんとなく妖艶 |
白井 | コ | 紫蘭とても強く 我が家でも雑草ともに咲きます この年になるとわが身と比べて? |
ショルツ | コ | 紫蘭は丈夫。手入れなしでも咲いてくれます。跡地の寂しさと紫蘭の生命力が対照的。 |
下河原 | コ | 庭の跡地に蘭の花が咲いているのしょうか? 咲くやの「や」の切字は何を意味するのか教えて下さい。 |
久保田 | ○ | 跡地に蘭。綺麗でしょうね〜。 |
月足 | ○ | かつてのお家のお庭跡に紫蘭。すごい。思い出もあれこれ |
町田 | ○ | 語順が謎ときになっていて面白い。 |
大嶽
No.57 菖蒲湯にゆったり浸かり心地よい
白鳥 | Q | お風呂の句に弱いです。いいね! |
広瀬 | ○ | この作者の句は、いつも素直でシンプルで共感します!私の予想がもし当たっていたらですけど。。 |
五嶋 | ○ | 日本の良き風物詩。こうした時間がほしい。 |
片岡 | コ | 独特の香りがありますね。 |
白井 | コ | いいね いいね いい湯だね |
ショルツ | ○ | 五月の贅沢ですね~ |
下河原 | ○ | 5月5日菖蒲湯に昔はいつも入っていたのですが、最近は菖蒲を買って来てくれませんね。 |
月足 | コ | ほんと、心地よい |
辻 | ○ | 菖蒲湯、柚子湯 風呂はいいね! |
No.58 紫陽花や梅雨の雫が花につく
大治 | ○ | 紫陽花と雫、正に梅雨の季節到来を感じます |
白井 | コ | もうあじさいですね はやい |
手塚 | ○ | 今年の梅雨は早そうです。奄美は梅雨入りです。 |
No.59 夏のそら雲が天高くプカリうく
木原 | ○ | 空が夏色になってきました。気分も上がる。 |
広瀬 | ○ | 一句目と同様にシンプルかつ映像が浮かびますね!ひらがなの「そら」「うく」も、オノマトペの「プカリ」も、文字を見た時の視覚効果あり!です。 |
白井 | ○ | ぷかりと おーい雲よの世界みたい |
久保田 | ○ | プカリ浮く雲。夏空の光景が浮かびます。 |
月足 | ○ | 早、夏らしい空が見れる日もあります |
町田 | ○ | 夏の雲は最高ですね。もくもくプカリ南の島へ行きたくなります。 |
No.60 サングラス浜辺で映るビーチガール
大治 | コ | サングラスを掛ける理由ですね |
白鳥 | コ | 水辺で目が行くものはやはりビーチボーイとビーチガール。 |
片岡 | ○ | 濃いサングラスに映る、水着で歩いてゆく女の子の姿。うまい夏の切りとり方だと思う。 |
白井 | コ | いいね でもはや |
ショルツ | ○ | チラ見に感じない健康的な夏の一コマ。 |
下河原 | コ | ビーチガールが眩しいです。 |
小野 | ○ | もう何年もこういう場に身を置いてないけど、20代を思い出させる句。 |
町田 | コ | それは見ているから映るんですよ!(笑) |
片岡
No.61 夕暮れの白花水木の蒼さかな
白鳥 | ○ | 私も白っぽい花に「青」を感じます。「夕暮れ」時のひんやり感が伝わります。 |
片岡 | コ | 春の花の、妖しさ、不思議を思った四句です。 |
白井 | ○ | 白の花はなんか潔白で おじさんも好きです みずきの白につづき躑躅の白もいいね |
ショルツ | コ | 蕾の頃の薄緑を蒼さと見たのでしょうか。私も夕暮れ時の花水木が好きです。 |
小野 | ○ | 白と蒼の対比というか、白なのに蒼く見える作者の観察眼に1票! |
久保田 | ○ | 夕暮れに溶け込む様な花も素敵ですが、白はより際立つのかな。 |
月足 | ○ | 白の花水木の夕方の光景、綺麗です |
町田 | ○ | 繊細です。白ハナミズキの蒼さなんですね。すごい観察眼だと思います。 |
No.62 真紅なりボケの花の記憶咲く
片岡 | コ | 結婚したとき、父に言われて記念樹に妻と植えました。 |
大治 | ○ | 着想が面白い |
白井 | Q | ぼけもいろいろありますが、真紅とは? 赤くなった? ボケて これは小生か |
月足 | コ | ボケの花から浮かぶ思い出 |
No.63 並びてし鬱金香(うっこんこう)の三(み)つ消えて
木原 | ○ | 鬱金香ってチューリップのことなんだ。 |
白鳥 | コ | チューリップですよね!なぜ消えた? |
片岡 | コ | 花ってどこから来て、どこへ消えてしまうんだろう。 |
大治 | コ | 自分には難解な句です |
白井 | コ | 『要調査』へー チュリップの漢字名なんかこの文字に興味ありだけど(すみません) ♪『さいた ゝ 並んだ ゝ』もう花が終わった?とのことでしょうか? |
手塚 | ○ | 鬱金香ってチューリップとは。感激です。 |
手塚 | ○ | 鬱金香ってチューリップとは。感激です。 |
ショルツ | ○ | チューリップですね! 不思議な響き。 |
下河原 | コ | 「鬱金香」はチューリップですか?ググリました。 |
町田 | コ | 花泥棒ですか? |
No.64 新緑の葉陰に咲きし桜かな
広瀬 | ○ | 残桜(ざんおう)の様子がリアルに伝わってきます。「新緑の葉陰」は少し涼しいのでしょうか?草木の移り変わり、入れ替わりが表現されていて素敵な句です。 |
五嶋 | ○ | こうやってひっそりと咲く桜も、綺麗。 |
片岡 | コ | 駅へと毎朝向かう路にある桜。満開から散って、すっかり新緑になったと思っていたら、遅咲きが一輪、おくゆかしく。 |
白井 | コ | 八重の桜でしょうか? 北海道では葉桜でさくと聞いてますが しかも花の命は3日と |
下河原 | ○ | 情景が綺麗ですね。 |
小野 | ○ | 稀にあるね。終わった頃にささやかなる存在感を発揮している桜。 |
辻 | ○ | いいね |