ショルツ
No.1 憂き世にもただ咲きて散る桜(はな)の業(わざ)
広瀬 | ○ | 桜を「ただ咲いて散る」というストイックな職人に例えた擬人化が面白かった。「業」は仕事を表す「ギョウ」の意ばがりだと思っていたが、「ゴウ」や「ワザ」などもっと深い意を持つとあらためて考えました。 |
大治 | ○ | 無常を感じます。花は毎年同じように咲くのに人は同じからず |
白鳥 | コ | 人の世で何があっても花は咲く。 |
小野 | ○ | 厭世的な感覚に陥りがちな人間に、桜は諸行無常を受け入れろと教え諭すかのように散っていく、、、ということかな。 |
手塚 | ○ | このご時世をたんたんと読んでいるところが秀逸。これこそ風情あり。 |
下河原 | ○ | 桜の散り様と人の生きざまの対比が考えさせられます。 |
五嶋 | ○ | 無常、の句ですね。 |
梅原 | ○ | 散る桜(はな)も見事 |
ショルツ | コ | 人の世は喜怒哀楽に翻弄されますが、花は咲いて嬉しい、散って哀しいということもなく、それが業(わざ)=生業(なりわい)。 |
辻 | ○ | “ただ”がいいね! |
白井 | ○ | そうですね まったく |
町田 | コ | 戦火でも桜は咲き散る。すごいことです。 |
月足 | ○ | こんな穏やかでない春でも、変わらず咲いて散る。これはやはり有難いこと |
No.2 君逝きて花も緑も色失せぬ(うせぬ)
広瀬 | ○ | 大切な人を失くしたら、視界はモノトーンで心は無感動になりますよね?景色や季節を楽しめるのは心に余裕があるから。限られたその時を大切にしなければと思いました。 |
白鳥 | コ | 故人の死を悼む句ですね。夏目漱石の「君逝きて浮世に花はなかりけり」を思い出しました。春の彩りも目に入らなくなる気持ち。 |
木原 | ○ | 大事な方を失い全てのものが色を失ったように感じたのか。 |
小野 | ○ | 桜のこの季節にどなたかを亡くしたのでしょうか。それ以降、目に見えるものは輝きを失ってしまった、、と解釈しましたl。 |
下河原 | Q | 君とは誰のことなのでしょうか?その人の立派な功績は色あせないことなのでしょう。 |
ショルツ | コ | 50代半ばの従兄弟が急逝しました。 日頃は陽気な叔母、ご家族には春の彩りも何をかせむ。 |
白井 | コ | かなしいですな |
月足 | コ | 白黒の世界になりますね |
No.3 三囲(みめぐり)の獅子も鳥居も花纏う(まとう)
大治 | コ | 桜と神社 春の絵になりますね |
小野 | コ | 三囲神社というのがあるのですね。桜の花びらがそちこちに? |
片岡 | ○ | この句も次の句も春のにぎわいが感じられます。 |
手塚 | コ | 調べました隅田川沿いの神社の風景が美しいですね |
久保田 | ○ | 花纏うが好きです。春らしい句! |
ショルツ | コ | 向島土手の三囲神社には閉店した三越池袋店からのライオンが鎮座しています。鳥居は桜並木の土手に面しています。 *三井家の守護神。 「囲」が「(三)井」を囲んでいることから。 |
白井 | コ | 都内みめぐり神社のことですね この季節いいですね |
町田 | ○ | 三囲は地名(三囲神社)でしょうか。花纏うと呼応して何重にも桜が囲っている感じがしました。 |
No.4 門(かど)くぐる髷二つ三つ(まげふたつみつ)櫻茶ヤ(さくらぢゃや)
大治 | ○ | 芸子、舞妓どとらにせよ華やいだ気持ちがすごく感じる句です |
白鳥 | ○ | 芸妓さんや舞妓さんがお茶屋に入っていくのでしょうか。昔風の「櫻茶ヤ」が粋です。 |
片岡 | ○ | 髷というのはカ士か、あるいは日本髪結った婦人か、どこか江戸情緒を感じる句です。 |
久保田 | ○ | これも春らしい句。桜茶屋の賑わいが目にみえるよう。 |
ショルツ | コ | 向島花柳界の料亭《櫻茶ヤ》の門先(かどさき)に見事な枝垂れ桜があります。その下をくぐる芸者衆の髷。今春は見逃しました( >o<) |
白井 | コ | これも隅田川近くの神社? |
月足 | コ | 向島の芸者さん、粋ですね |
月足
No.5 清明の塾に新たな幟旗
白鳥 | コ | 新規入会生募集。 |
木原 | ○ | 清明って季語なんだ。勉強になります。また新たな戦いが始まりますね。 |
手塚 | コ | 解説をお願いします。清明の塾とは |
ショルツ | コ | 新年度の学習塾の幟も、こう詠むと風雅に聞こえます。 |
白井 | Q | すみませんが 勝手な解釈:春節から青黄国旗が?でなく青赤国旗に? ともあれ早く平和を |
町田 | コ | 4月となり、学び舎に新たな気概を感じます。 |
月足 | コ | 家の前の小さな塾も新年度 |
No.6 反戦の声は届かず鳥曇
広瀬 | ○ | ロシア国民に立ち上がって欲しい思いを北に帰る鳥たちに託したのに届かない現実をどんよりとした曇り空に重ねたのでしょうか? |
白鳥 | コ | 「長期戦」聞きたくない言葉です。 |
木原 | ○ | 鳥曇も季語なんだ。花曇という季語は知っていたけど。この方いろいろな季語を教えてくれる。ありがとうございます。勉強になります。 |
小野 | コ | 「鳥曇(とりぐもり)」という季語があるんですね。確かに、社会は曇った空模様です。 |
片岡 | コ | 鳥曇に込められた鬱屈させられた思い。 |
手塚 | ○ | 鳥曇は「ううん」と読むのか?不吉な兆候ですね。 |
下河原 | ○ | 「鳥曇」の季語からロシアに渡る鳥を連想します。早く世界が平和になることを祈ります。 |
梅原 | ○ | 21世紀とは思えない光景 |
ショルツ | コ | 晴れ晴れとはいかない思いをこんな季語で表わすとは! |
辻 | ○Q | 暗雲?暗い気分? |
白井 | コ | そうですね 早くやめて |
月足 | コ | 実体験ベースが俳句で、これはそぐわないですが |
No.7 永き日やいつもと違ふ酒を買ひ
広瀬 | ○ | さり気なくて良い句ですね~作者はお家で過ごすことが多いのかな?ステイホームを楽しくするのも自分次第といったところでしょうか。 |
大治 | コ | 季節が変わると気分を変えたくなる気持ち解ります |
白鳥 | ○ | 日が長くなり新しい季節を感じ、飲むお酒も新しく。いい句ですね。 |
小野 | ○ | うーん、わかる。ご褒美酒ね。「永き日」は季語なんですね。 |
片岡 | ○ | 何気ないのですが、春ののんびり感や心浮さ立つ感じが出ていると思います。 |
下河原 | Q | いつもと違うお酒はどんなお酒なんでしょうか? |
五嶋 | ○ | 「いつもと違う酒」の心が、わかる。 |
久保田 | ○ | 日が永くなって少し持て余す感じが出ていて良いです。 |
ショルツ | ○ | 買うお酒も季節ごとに刻々と移り変わるのですネ。 |
白井 | コ | 何かあった日? 特別の日でしょうかねー |
町田 | ○ | 「永き日」という季語が「いつもと違う酒」を引き立てていると思いました。ウキウキした感じ嬉しさが伝わります。 |
月足 | コ | 日が長くなり、ついうきうきといつもよりいいビールを(ビールは夏の季語なので、酒に) |
No.8 苗木市「もう一鉢」と重きかご
大治 | ○ | 欲しくなるといてもたってもいられない気持ちを感じさせてくれる句です |
白鳥 | ○ | うーん、気持ちがわかる。あれもこれも植えたい。 |
小野 | ○ | 苗木市に行ったことはあるかな?ないかな? でも、この買いたくなる心境はわかります。「苗木市」も季語なんですね。 |
ショルツ | コ | わかります! つい買っちゃうもう一鉢、もう一本、もう一個。 |
白井 | ○ | 庭へ?かな |
月足 | コ | 実はホームセンター。同じような客で混雑。 |
久保田
No.9 桜よりかわいい笑顔ガム噛む娘(こ)
大治 | ○ | 人への優しさを感じさせてくれるいい句です |
白鳥 | コ | あどけない笑顔が花より可愛い。 |
木原 | ○ | かわゆい女の子の顔が浮かびます。 |
小野 | コ | よほど可愛かったのですね! |
手塚 | ○ | 確かに。可愛さ満載です。作者の目線が効いている。 |
五嶋 | ○ | 愛らしさが伝わってきます。 |
ショルツ | ○ | リズムがいいですネ。ガムを噛むリズムそのもの! |
久保田 | コ | お花見で見かけた子、ガムの色がついた緑の口で笑う顔が桜のピンクに勝っていました。 |
白井 | ○ | いいね 前歯乳歯ぬけ?の想像です |
No.10 初塗りや桜横目に赤い爪
広瀬 | ○ | お孫さんにネイルを塗ってあげているのかな?初塗りとは?桜より可愛いお嬢さんは中学生?それとも小学生? |
白鳥 | ○ | 背伸びをしたい気持ちと恥じらいと。 |
木原 | ○ | 桜より綺麗な指先。ちょっと艶っぽい。 |
片岡 | コ | 桜に気を取られる幼さが赤い爪と対比されて面白いと思う。 |
ショルツ | コ | 花よりおしゃれ! ガム噛むかわいい娘(こ)の初マニキュアでしょうか。 |
久保田 | コ | 急に暑くなって、桜の時期にペディキュアを塗りました。今年の気分は赤。 |
白井 | ○ | いいね いいね なんか桜と競ってみたい(美しさ?) 初マニュキアですね |
月足 | ○ | 桜とマニキュアの対比。春のうれしさ |
No.11 雪舞いて桜と混ざる水溜まり
広瀬 | ○ | 大きな季節に変化と、小さな時間の経過が感じられ、それを水溜まりを舞台に描いたのが面白かったです。 |
木原 | コ | 下五「水溜まり」を「にはたづみ」にするともっとかっこ良かったかも。俳句歳時記角川書店版「春」より。 |
小野 | ○ | 桜と雪。毎年ではないけど、時々出逢います。その意外な光景がうまく17字に収まっていて素晴らしい。 |
片岡 | ○ | 水溜まりとした事で、小宇宙の出来事のようです。 |
下河原 | ○ | 「雪」と「桜」の取り合わせが素敵です。 |
梅原 | ○ | 今年も氷雨で散りました |
久保田 | コ | しかし急に気温が下がった日もあり、雪と桜が水溜りに同居していました。 |
白井 | コ | この時期いつも寒暖激しく、桜 雪が水たまりにですか ね^ |
町田 | ○ | 桜と雪って意外と同居しますね。この句の通りの季節の妙いいですね。 |
月足 | コ | そんな日が多かった |
No.12 春熊野海の碧と空の青
大治 | コ | 冬と違い自然に色を感じることができる春を感じさせてくれますね |
白鳥 | コ | 若山牧水ですね!熊野灘行って見たい。 |
木原 | ○ | 「碧」と「青」を上手に表現していて面白い。 |
小野 | ○ | 熊野というと山をイメージしますが、海もあるみたいですね。碧と青の使い分けが素敵。 |
下河原 | ○ | 熊野灘の空と海が風景が目に浮かびます。 |
ショルツ | ○ | 強烈な2色なのでしょうね。 |
久保田 | コ | 長いこと熊野に行っていませんが、山だけではなく海も近くだしとてもきれいなんです。 |
辻 | ○ | 海と空ゆっくり眺めて過ごしたい |
白井 | コ | 春の熊の灘 海と空の碧 青がででて |
町田 | ○ | 「海の碧」「空の青」の対句表現がシンプルで潔く余韻が残ります。熊野も行きたいなーー |
月足 | コ | 大自然の中、好天の喜び |
辻
No.13 目黒川白鷺四羽春眠す
大治 | ○ | 桜と白鷺の対比が目に浮かんで来るような句です |
白鳥 | コ | 白鷺が棲むほど、水がきれいなんですね! |
木原 | ○ | 四羽という具体的描写がいいですね。 |
片岡 | ○ | 両岸の満開の桜並木の下で、流れに脚を浸して丸くなる鷺たちがいかにも春らしい。 |
五嶋 | ○ | 目黒川の白鷺は何度か見た。いい情景を思い出します。 |
久保田 | ○ | 春らしい景色だな〜。 |
梅原 | ○ | 大変な人混みでしたね |
ショルツ | コ | 鷺はよく見かけますが、見惚れますネ。シティー派鷺さん達。 |
辻 | コ | ほぼ漢字!鷺がひだまりで寝ているようだった |
白井 | コ | 桜の名所ですね 以前大崎ビルで花見し記憶が |
月足 | ○ | 桜の語なしに、桜が浮かびます |
No.14 ちらほらと咲いたさくらをキョロキョロリ
広瀬 | ○ | 「ちらほら」「キョロキョロリ」のオノマトペ表現が効いていて共感します。その時の作者の気分は「ウキウキ」ですね? |
小野 | コ | 「キョロキョロリ」の動作に、「あ、咲いてる」「あ、まだか」の一喜一憂が感じられました。 |
手塚 | ○ | キョロキョロリの気持ちが伝わる表現ですね |
下河原 | コ | 桜を見ながらキョロキョロする様が面白いです。 |
ショルツ | Q | キョロキョロするのは上の鷺さん達? |
辻 | コ | さくら探してラン |
白井 | ○ | いいね 桜を探してる目の動きで |
町田 | ○ | ちらほら咲くさくらは気高く、人間の方をキョロキョロリとちょっと俗に言っているのが楽しいです。 |
No.15 目黒川友の歌の音春爛漫
大治 | コ | 春爛漫という言葉にうきうき感が感じられます |
白鳥 | コ | なんだか楽しそう。花見の宴でしょうか。 |
片岡 | コ | コロナ前の懐かしく忘れてしまいそうな情景です。 |
ショルツ | コ | 歌って語れる本来のお花見、来年こそ。 |
辻 | コ | いろんな人に教えてもらった曲聴きながらゆっくりと走りました |
白井 | Q | 友の詩はなんだろう? やっぱり桜と友とくれば 幻聴♬『ぼーくら待ってる あさくら ゝ ただ咲誇る・・さらば友よ 旅立ち』 |
No.16 マスク越し仄かに香る春化粧
広瀬 | ○ | 春が訪れまん防も解除となり、これまでアイメイクのみだったお化粧も、マスク下のチークもリップも塗って、なんだったらフレグランスも付けるというウキウキ感が出ている句だと思いました。 |
白鳥 | ○ | 新入社員か、大学の新入生か。「春化粧」慣れない感じがいいです。 |
小野 | ○ | 高校生はこの季節思う存分色気付いて化粧をがんばるんだったな〜 マスクがあっても、気合いは同じかもと感情移入(笑) いい匂いがしてきました。 |
下河原 | ○ | 春の香が漂ってきます。 |
ショルツ | ○ | 自然の化粧が香る、と解釈しました。 |
辻 | コ | 普段だとすれ違う人のおしろいの匂いきついですが,マスク越しの香りで胸が騒いだ? |
白井 | コ | 春化粧!! 調査済:色が鍵 オレンジ イエロー ピンク だそうでマスクの下は完璧でお出かけでしょうか? |
町田 | コ | はい。マスク越しにもお花の香りがしてきます。 |
月足 | コ | これも春らしさを感じます |
小野
No.17 春の宵ふたり静かや時とまれ
広瀬 | ○ | 何も言わなくても解り合えて、同じ時間を共有し浸れる相手はいったい誰?友達?配偶者?それとも恋人?恋人であって欲しいと思う私はまだ若い? |
大治 | ○ | なんとも言えず良い句です |
白鳥 | ○ | 二人静かは花ではなく人二人ですね。ひっそりと流れる濃密な時間。大人の俳句。 |
木原 | ○ | 三段切れが気になるが下五の「時とまれ」が凄くいいなあ。 |
小野 | コ | あの人(誰か)とひっそり春の宵に桜を眺めるというような恋への憧れ。妄想です笑 |
下河原 | Q | ふたりとは誰と一緒なんでしょうか? |
ショルツ | ○ | いいですね! お菓子の《二人静》のイメージも重なります。 |
辻 | ○Q | 二人? |
白井 | ○ | なんか なんか最近あり得ない事項かな 幻聴♬やーちゃん『まぼろしでかわーまない 時間よー止まれ このひと(女)にかける』失礼 |
町田 | ○ | 話をしなくても良い二人、「時とまれ」が良いですね。調べもなめらか |
No.18 いにしへの誰(た)が眺めしか春の水
大治 | コ | 私は昔の遺跡や仏像を見るとこのような感慨が同じく湧いてきます |
白鳥 | コ | 古来からいろいろな人の思いを見てきた川?湖?海? |
木原 | ○ | 歴史を感じながら春の川を眺めているのだろうか。いろいろな事が想像できるいい句ですね。 |
小野 | コ | 京都でバス停を降りて、大原三千院に向かう道すがら、小川に沿った道を歩きました。昔の人もさらさらと流れるこの小川を眺めたのだろうな、と。 |
片岡 | ○ | 名勝の地に佇むと、こんな気が起こるなぁ。 |
下河原 | ○ | 「いにしえの」の語句がこころに響きます。 |
梅原 | ○ | 先人も春を愛で |
ショルツ | ○ | 同じ景色を眺めたのはどんな人達?ファンタジー! |
久保田 | ○ | 昔から脈々と受け継がれている春を感じる心が伝わります。 |
白井 | Q | 故人のことですかね |
町田 | コ | 天龍寺の春光にキラキラ輝く水面を見て・・・でしょうか。「春の水」で水面の輝きを感じました。 |
No.19 良寛の桜の句ごと我逝かん
大治 | ○ | 昔の人の気持ちは今も変わらなく今の自分達にも響いてくる、そんな思いが感じられる句です |
白鳥 | コ | 散る桜残る桜も…みんないつかは。 |
小野 | コ | 「散る桜残る桜も散る桜」by良寛。これは逝ってしまったあの人の愛でた句。私も、この句のごとく逝きたいし、生きたい。 |
片岡 | コ | 残る桜も散る桜…かぁ。 |
手塚 | ○ | 良寛の辞世の句「散る桜・・・」ですか |
ショルツ | コ | ご教示ください。 |
白井 | コ | うーん 良寛さんの散る桜ですかね? 寺子屋修行経験の我はとっても身に入ってなく |
月足 | コ | そうありたい |
No.20 古草や若草の下(した)で輝けり
木原 | コ | 中七の「で」はなくても三段切れにはならないと思う。「で」を省いて中七の字余りを回避したらどうだろうか。いや「の」を省く選択肢もあるか。 |
小野 | コ | 若草も古草も春の季語だそうです。私たち世代は古草だなと思ってね、でも、まだまだ輝けます。いぶし銀のごとく。 |
手塚 | コ | これも古草と自分の年齢が重なります・・・・ |
五嶋 | ○ | 時の流れを感じ想い、しみじみとした気持ちになりました。 |
白井 | ○ | なんか世代交代で 新な命を授け 自分は一瞬金色で輝くような こんな老人になりたい(個人的意見) |
月足 | ○ | 古草を目指したい |
広瀬
No.21 公園を舞うよ桜と燥ぎ声
広瀬 | コ | 公園のベンチで休んでいた時、風が吹いてきてちょっとした桜吹雪となり、風の音と子供たちのはしゃぎ声が頭の中でグルグルと渦巻いて、幻想的な瞬間となりました。 |
大治 | コ | 舞い散る桜は華やかさがあっていいですね |
ショルツ | ○ | 燥ぎ声まで舞うと表したのが効いています。 |
辻 | ○ | 平和がいいね |
白井 | ○ | 桜下 子供のはしゃぐ声ですかねー コロナで酔っ払いのおっさんはいなくいいですね |
町田 | ○ | 舞うのは桜!と、ここまでは想像できますが、はしゃぎ声も一緒に舞うというのが素敵です。 |
五嶋 | ○ | 公園にいるのは子供たちかな。早く世の中全体が元気になってほしい。 |
No.22 テラス席気づけば皆が桜人(さくらびと)
広瀬 | コ | イタリアンのテラスがちょっとした桟敷席の様になっており、ふと周りを見たら、皆が桜を愛でたり写真を撮ったり…幸せそうな表情をしておりました。 |
白鳥 | コ | 皆桜が目当て。 |
小野 | ○ | 桜を愛でる人を「桜人」というのですね。日本人の99%は桜人だね笑 |
片岡 | ○ | 花びらで飾られた人々ですね。 |
下河原 | ○ | テラスに座って桜を眺めている「桜人」が素晴らしい表現ですね。 |
ショルツ | ○ | 素敵な表現! |
辻 | Q | ??? |
白井 | ○ | いいね いいね 桜人ですか いいね |
町田 | コ | 「桜人」桜を愛でる人かな、楽しい言い方だなーと思ったら、季語なんですね。 |
No.23 目を留めて妻に落花の髪飾り
広瀬 | コ | 妻とテラス席で食事をしていた時に、桜の花びらが彼女の髪に舞い降りて…一瞬ハッと見入ってしまいました。どちらにハッとしたのかは内緒ですw |
白鳥 | ○ | 花びらの髪飾りとハッとした夫に本人は気づいていないのが、何とも言えずいい感じです。 |
木原 | ○ | 一瞬の景を見事に切り取って詠みましたね。素晴らしい!お見事! |
小野 | ○ | この日本的情緒が素晴らしい。 |
片岡 | コ | 上の句と同じ落花でも、この句は優しい。 |
手塚 | ○ | 奥様への思いがたっぷり。仲睦まじいことでなによりです。 |
下河原 | ○ | 妻へのほのぼの感が素晴らしいです。 |
梅原 | ○ | 粋だねぇ |
ショルツ | コ | 愛情溢れる眼差し。 |
白井 | コ | いいね いいね いいですね |
月足 | コ | しばし、御髪に留めましょう |
No.24 頑張れと我を鼓舞する鼓草(つづみぐさ)
広瀬 | コ | タンポポは花の形が鼓(つづみ)に似ていることから「鼓草」の別名が付いたそうですが、それを知ってから道端のタンポポがより一層逞しく見えて、「頑張れ!」と励まされているような気持ちになります。。 |
大治 | ○ | 頑張らねば、その気合が大切 |
白鳥 | コ | タンポポ見ると元気でる。 |
小野 | コ | 鼓草ってたんぽぽのことなのね。たんぽぽ、大好きです! |
ショルツ | コ | たんぽぽ⁉︎ 知りませんでした。確かに元気出ますね。 |
白井 | コ | 鼓草=たんぽぽですか そこで幻聴♬『きみはダンディライオン ほんとの孤独をしらないの 今素敵なレディーになる』失礼 |
町田 | ○ | 鼓草って「たんぽぽ」なんですね。冬を越えてビタミンカラーの花、確かに元気をもらいます。 |
月足 | ○ | 地面から応援している感じがします。たんぽぽなんですね |
町田
No.25 苔深く春雨積もる三千院
広瀬 | ○ | 苔むした三千院の参道?に降る春雨は桜の花びらも入り混じって降り積もるのでしょうか。。そんな風景を千年以上も見守ってきた三千院の歴史も感じる逸句です。 |
大治 | ○ | 恋に疲れた女の人の句ですね |
白鳥 | コ | 春雨の降る三千院もいいでしょうね。 |
木原 | ○ | 春雨を積もると表現している所がいいです。 |
小野 | コ | さりげなくシンプルなところがいい感じです。いい句ですが、一番いいのは3句目。なので、あえて差をつけました。 |
片岡 | コ | 苔深く春雨が積もっていく、美しい着想。 |
手塚 | ○ | 三千院の深淵な風情が良いですね。 |
下河原 | コ | 私も京都「大原の里」行きたかったです。寂光院も好きです。 |
ショルツ | ○ | 雨が積もるように見えるのですね。この時期雨天でこそ見られた光景なのでしょう。 |
久保田 | ○ | 春雨積もるで煙るような豪雨の様な色々な振り方が想像できます。 |
白井 | ○ | いいね 三千と聞けば 幻聴♬『京都~大原三千院 恋につかれた女(女性)がひとり 二人??』ですね |
町田 | コ | 雨の大原三千院にて 「雨はしょうしょうと降っている…もしも百年がこの一瞬の間に…」の詩を思いました。 |
五嶋 | ○ | 「春雨積もる」を三千院の現地で感じてみたいです。 |
No.26 花冷えの東寺お堂よ血潮満つ
大治 | コ | 不動明王の真っ赤に燃えた光背を連想させる句ですね。不動明王のファンになりましたか? |
白鳥 | コ | 血潮とは?源光庵の血天井みたいのがあるんですか。 |
小野 | コ | うん、たしかに花冷えは言い得て妙。「血潮満つ」に激しさが出てますね。明王に惚れた? |
手塚 | コ | 血潮が満ちる。寒いのになにを思われたのですか。 |
下河原 | ○ | 東寺の仏像を鑑賞しての句でしょうか? |
梅原 | ○ | 冷と熱の相関がいいね! |
ショルツ | ○ | キリっとした空気に満ちる気を伝えてくれます。 |
白井 | コ | 東寺の特別展?熱くなった?ですかね いいね |
町田 | コ | 東寺の立体曼荼羅に感動して |
五嶋 | ○ | 東寺が懐かしい。「血潮満つ」がすごくわかります。 |
No.27 観音の指たおやかに春包む
大治 | ○ | 千本釈迦堂、肥後定慶作六観音菩薩立像の中でも聖観音菩薩の手の感じはまさしくこの句の表現のとおりでした |
白鳥 | ○ | 観音様の絶妙な指の形。「春包む」がいいですね。 |
木原 | ○ | 観察力と感性が素晴しい。 |
小野 | ○ | いやー 素晴らしい表現。「指たおやかに」「春包む」。まさに! |
片岡 | ○ | 中宮寺の如意輪観音の前に半時ほど正座していたことがあります。 |
ショルツ | ○ | 観音様に包まれていると思うと素敵な気分になります。 |
辻 | ○ | こころが鎮まりました |
白井 | ○ | 観音様の差し伸べる手に春を見た 素晴らしい! |
町田 | コ | 千本釈迦堂の定慶作の聖観音を観て すらっとした観音様で本当に指先まで美しかった。 |
月足 | ○ | 観音の指、たおやか、春。 |
五嶋 | ○ | 確かに、観音像は指の造形がポイントですよね。 |
No.28 花に入り忙し忙しとメジロ言ひ
片岡 | ○ | せわしく枝から枝へと跳ぶメジロが浮かびます。 |
ショルツ | コ | そんな感じしますね。 |
白井 | コ | 上句同様 ティーティーを擬音化ですか そうですね |
町田 | コ | 天龍寺百花苑にて メジロは本当に賑やかでよく動く!仏像の世界から現実へ |
月足 | コ | 情景が浮かびます |
五嶋 | ○ | 花に夢中のメジロ、今年も見かけました。 |
大治
No.29 大原野新緑の山雨煙る
大治 | コ | 京都遠足に行った時の四句です。大原三千院に行った時はしとしと雨でしたが大原の山々に白雲が棚引く景色は鄙びた大原の風情に一層趣きを加えてくれました |
白鳥 | コ | 大原の新緑に雨のベール、目に浮かびます。 |
木原 | ○ | 雨に煙る新緑の景が浮かびます。情緒があります。 |
片岡 | ○ | のびやかな春の山野、新緑が雨にぬれてきれいです。 |
小野 | Q | 「大原の」の間違えではないかと思いましたが、「大原野(だいげんや)」なのかな? |
ショルツ | ○ | 新緑は雨もまた良し。 |
白井 | コ | これも京都大原 風情があり いいね 追記:幻聴♬『京都~大原三千院 恋につかれた女(女性)がひとり 二人??』ですね |
五嶋 | ○ | 大原の新緑を、見てみたい。。 |
No.30 白砂や枝垂れ桜の照り返し
大治 | コ | 高台寺の枝垂れ桜はJR東海のそうだ京都に行こうのポスターになった桜。白砂の庭に一本ピンクの枝垂れ桜は見事でした。 |
片岡 | ○ | 白砂近くまで枝垂れる桜こその光の戯れ。春らしい雅び。 |
小野 | ○ | もしかして、ご一緒に見たあの枝垂れ桜でしょうか? 白砂と照り返しでつなぐとは、お見事! どれも○ですが、一番はこれです! |
下河原 | ○ | 寺院の白砂に枝垂れ桜が映えていますね。 |
白井 | ○ | うーんと 枝垂れ桜の根本の白砂が跳ね返り 垂れた桜にバックライト! 素晴らしい |
町田 | ○ | 高台寺の枝垂れ桜きれいでした。改めて白砂があることでスポットライトを浴びている感じだったなと思い出しました。 |
月足 | ○ | ちょっと暑いくらいの春でしょうか |
月足 | ○ | ちょっと暑いくらいの春 |
No.31 高瀬川窓辺に一輪花見かな
広瀬 | ○ | 京都散策途中のランチ風景?残花なのか?店主が気を利かせて飾ったのか?いろんなことを想像してしまう句でした。 |
大治 | コ | 高瀬側の川沿いにあるお店の窓から夜桜見物、花は少ししか咲いていませんでしたが花見の気分でした |
白鳥 | ○ | 高瀬川界隈には飲食店が多いですよね。お店の窓かな。 |
片岡 | コ | 舟中の詠と読むと、背景の情景が動き変化していく中に技挿しに咲く一花にピントがあって面白いと思いました。 |
小野 | コ | もし、あそこなら、素敵なお店でした。いい句ですが、上の方がもっと良いので、差をつけました。 |
梅原 | ○ | 春の京は本当に素晴らしい |
ショルツ | ○ | 一輪でお花見になる風情なのでしょう。 |
久保田 | ○ | 一輪のお花見、風流です。 |
白井 | コ | 高瀬川ほとり 飲み会場 京都になると みんなお上品で ちなみ3名も |
町田 | コ | 高瀬川の桜を窓辺に見ながらの日本酒は贅沢でした。 |
月足 | コ | 一輪でも、友と一緒の花見酒は美味しい |
月足 | コ | 一輪でも友との花見は酒も美味い |
五嶋 | ○ | 「窓辺に一輪」の風景がすてきです。 |
No.32 京の春同行人と酒談義
広瀬 | ○ | 贅沢極まりない時間が羨ましい限り!きっとあのお三方の京都珍道中のひとコマですね? |
大治 | コ | 最後はお酒の句。今回の京都遠足では皆で合計28種類の日本酒を飲みました。昼食、夕食とも酒談義で盛り上がりました。 |
白鳥 | コ | 談義だけではないでしょう!笑 |
小野 | コ | もし、京都遠足のことなら、楽しかったね! |
手塚 | ○ | 3人組の珍道中でしょうか。ぜひお聞かせください。 |
下河原 | コ | 美男、美女での3人旅のことですよね。酒談義素敵でしたね。 |
ショルツ | コ | 最高の旅! |
久保田 | コ | いいな〜。 |
辻 | ○ | いいな!!! |
白井 | ○ | 最終的には ここの論議ですか お疲れ様でした |
町田 | コ | 「同行人」が色っぽくないなーと思います。「佳人ふたり」はどうでしょう(笑) |
五嶋 | ○ | とにかく、うらやましい。 |
木原
No.33 夕燕待ち合せの西口改札
大治 | コ | 夕方の待ち合わせこれから何処へ行くのかな、もちろん一杯ですよね |
木原 | コ | 有季定型派の私ですが自由律俳句みたいになってしまった。 |
白鳥 | コ | もうツバメが来ているんですか。 |
片岡 | ○ | 不思議にリアリティーを強く感じます。なぜだろ… |
下河原 | ○ | 燕が駅の改札口で待っているのでしょうか。 |
梅原 | ○ | 春の夕暮れいいね! |
ショルツ | ○ | これからデート♡ 燕のように浮き立つ心が感じられます。 |
辻 | ○ | もうツバメか!それゆけやクールとすわローズ |
白井 | Q | もう燕ですか 夕燕は? |
町田 | コ | 夕燕ということは飲みにいくのかなあ? |
五嶋 | ○ | あまり見なくなった、燕がいる情景を想いだしました。 |
No.34 春光や顔認証に開く(あく)スマホ
木原 | コ | 春光という季語はもともと春の景色の事だそうです。春の綺麗な景色を見るとスマホを開いて写真を撮りたくなりますね。 |
久保田 | ○ | マスクしていても顔認証できる様になったよね。 |
白井 | コ | 春の日がスマホに反射ですかね |
No.35 目借時(めかりどき)偶然のふり三号車
広瀬 | ○ | 「めかる」を調べたら春の陽気に誘われて「生き物が相手を求めるさま」という意味もあるそうで。。高校生の時の思い出のシーンですか?石川ひとみの「好きだ~ったのよあなた~胸の奥でず~っと~♪」がリフレイン。 |
大治 | コ | 若い頃の思い出が蘇ったのでしょうね。春の温かさに誘われて |
木原 | コ | 皆藤愛子さんは七号車。とんちゃんは四号車。私は三号車にしてみました。 |
白鳥 | ○ | なんだなんだ?三号車には誰がいたんだ? |
小野 | ○ | この「目借時」という季語は私も使う候補に挙げてました。考えようによっては、色っぽい季語ですよね笑 三号車にどんな素敵な人がいたんだろうかと気になります笑 |
手塚 | コ | 目借時(めかりどき)の季語が新鮮です。 |
下河原 | Q | 目借時の三号車に何があったの? |
ショルツ | Q | 目借時、今ひとつ理解できません。眠くなる時期? |
白井 | Q | うーん 春に偶然を装い南武線3号車?? 幻聴♬『偶然を装い街角で待つわ 好きだあーたのあたな・・・』 |
町田 | ○ | 目借時の季語が楽しいです。ちょっと眠い振りしながら偶然を装って、しっかりあなたのいる三号車へ! |
月足 | コ | かつては四号車、今度は三号車の物語 |
No.36 春風や決勝の参考記録
大治 | ○ | パナソニックの粋な計らいで決勝戦を実施した高校ラグビー、高校ラガーマンに取っては一生の思い出ですね |
木原 | コ | 100m決勝は調子が良くていい記録が出た!と思ったら追い風参考記録だった。残念。。。 |
白鳥 | コ | 追い風参考 |
片岡 | コ | 春風の追風、恨めしいですね。 |
手塚 | ○ | 良いね。陸上部ぽっくて。追い風参考。 |
白井 | コ | そーですか 残念ですが 記録は記録で |
町田 | コ | 「春風」が強すぎて追い風参考記録に残念。 |
月足 | ○ | 渾身の走りが、追い風参考? |
白井
No.37 学び舎に今も誘(いざな)う老桜
広瀬 | ○ | この季節になると、思い出の場所に足が向いてしまう気持ち…とても共感します。昔の自分を温ねて新しい自分を知って…さあ!またこれからの人生を楽しみましょう! |
白鳥 | コ | なぜかどの学校にも桜が植わっていますね。 |
木原 | ○ | あの頃の桜の木がまだあるとは感慨深いですね。 |
小野 | コ | 母校に見事な桜があったのかな? 母校と桜は誰しも思い出あると思う。母校を思い出させるいい句です。 |
手塚 | ○ | 思い出深い桜なのですね。 |
ショルツ | コ | 懐かしい一本なのでしょう。 |
白井 | コ | 近所の旧尋常小学校跡(父も母も通った) 大きな桜ですが寿命か?枯れる寸前です でも今年も一部で花をさせてくれました いつまでだろう? |
町田 | ○ | 学び舎には桜と柳があったなーと漠然と思います。老い桜、会いにいきたいですね。 |
五嶋 | ○ | 40年余りを経て今も鎮座する桜は、本当に貴重。 |
片岡 | ○ | 老桜も在校時は若い木だったんですよね。今昔が重なって見えるようです。 |
No.38 ひかり海モミジに握るはさくら貝
大治 | Q | あかちゃんを連想したのですが 正しい? |
白鳥 | ○ | モミジは小さい子の手ですね。 |
白井 | コ | 逗子海岸で、海で貝拾いの子供を見て 空想です |
町田 | Q | 「ひかり海」「モミジに握る」なんでしょうか? |
月足 | Q | お寿司ではない? |
片岡 | Q | モミジは小さな子の掌? |
No.39 桜雨頬を伝わる別れかな
大治 | ○ | 別れもいろんな別れがありますがそれを連想させてくれますね |
広瀬 | ○ | 時節柄かもしれないけれど、桜雨のお別れって、ただの淋しいお別れではなくて、終わりで始まりと言うか…次のステージへの旅立ちの様な気がします。 |
白鳥 | コ | 春は別れの季節。 |
小野 | ○ | 誰とのどんな別れかは知りませんが、心象風景に共感します。 |
下河原 | ○ | 何故か「桜雨」にしんみりします。 |
梅原 | ○ | 雨か涙か |
ショルツ | ○ | 大切な方とのお別れが桜の時期だったのでしょうか。「桜雨」という言葉が哀しくも美しい。 |
久保田 | Q | 春は別れの季節ですね。感慨深いです。 |
辻 | ○Q | 涙も? |
白井 | コ | 今年も雨で散っていきます 桜の季節は出会いなく 卒業の時期と重なり 悲しげに |
No.40 春潮(しゅんちょう)にざぶとん鰈の上げ3分(さんぶ)
大治 | ○ | 上げ三分 面白い言葉に感心 |
白鳥 | コ | 「上げ3分」とは? |
手塚 | Q | 鰈(かれい)、上げ3分(さんぶ)解説お願いします。 |
下河原 | コ | カレイ釣ったのかな。 |
ショルツ | ○ | 釣り用語満載でかっこいい! |
白井 | コ | つり用語です 春潮=歳時記にあり、年で一番早い潮の中、でっかい鰈産卵を終えたカレイ釣るぞで 敗退 また今度の時合に |
町田 | コ | ざぶとん鰈?調べたら釣り専科ですね。リールを上げ3分にするってどういう事? |
月足 | ○ | 良い潮に良いのが釣れましたか |
白鳥
No.41 鶯の初音(はつね)に人の声止みぬ
大治 | ○ | 誰もがそうするそのまんまの句 いいな |
白鳥 | コ | 三月半ばに伊豆で今年初の鶯の声を聞いた時、周囲の人たちが一瞬静まりました! |
木原 | ○ | みんな思わず耳を澄ますよね。 |
小野 | コ | この季節、うぐいすの鳴き方、やっぱり気になって聴いてしまいます。 |
手塚 | ○ | なるほどです。鶯もこれから訓練してよい声でなくことでしょう。 |
下河原 | ○ | 「鶯の初音」いいですね。共感です。 |
梅原 | ○ | 皆耳をすまして春を感じてますね |
ショルツ | ○ | 一声で人を黙らせる音色。その場を想像しました。 |
辻 | ○Q | 声止まった? |
白井 | コ | あるよね こないだ新ユリの駅近くの公園やぶから すでに谷渡り 都会の鶯は早熟だったりして |
町田 | コ | 鶯の声は特別、みんなが聴きたいと願っているのが伝わります。 |
月足 | コ | まさに、そうですね |
片岡 | ○ | ハッと皆が初音に集中する一瞬、詩の一瞬ですね。 |
No.42 立ち枯れの挿し木の呼吸小さな芽
広瀬 | ○ | すごく繊細で綺麗な句ですね!私もこんな句が詠めるようになりたいです! |
大治 | ○ | 小さな芽に春が集約されていて素晴らしいです |
白鳥 | コ | ベランダネタ① 枯れたと思っていた紫陽花の挿し木が生きていた!超感動。 |
小野 | Q | 押木とは、 挿し木(挿し芽)は株の一部を切りとり、発根させて増やす方法だそうですが、立ち枯れが重なるとわからなくなりました。 |
ショルツ | ○ | 感動!「呼吸」で息を吹き返したイメージを与えてくれます。 |
久保田 | ○ | 春の生命力を感じる句。 |
白井 | コ | 挿し木ですか 挿し木とはちょっと違っていた その先の生命力に注目ですかね |
町田 | ○ | 生きてたんだね!と作者のささやきが聞こえてきそう。 |
片岡 | ○ | 立ち枯れたと思った枝から小さな芽。呼吸を感じます。 |
No.43 はこべ花咲きて古鉢捨てられず
広瀬 | ○ | こちらも繊細でかつ優しい作者のお人柄が滲み出ている句ですね~きっと周りの人達も幸せにしている様な気がします。。 |
大治 | コ | この気持ちすごく解ります |
白鳥 | コ | ベランダネタ② 土を入れたままの放置プランターにハコベが芽を出し、花まで。土を捨てられず水もやっています(苦笑)。 |
小野 | ○ | 本当なら捨てたい鉢にはこべが咲いてしまったということでしょうね。生きるものへの温かな眼差しが素敵です。 |
手塚 | コ | 気持ちは良くわかります。 |
下河原 | コ | 古い植木鉢の中で知らない間にはこべが咲いたのでしょうか? |
ショルツ | ○ | わかります!我々の常識を超えた生命力があるんですね。 |
白井 | コ | ついつい捨てようと思ってたら新たなの出てきちゃいますよね |
町田 | コ | 心の優しさが伝わります。 |
五嶋 | ○ | この気持ち、すごくよくわかります。 |
No.44 古都の花散る先を知る黒瓦
白鳥 | コ | 数年前、高瀬川の湯豆腐屋から見た光景。鎌倉も瓦の色を統一すべき(ムリか)。 |
小野 | Q | 深そうな意図を感じますが、、、 |
白井 | ○ | うーんどう解釈すれば! 以下勝手な想像です 「著者は可憐なわが身が黒瓦に落ちる、でも??」 長くなりますが幻聴♬『~さくら ゝ はなーふーぶーき(夜桜お七より)』 |
月足 | ○ | 桜と黒瓦は長い仲 |
五嶋 | Q | 古都の花は、何なのでしょう? |
下河原
No.45 春驟雨(はるしゅうう)グリーンノートの快疾走
広瀬 | ○ | 突然の夕立に走る女性。。追い抜かれた後から爽やかなフレグランスが追いかけてきて。。この女性が、新調したハイヒールではない事を祈りつつ。。良句でした。 |
白鳥 | コ | グリーンノートって電車かな。 |
木原 | ○ | グリーンノートって香りの事?雨がさーっと降って緑の香りが走り去っていったという事か。かっこいい句だなあ。 |
下河原 | コ | 春の雨の中、オリーブグリーンの最後?の新車(NOTE4WD)で快走しました。 |
ショルツ | Q | グリーンノートは香りですか? |
辻 | Q | ?? |
白井 | コ | 春驟雨=調査済【春の野が柔らかく匂い立ってくる】 また一つ賢くなりました でも使い道が? |
町田 | ○ | グリーンノートとは?馬の名前とすると、普段は弱いのに(想像、笑)雨の中でいきなりの快疾走が目に浮かびます。 |
No.46 坂のぼり天狗求めて花供養
小野 | Q | 古峯神社? |
下河原 | コ | 多摩高に入る直前の春に京都で一人花供養で有名な鞍馬寺に行ったことを前回の句会で思い出しました。 でも実際訪問した時は花供養はやっていませんでしたが季語に使いました。(花供養は有名なのですが) |
ショルツ | ○ | 鞍馬寺の仏事だからですね。イメージ広がる~ |
白井 | コ | 下記の句と合わせ 春神社巡り いいですね |
月足 | コ | 鞍馬の花供養、行ってみたい |
No.47 ヒコーキ雲天にひとすじ春日暮れ
大治 | ○ | 飛行機雲大好きです。 |
白鳥 | ○ | 春の空にヒコーキ雲もやわらかく見え。 |
手塚 | ○ | この句が私にとってもっとも分かり易かったので |
下河原 | コ | 夕焼けの中で一筋のヒコーキ雲が美しく見えました。 |
梅原 | ○ | 情景が浮かびます |
辻 | ○ | いいね |
白井 | ○ | いいね いいね 気持ちよさそうで |
五嶋 | ○ | オレンジと白のコントラストの情景が目に浮かびます。 |
片岡 | ○ | ユーミンを思い出します。 |
No.48 佐保姫や歴史語りて頬ゆるむ
大治 | コ | 奈良の佐保山 聖武天皇と光明皇后が眠る地ですね。 |
白鳥 | コ | 佐保姫人気ですね。 |
木原 | コ | 佐保姫って季語なんだ。今回はいろいろと知らなかった季語が学べたなあ。 |
小野 | ○ | 春の女神「佐保姫」と、春霞とをかけているのかな? 歴史に触れて、好奇心が満たされると頬が緩む感じ、わかります。 |
手塚 | コ | 佐保姫(さおひめ)が季語なのですね。ぜひ解説お願します。 |
下河原 | コ | 昨年に引き続き、若い女性が部署に配属となり、会社の歴史を語る機会を得ることが出来ました。 |
ショルツ | ○ | 春の女神なんですね。歴史談義⇒頬ゆるむ、わかります。止まらなくなります。 |
久保田 | ○ | 歴史語りて頬ゆるむ、というくだりがいいです。 |
白井 | コ | 春を支配する神!! うーん 想像するだけで にんまり:失礼:あくまで個人的感想です |
町田 | コ | 佐保姫の歴史が知りたいです。 |
月足 | ○ | 長い歴史を見てきたのですね |
片岡 | コ | 私も佐保姫を詠みました。 |
梅原
No.49 長雨や濡れる小路に桜散る
木原 | ○ | 濡れている道に散る花びら。無常を感じるこの時。 |
小野 | ○ | 絵が浮かびます。桜の花びらは、いろいろな絵を作り出しますよね。上手に切り取られている感じがします。 |
大治 | ○ | 一雨ごとに桜散って行く。儚さと哀れが入り混じりますね |
下河原 | ○ | 小路に桜吹雪が舞って散っている情景が良いですね。 |
梅原 | コ | 週末長雨に散る桜を惜しみつつ一句 |
ショルツ | コ | 花散らしの雨ですね~ |
久保田 | ○ | 濡れ乾いた地面より鮮やかに見える気がします。 |
白井 | コ | 雨に散る桜の 情緒たっぷりですね 幻聴♬『桜の花びら散るたびに 届かね思いがまた一つ・・』 |
町田 | ○ | 今年の桜、この通りでした。「濡れる小径」なので花びらが張り付いていく感じがします。 |
五嶋 | ○ | この時季の静けさを感じます。 |
片岡 | ○ | 散った桜の花びらの濡れてはりつく感じが伝わります。 |
No.50 年度末今年もマスクと小人数
白鳥 | コ | いつまで続くのか。これがフツーになってしまいそう。 |
手塚 | ○ | 打ち上げ、納会はいつになったらできりるやら。 |
下河原 | コ | いつになったらコロナ禍が終息するのでしょうかね。 |
梅原 | コ | 3回目の我慢の春 |
ショルツ | コ | 歓送迎会もままなりませんね。 |
辻 | ○ | もう日常か?来年もか? |
白井 | コ | そーです 3年目に突入 麻生さんではありませが「いつになったらマスクとれる?」と聞きたい!! |
月足 | コ | いつまで続くのでしょう |
No.51 天災と人災重なる春盛り
広瀬 | ○ | 地震にコロナにウクライナ。。季節は廻れど世界の全てに本当の春がやってくるのはいつになるのでしょうか。。 |
白鳥 | コ | 人災は避けられる。 |
梅原 | コ | ウクライナ、地震・・祈平和穏やかな日々 |
白井 | コ | 地震 戦争 コロナ処理ですか 早く平和を |
月足 | ○ | ようやくの春、明るい話題があると良いです |
片岡 | コ | そんな中でも、今日出かけた横浜の街には、人も多く、みんな日本の春を謳歌していますね。 |
No.52 春麗ピカピカ光るランドセル
広瀬 | ○ | 「ピカピカ光るランドセル」だと「春光」の方がフィットする様にも思えますが、この季節を表す様々な意を含む「春麗」を使った事で、様々な想像を掻き立てられました。複数の季語を使用したかの様な錯覚に陥りました。 |
白鳥 | ○ | 新入社員と新入生はすぐわかりますね! |
木原 | コ | 「麗か」が春の季語なので「春麗」では季重なりになるそうです。上五は「麗かや」が良いかと思います。「秋麗」「冬麗」はOKだそうです。 |
小野 | コ | 春麗は、チュンリーじゃなく、はるうらら? 先月、木原氏が「春うらら」は季重なりだって言っていましたね。でも、「春うらら」と言いたくなるし、ランドセルに合っていますね。 |
大治 | コ | ピカピカのランドセルを背負って一年生頑張れ |
梅原 | コ | 孫も小学1年になりました |
ショルツ | ○ | ピカピカの一年生ですね。おめでとうございます。 |
白井 | ○ | いいね いいね |
町田 | コ | 小学1年生が幼稚園にランドセル姿で来てくれます。値段を聞いてビックリ!光り輝いています。 |
五嶋
No.53 一冬を越した鉢植え花開く
広瀬 | ○ | 今、皆が共感できる句なのではないでしょうか?この様な風景が世界のあらゆる場所で見られる日が訪れる事を祈ります。 |
白鳥 | ○ | これはうれしいです。よくやった!と褒めたくなります。 |
小野 | ○ | 大切に育てた植物。花開いたことでの安堵感が伝わってきます。 |
大治 | コ | 待ちに待った春を感じさせてくれます |
五嶋 | コ | ベランダに出しっぱなしで枯れてしまったと思った鉢植えの桜が花開いたのは、嬉しかった。 |
久保田 | ○ | 我が家の鉢植えもそうです! |
白井 | コ | 何の花だろう?ね きっと冬を耐えたとは思えない かわいらしい |
No.54 春風(しゅんぷう)や車の屋根も桜色
白鳥 | コ | 見た目はきれいだけど、乾くととれない桜花。 |
木原 | ○ | 春風が車の屋根に贈り物をくれたのね。 |
五嶋 | コ | 花びらが、車を彩ってくれました。 |
手塚 | ○ | 春らしい光景です。今年の桜は比較的長く咲いていました。 |
下河原 | ○ | 車の屋根に桜の花びらが一杯ついている情景が目に浮かびます。 |
梅原 | ○ | 桜吹雪お見事! |
白井 | ○ | 花びらでしょうか 同時に 黄砂もあった |
町田 | ○ | 今年の雨後の桜、いろんな所を桜色にしていて素敵でした。 |
月足 | ○ | 散る花びらも綺麗 |
片岡 | ○ | 雨に濡れてもいたのでしょうか。 |
No.55 花冷えに耐える桜のありがたさ
ショルツ | ○ | |
広瀬 | ○ | 桜が人を楽しませるために耐えたかの様な擬人表現…こんな「利他の精神」を皆が持っていられたなら。。この作者の様に感謝の気持ちを皆が忘れずにいられたなら。。 |
五嶋 | コ | 今年は、寒の戻りで、花見ができる期間がずいぶん伸びたと思います。 |
白井 | コ | そうですね いつも癒してくれる |
町田 | コ | 入学式まで耐えてくれました。ありがとー |
月足 | コ | お陰様で、長持ちしました |
No.56 桜過ぎ蕾ふくらむ花水木
ショルツ | コ | |
白鳥 | コ | バトンタッチ! |
小野 | コ | 花水木ってきれいなのに、桜に負けてしまう。そこに目を向けているだけで、繊細な感じがします。 |
大治 | ○ | 春の季節感を花で表すいいですね |
五嶋 | コ | 梅→桜→ハナミズキという、この季節の花の移り変わりが好きです。 |
下河原 | コ | あっと言う間に桜も散って夏が近づいて来ていますね。 |
辻 | ○ | 今年ははなみずき綺麗。一斉に咲きました |
白井 | コ | そうですね 桜が終わると季節の移りはやーくて 最も瞬く間に3年 オーバー60から これからどうなるんだろう |
片岡 | コ | 今は、はっとする色彩で白と赤に咲いていますね。 |
片岡
No.57 薄曇二日の酔の初音かな
白鳥 | コ | 鶯に励まされ。 |
小野 | Q | 「初音」って? |
大治 | ○ | 曇りと二日酔いで心も身体も滅入っているところに鶯の声 気持ちの変化があったのではないでしょうか。 |
梅原 | ○ | 花見で一杯 |
ショルツ | コ | 二日酔いがさめるような音色。 |
辻 | ○ | いいね |
白井 | ○ | うーんと ようするに二日酔い?の朝に鶯の心地よい声 |
No.58 蒜(にんにく)も葉は水仙と紛(まが)はしき
白鳥 | コ | 水仙は毒ですよ。 |
下河原 | コ | 水仙の葉には毒が有り、ニラと水仙を間違えて食中毒になったとニュースになっていました。 |
ショルツ | コ | そういえば。。。 |
白井 | コ | にんにくは多分畑を荒らすので栽培はNGと聞いておりますが 花は紫ミラーボールのような |
月足 | コ | ニラと間違えた食中毒がありました |
片岡 | コ | 写真あります。見てみてください。 |
No.59 佐保姫も綿入れ被(かづ)く霙(みぞれ)かな
白鳥 | ○ | 佐保姫人気ですね。春寒の感じが出ています。 |
木原 | コ | わっ。この方も佐保姫知ってるんだ。凄いなあ。でも霙も季語だ。綿入れは大丈夫か?? |
小野 | ○ | お見事! 春になり、寒暖の一進一退、寒さの戻った様子が素晴らしく端的に表現されていて脱帽ものです。 |
大治 | コ | 奈良の佐保山近辺は緑深くいい所です |
手塚 | ○ | 佐保姫おそるべし。三寒四温にうってつけ。作者の見識に脱帽。 |
下河原 | ○ | 前月同様私と同じ季語「佐保姫」が使われています。でも句は「春の女神」の美しいひびきで素敵です。 |
ショルツ | ○ | ただの天候描写でないロマンを感じます。 |
久保田 | ○ | 着るを被くというんだ。寒い春の風景が伝わってきます。 |
白井 | コ | 春の神ですか でも寒暖が激しい季節ですね |
町田 | ○ | 春の女神様も寒かったですよね。「綿入れかづく」なんてなかなか出てきません。すごい |
五嶋 | ○ | 「寒の戻り」を表現する、素晴らしい句だと思います、 |
No.60 ほころびて揺るる桜のうれしさ哉
広瀬 | ○ | 春風に揺れる桜はその開花を自らが喜び祝福している様…でも一番喜んでいるのは、それを愛でる桜人たちですよね! |
木原 | ○ | やっと咲きそうなこの時が好き。 |
小野 | ○ | 「ほころびる」には、「硬く結ばれた(緊張していた)ものが緩む」の意味があるんですね。「うれしさ哉」という表現が好きです。 |
手塚 | ○ | 桜の花びらを擬人化した表現。繊細さが良いです。さすが。 |
ショルツ | コ | 桜に対する素直なきもち。 |
白井 | ○ | そうですね 皆ウキウキ おじさんも今年はどんな新人がくるか?うきうきだたったけど |
町田 | コ | なんて長閑な!これだけで心が優しくなれます。 |
月足 | ○ | 待ちにまたました |
五嶋 | ○ | 春のあたたかさがとてもよく伝わってくる、名句だと思います。 |
手塚
No.61 神妙な顔もほころぶ入社式
広瀬 | ○ | 「緊張と緩和」「期待と不安」…様々な視点で共感できる句。この句を読んだ誰もが「この新入社員の未来に幸あれ!」と思わずにはいられない温かい句だと感じました。 |
白鳥 | コ | がんばれー! |
木原 | ○ | 緊張の中にも新しい世界への期待にふくらむ顔か。 |
大治 | コ | 若いことが羨ましくなります |
手塚 | コ | 今年の新入社員は入社式が初めての会社への訪問、リアルに会うのも初めてでした。今時ではありますが。 |
下河原 | コ | 入社式ういういしくて良いですね。 |
ショルツ | コ | 新入社員の顔がほころぶなんて、良い会社。 |
辻 | ○ | 対面の入社式?ほっこりしました |
白井 | コ | そーですね お孫さん? いいね |
町田 | コ | 希望に満ちた若者たちいいですね。 |
月足 | ○ | コロナでたいへんですが、頑張って |
No.62 有終の美は泡沫(うたかた)に桜散る
広瀬 | ○ | 桜は舞い散る様子が一番美しいと感じる人はきっと多いことでしょう!「儚いからこそ人の心を動かす」という事由もあるのでしょうね。 |
白鳥 | コ | 花筏ですね。 |
手塚 | コ | 同世代の会社の仲間が退職し、昔を思い出したものです。。 |
梅原 | ○ | はかなく消えるが故に素晴らしい |
ショルツ | コ | 散り際の美しさはたとえようもありませんね。 |
白井 | ○ | 幻聴♬『さくらひらひら 舞落ちて 君と春に願しあの夢は・・』一瞬ではかなく消えてく様が思われます |
町田 | ○ | 仕事をやり遂げて泡沫に桜のように散る。潔い感じがしました。 |
月足 | コ | 今年も桜の季節はすぎました |
No.63 花冷えに友の門出の祝い酒
白鳥 | ○ | 新しい道に進むのですね。「花冷え」が効いています。期待と少しばかりの不安と。 |
小野 | ○ | お友達との宴席があったんですね。いい感じの人間関係が、ほんわか伝わってきました。 |
大治 | ○ | 会うは別れの始めなり、サヨナラだけが人生だ を思い出しました |
手塚 | コ | ということで二人で前途を祝して一杯です。 |
下河原 | ○ | 何の門出でしょうか?祝い酒は良いですね。 |
ショルツ | コ | 寒さの中に心と身体の温かさが感じられます。 |
久保田 | ○ | 個人的に花冷えが好きなので、祝い酒がグッと染みます。 |
白井 | コ | うーん この年ですと 再就職? |
五嶋 | ○ | この季節の風物詩。 |
片岡 | ○ | 語呂がいい句です。リズムによって高揚感が生まれていると思います。 |
No.64 紫のメキシコ桜も遥かなり
白鳥 | コ | メキシコ桜って紫なんですね! |
小野 | コ | メキシコ桜というのを調べてみましたが、美しい紫色! どこかで見てみたいです。作者は、思い出を辿って、「もう、ずいぶんと昔のことだな」と思っているのでしょうか? |
手塚 | コ | 20数年前の家族でのメキシコ生活。ハカランダの紫の花の記憶も遠くなりました。 |
ショルツ | ○ | 画像見ました。美しいですね~♡ |
辻 | Q | 紫? |
白井 | コ | へー『調査済み』 キレイと言うか魅力的な色ですね どこで咲いてるだろう? |
町田 | コ | メキシコ時代もあったんですね。桜を見ながらゆったり思い出している感じが伝わります。 |
五嶋 | コ | メキシコ桜を、見てみたい。 |
片岡 | コ | メキシコ桜の存在を初めて知りました。メキシコにいらしたことがあるのかな。 |