第38回 選句・コメント表 2022年8月 | |||
俳句 | 選句者 | 点数・記号 | コメント・質問・自作の説明 |
買いたての水筒の音(ね)やカラカラと | 小野 | 自 | タイガーの水筒を買いました。氷を入れるとカラカラと音がして、それがうれしくて。 |
白鳥 | ○ | 氷の音かな。涼し気な。「買いたて」にウキウキ感がある。 | |
片岡 | ○ | 毎朝、職場ヘ細い水筒に氷と水を入れて持ってゆきます。 飲むとき、氷がカラカラと鳴って心までこ潤います。 |
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久保田 | ○ | 何でカラカラいうのか不思議だけど買いたの感じがよく出ていると思います! | |
梅原 | ○ | 氷の音に癒されます | |
辻 | ○ | 涼しげ。氷がカラカラ? | |
町田 | コ | 「おと」ではなく「ね」と読ませることで水稲が生きているかのように主役になるなあと 思いました。ただ、「水筒」は季語じゃないみたい・・・ |
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白井 | コ | いいね だれのだろう? | |
シダ柄のビキニ着たさにクルマ駆る | 小野 | 自 | 若い女性の行動を句にしたのではなく、自分の体験です。ダイエットするために、派手な ビキニを買いました。石垣島で着るのだ、と。コロナで行けなくなり、箱根のプールへ。 |
木原 | ○ | 「水着」は季語だけど「ビキニ」は季語なのだろうか。でもこの句の場合は「ビキニ」の方が 断然良いね。「シダ柄のビキニ見たさにクルマ駆る」 |
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大治 | ○ | 作者のウキウキした気持ちが伝わってきます。ビキニとは若くていいね | |
下河原 | ○ | 「シダ柄」が気になってしかたありませんです。 | |
白井 | ○ | えー どこへ? しかもシダ柄のビキニ?って どんなのだろう? 要希望:写真添付(ちなみシダ柄・ビキニでググったら Gu |
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広瀬 | ○ | 一刻も早く買った水着を着たい!という逸る気持ちが「駆る」に表れていて良い句です。 なんならオープンカーで水着のまま乗っちゃったりして。。 |
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白鳥 | コ | 行先は都心のプールか江の島か!爪先立ててモンローウォーク。 | |
片岡 | コ | 若い、若いです! | |
月足 | コ | 目指すはあのビーチ? | |
久保田 | コ | 欲しいものがあるのはいいことだよね! | |
町田 | コ | シダ柄のビキニ姿を観たかったなあ | |
手塚 | コ | シダ柄って!! | |
ショルツ | コ | ウキウキ感、疾走感が出ていますね。 | |
夏風邪や友の心緒が荷に溢る | 小野 | 自 | コロナで自宅療養中、えりこが小包いっぱい食べ物を送ってくれたのがうれしかった。 |
月足 | ○ | 例年より心配な夏風邪もこれで乗り切れる | |
町田 | ○ | 「心緒」に馴染みがなく、読み方を迷ったのですが、臥せっていた時友達が届けてくれた荷物に 愛情が溢れていたことがすごく伝わります。 |
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下河原 | Q | 夏風邪は、コロナではなかったですか? | |
大治 | コ | 病気で臥せっている時の友の励まし。嬉しいですね。 | |
ショルツ | コ | ぎっしり詰まっていたのは思いやり。 | |
白井 | コ | 私も夏風邪になって なんかベットでいろんな思いが | |
初嵐天が如雨露で水を撒く | 小野 | 自 | 箱根滞在中に台風が。露天風呂で下から雨を眺めると、雨粒が一粒一粒くっきりと見えました。 不思議な光景。「初嵐露天に落ちる雨雫」と迷いましたが。 |
大治 | ○ | じょうろの漢字初めて知りました。正にこの感じですね | |
手塚 | ○ | 如雨露で撒くというのが言い得て妙。 | |
五嶋 | ○ | この情景、すごくわかります。 | |
ショルツ | ○ | スケールが大きい~~。如雨露の漢字は風情がありますね。 | |
白井 | コ | 立秋後の風でしょうか 草木をならすとあります | |
辻 | コ | 難しい | |
その白さ生まれたてなり朱夏の雲 | 町田 | 自 | 溶けてしまいそうな真夏の暑さの中でも真っ白な雲。何で?と思って |
白鳥 | ○ | 盛り上がった雲の峰の真っ白さ、目に沁みるよう。 | |
片岡 | ○ | 飛行機の窓に浮かぶ雲は青い海の上で白い島のよう。 生まれたての雲に、旅への期待で心が浮きたつ。そんな感じがとてもよく出ています。 |
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久保田 | ○ | 生まれたてなりで雲の白さがよくわかります。 | |
下河原 | ○ | 「朱夏の雲」の白さが目に浮かびます。夏らしさが良いですね。 | |
梅原 | ○ | 夏空が良く描写されていますね。 | |
広瀬 | ○ | 「雲の白」にも様々な「白」があるのですね1「生まれたての白」という表現が面白い。 対比で使用されている「朱夏」という言葉の選択もGOODです。 |
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白井 | コ | そー 朱夏を調べたら 夏まっさかり、人生まっさかりとあった(写った?とみた) うー 我々・失礼私は(多分同じ年)すでに下り坂と認識しておりましたが いいね |
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雲海と突き出た富士と空の旅 | 町田 | 自 | 羽田からしばらくの間、富士山のてっぺんが雲海から突き出て見送ってくれた。 雲海もすごく夏らしかった。 |
五嶋 | ○ | 飛行機から、かな。雲海と富士山の頂、見てみたい。 | |
大治 | ○ | 飛行機から見た景色ですね。尖った富士山を見れるのは上空1万メートル | |
小野 | ○ | 雲海は夏の季語なんですね。誰もが体験したことがあるようで、ないような。でも、 雲海に富士山が突き出て見えたならそれが良い景色であることに異論なし!笑 |
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辻 | ○ | 飛行機から富士山。 | |
ショルツ | コ | 空からの冨士見、極上ですね。 | |
白井 | コ | 西に飛ぶヒコーキからでしょうかね いいね | |
ちるちると夏陽珊瑚に揺れ模様 | 町田 | 自 | 晴れた日の海中は陽の光が波で揺れてそれはそれは綺麗です。 |
木原 | ○ | どこだろう。羨ましい光景。 | |
手塚 | ○ | サンゴ礁の海に夏の日差しが揺れる様。絵になります。 | |
ショルツ | ○ | 南国の休日でしょうか。「ちるちる」っていいですね。 | |
大治 | ○ | 波に揺られた海の中の光景はこのような感じなんでしょうね | |
下河原 | Q | 「ちるちると」とはどんな様子なんでしょうか? | |
片岡 | コ | 「ちるちる」が海にさし入る太陽光だったり、その光に戯れる小魚の擬態語だとすれば、 なんと斬新な表現でしょう。 |
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月足 | コ | 実感溢れるオノマトペ | |
小野 | コ | 最初夏陽が揺れ模様なのだとすっとわからなかった。間に「珊瑚」を入れなかったら、 もっとぴんときたかも。 |
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白井 | コ | あれー 「ちるちる」とは? 解説お願いします | |
小犬から枕取り上げまた昼寝 | 町田 | 自 | と言うか、犬にすぐ枕(クッション)を取られる。一緒に寝るには暑すぎで、 |
月足 | ○ | おとなげないけど、枕返して | |
小野 | ○ | 昼寝が季語なんだね。なんといっても小犬とのシーンが浮かぶのが良い。 | |
白井 | ○ | そー ごゆっくり いいね | |
白鳥 | コ | 子犬かわいそうやん笑 | |
片岡 | コ | 可愛い句です。 | |
ショルツ | コ | キャンキャン!! | |
大治 | コ | 犬の気持ちになるとなんで僕の枕取るの となりますが微笑ましいい光景が目に浮かびます | |
母想ひ墓石(ぼせき)の空蝉そっと取り | 広瀬 | 自 | 母の七回忌での出来事でした。空蝉に、愛おしい気持ちで触れておりました。 |
白鳥 | ○ | お母さんのお墓で脱皮した蝉がいたんですね。命の妙を感じます。 | |
片岡 | ○ | 空蝉のメタファーがとても効いていると思う。空しくうつろのようで、 確かな気配を濃く残している。 |
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月足 | ○ | 空蝉に罪はないが、お墓を清めて。「想ひ」なしでも気持ちは伝わるように思いました。 | |
町田 | ○ | 映像が浮かんできます。ゆったりとした優しいひととき。 | |
久保田 | ○ | 気持ちわかります。お母様への愛情が染み出していますね。 | |
五嶋 | ○ | 「空蝉」に心情が偲ばれます。 | |
下河原 | ○ | 「空蝉そっと取り」と母の面影の対比がしみじみします。 | |
ショルツ | ○ | 「お母さん、肩に蝉がとまってる」と。 | |
大治 | ○ | 亡き人の思い出がジーンと伝わって来る句です | |
小野 | ○ | 空蝉にはいろいろ意味がありますが、ここではセミの抜け殻ですよね。 お母様の不在感とセミの抜け殻がシンクロして良い句だなーと思いました。 |
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梅原 | ○ | 亡き方への想いが伝わる句です。 | |
白井 | コ | しみじみと お墓参りですか? ごくろさまです | |
白シャツで聞いた説法身に沁みて | 広瀬 | 自 | 暑くて上着もネクタイもなしで法事に臨みました。若い僧侶の説法の内容が意外と良かったです。 今思えば「聞いた」を「聴いた」にした方が良かったと少し後悔。 |
片岡 | ○ | これも好きな句です。白シャツが寂しいです。 | |
月足 | コ | さすがに喪服の上着なしでも、お話は身にしみて | |
町田 | コ | 夏の暑い中しっかりお話を聞いてる姿が見えます。 | |
ショルツ | コ | 新盆の情景。心に沁みます。 | |
白井 | コ | 白シャツで聞いた がいいですねー | |
冷麦を無言ですする妻見つめ | 広瀬 | 自 | 「愛おしい」という言葉を使わずに、妻への愛しさを表現したかったのですが。。 「無言で冷や麦をすする妻」と「無言で妻を見つめる私」の対比でした。 |
木原 | ○ | 奥様を見つめる眼差しに様々な思いがよぎっているようです。 | |
町田 | ○ | どうした?無言が意味深で面白い。見つめつつこの辺で機嫌を取るべきか・・・ と悩む夫 が見えます(笑) |
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白井 | ○ | いつもご夫婦一緒って感じ | |
白鳥 | コ | けんかしたの? | |
片岡 | コ | どんな思いで見つめているのか、言語化されていないのですが、 むしろそこに、容易に言葉にならない深い思いを感じました。 |
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手塚 | コ | 奥様への愛情たっぷり。作者はあの人ですね。 | |
夏夕は奴(やっこ)塩辛八海山 | 広瀬 | 自 | 「詠んで字の如く」の句です。夏の夕方に「冷酒で一杯」は最高! |
手塚 | ○ | ゴロも良いし、テンポが良いので。 | |
小野 | ○ | シンプルな飲みシーンが、シンプルに描かれていて好感しました。 | |
白井 | ○ | そー ごゆっくり | |
辻 | ○ | 冷ですか? | |
白鳥 | コ | 夏は日本酒もドライがいいですね! | |
町田 | コ | いいね! | |
下河原 | コ | 奴・塩辛・八海山のリズムが良いですね。 | |
ショルツ | コ | 枝豆も定番ですが、塩辛だとパンチが効きますね。 | |
猛暑日やボトルと共に汗をかく | 五嶋 | 自 | 暑い日の外出、冷たいペットボトルに助けられました。 |
白鳥 | ○ | マイボトルの水滴に暑さがよく表れています! | |
白井 | ○ | そー 冷えたボトルのような玉の汗 でもまだ出るのは若い証拠のようで | |
広瀬 | ○ | 今年の夏は、本当に暑かったたたた! | |
片岡 | コ | 何のボトルかな。 | |
月足 | コ | ボトルの汗は涼しげですが | |
町田 | コ | そう、夏の日のペットボトルですね。私はそれが嫌でペットボトルカバーをつけますが、 この句は男性? |
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下河原 | コ | エアコンが効いた部屋で片付けしてても汗がしたたり落ちます。 | |
ショルツ | コ | そうそう、ボトルも汗をかきますね。 | |
陽(ひ)を凌ぎ夕にかすかな秋の風 | 五嶋 | 自 | 夕方にほんの少しの涼しい風を感じて。 |
片岡 | ○ | 朝や夕方に確かに秋の気配を風に感じます。 | |
月足 | ○ | 猛暑の中にかすかな秋の気配 | |
町田 | ○ | 今ですね。次の句と共に季節の変わり目が良く伝わります。 | |
久保田 | ○ | 最近かすかな秋の気配を感じるようになりました。秋の気配は風から来るね。 | |
大治 | ○ | そんな気配も漂ってきてますね | |
梅原 | ○ | すこしずつ秋を感じます。 | |
ショルツ | ○ | 日々刻刻と変わりゆく晩夏の一日 | |
辻 | ○ | 季節に敏感なのがうらやましい。 | |
白鳥 | コ | 暑さで感覚が鈍って、私はまだ「秋」を感じられません(-_-;) | |
白井 | コ | 小さい秋? ちょっと秋 でも暑い 暑いと言ってる間に瞬くまに秋 そしてすぐに暮れでまた気が付けば年とって |
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大暑過ぎ宵の虫の音月明かり | 五嶋 | 自 | 昼間暑くても、虫の音を聞きながらの月見は季節の移ろいを感じます。 |
手塚 | ○ | そろそろ秋の気配が虫の音とともに。 | |
下河原 | ○ | 虫の音と月明かりの対比が良いですね。 | |
白井 | コ | そうですね でも今年はセミが遅い ので秋虫も遅いか? | |
明日来る野分け教える雲と風 | 五嶋 | 自 | 台風の前兆って、独特ですよね。 |
木原 | ○ | 嵐の前の静けさか。 | |
大治 | ○ | 台風の到来を上手に表現してます | |
小野 | ○ | 空模様や風に関心を持つと、天気予報士になれるのかもですね。 作者の空や風との対話が伝わってきました。 |
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白井 | コ | 野分とは 二百十日 氏子の神社ではこれから風祭を実施します。 強風吹かないようにと | |
ショルツ | コ | 不穏な雲と湿気を帯びた生温かいあの風ですね。 | |
祇園会や口一文字稚児の紅 | 久保田 | 自 | |
白鳥 | ○ | きれいにお化粧して晴れ舞台。お稚児さんのかわいい緊張が伝わってきます。 | |
木原 | ○ | 口一文字が可愛らしい。 | |
片岡 | ○ | 山車の上の白い顔に紅の口は神様の無表情。でも、ロ元に浮かんだ人間らしい緊張の表情を とらえたアップの写真のようで素晴らしい。 |
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町田 | ○ | 「口一文字稚児の紅」がすごい!緊張感、力強さ、華やかさみんな表しています。 | |
手塚 | ○ | 京都の祇園祭りでのお稚児さんお化粧可愛いです。 | |
五嶋 | ○ | 祭りの一コマが目に浮かびます。 | |
大治 | ○ | 祇園祭のハイライト山鉾巡行で山鉾の上に載る稚児の緊張感が口一文字でうまく伝わってきます | |
梅原 | ○ | 日本の夏です | |
白井 | ○ | 今年は制限なし行動 祇園祭も その中紅で塗った稚児が口をへの字して姿とみたけど であれば情景が浮かびます |
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ショルツ | ○ | 屋台、衣装の豪華な色彩と白塗りの小さな顔に紅がクッキリ! 目に浮かびます。 | |
月足 | コ | 口の一文字は印象的 | |
ひぐらしや末吉浮かぶ水みくじ | 久保田 | 自 | |
木原 | ○ | ひぐらしと末吉がよく響きあっています。末吉くらいがいいんです。 | |
月足 | ○ | 貴船神社?ひぐらしと合わせ、水みくじは涼しげ | |
下河原 | ○ | 「水みくじ」私も引いて見たいです。 | |
白井 | ○ | これまだ京都ですかね 水みくじとはどこのあるのでしょうか? ヒグラシがバックにあり いいです。 |
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広瀬 | ○ | 「水みくじ」がどんなものかは知りませんが、ものすごく雰囲気のある句ですねー | |
大治 | Q | ひぐらしと末吉の結びつきはどのような感じですか | |
小野 | コ | 雰囲気あるので惹かれますが、解説を聞きたいです。 | |
白鳥 | コ | 水みくじって? | |
片岡 | コ | 涼やかに水の流れるタ暮れの境内。「末吉」がささやかな祈りのようで好きです。 | |
手塚 | コ | 調べました。水占いとは粋ですね。 | |
ショルツ | コ | そこはかとない哀しさを感じます。 | |
ふわふわと電車の中行く蚊をつかむ | 久保田 | 自 | |
辻 | ○Q | その後の顛末は? | |
白井 | コ | そーなです 電車の中最近開けてるので 虫とか 蝶とか どう処理すれば 日本人としたは見て見ぬふりで |
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ショルツ | コ | ナイスキャッチ!乗り物の中で油断大敵!! | |
風死すやスナック司の先は海 | 久保田 | 自 | |
小野 | ○ | 「スナック司」で絶妙な臨場感! そして馴染みの場所という感じも出てますね。 海のにおいがします。 |
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片岡 | ○ | 海辺の街の軒と軒の間から海を見たような感慨が湧いてきます。 | |
町田 | ○ | この力強さは何?「スナック司」って何? 暑いし、海だし、「スナック司」に入る以外に生きる道は残されていない!? |
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月足 | Q | これはどちらでしょう?気になる一句 | |
下河原 | Q | スナック司はどこに有るのですか? | |
ショルツ | Q | 「風死す」とはミステリアスな雰囲気。スナック「司は行きつけの海辺のお店? | |
白鳥 | コ | スナック司って? | |
白井 | コ | 海辺で海風・陸風の間 いわゆる凪タイム 情景から朝方? ですか ずーと飲んでた?? | |
打ち水も甲斐なし三和土(たたき)瞬乾(しゅんかん)す | ショルツ | 自 | 打ち水ぐらいでは涼をよぶこともできない昨今の猛暑。。。「瞬乾」は造語です。 |
白鳥 | ○ | 焼け石に水そのもの! | |
片岡 | ○ | 猛暑の日盛りの感じがよく出ていると思います。 | |
月足 | ○ | 瞬間蒸発はまさに! | |
手塚 | ○ | 三和土(たたき)は今時の家にはお目にかかれません。 | |
五嶋 | ○ | 今年の夏は確かにそうですね。 | |
大治 | ○ | 打ち水、三和土 この言葉日本ですね | |
梅原 | ○ | 猛暑日が多いです | |
白井 | ○ | そうですね 冷房なしで全く歯が立たない暑さ もはや亜熱帯 | |
町田 | コ | 「瞬乾」の力強さがすごいです。「ソッコー乾くー」って女子高生なら言う感じですね。 | |
小野 | コ | マンションでは縁がないけど、一戸建てのあるあるでしょうか。懐かしい夏の記憶。 | |
五分刈りと汗と泥とで球児なり | ショルツ | 自 | 公式戦前は三分刈りなんですが、「~と~と~と」と並べる都合でチョイ長めの五分としましたw 坊主頭のバリカンは当時の家事の中では最も楽しいことでした。 |
下河原 | ○ | 夏は甲子園ですね。高校球児もコロナに悩まされていますね。 | |
辻 | ○ | いいね | |
広瀬 | ○ | 「まさにその通り!」シンプルに情景が浮かんだ良句です。 | |
白井 | Q | いいね 今年は観客も入って いつも元気もらって もう孫の世代になるけど | |
白鳥 | コ | 最近は坊主頭にしなくてもいい野球部も増えています。 | |
片岡 | コ | 多かれ少なかれ、こんな夏が若いときにはありました。 大学一年のラグビーの合宿をふと思い出します。 |
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白シャツの背が遠くなり目を逸らす | ショルツ | 自 | 休日明けの駅で帰っていく子供達を見送るが嫌で、いつもとっとと車を出してしまいます。 |
町田 | ○ | と言うか、遠くなるまで釘付け!?白シャツの君は誰?高校生かな | |
白井 | ○ | うー 夏のお別れ??のシーンかな 久々の帰省? | |
片岡 | Q | なにゆえに? | |
木原 | コ | すみません。解説をお願いします。 | |
松虫草指差す君の片えくぼ | ショルツ | 自 | 蓼科で可憐な松虫草を見せてくれた先輩先生。ふっくらとした丸顔に片えくぼが 愛らしい方でした。病弱なお身体でフーフー言いながらも教える時はいつも笑顔でした。 |
木原 | ○ | この句、好きだなあ。「松虫草」と「片えくぼ」の取り合せが何とも言えないほのぼの感を 出している。 |
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久保田 | ○ | 片えくぼがすごく可愛いです。 | |
小野 | ○ | 高校生的なみずみずしい感性。松虫草と片えくぼの君が絶妙にマッチしてます。 回想なのか、なんなのか気になる笑 |
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白井 | ○ | へーマツムシが鳴くころ咲く花! 知らなかった マツムシも最近いないね 誰のえくぼ? | |
大治 | Q | 君は彼女それともかわいい子供 彼女かな | |
白鳥 | コ | 初恋の思い出かな | |
月足 | コ | 君、気になります | |
手塚 | コ | なにか意味深。誰のこと? | |
下河原 | コ | 君の片えくぼが何となく可愛いいですね。でも「君」とは大人なのかな? | |
ターミナル帰省ラッシュの検査待ち | 梅原 | 自 | 炎天下に久々の帰省、旅行も大変です |
片岡 | ○ | 三年目、久しぶりの人出に湧く大きな駅の構内が如実に浮かんできます。 | |
手塚 | ○ | 帰省のための抗原検査待ち。いつまで続くのやら。 | |
小野 | ○ | 目の当たりに見たことはありませんが、ニュースで見たシーンですね。 人々の動きや気持ちが伝わってきます。 |
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広瀬 | ○ | コロナが増えているのに行動制限のない今年の夏を象徴している句ですね。 | |
月足 | コ | こんな帰省風景は早く解消したいです | |
白井 | コ | そーですか 皆さん気を付けて | |
ショルツ | コ | ご時勢ですね。 | |
炎天下するはゴルフか荒行か | 梅原 | 自 | あやうく熱中症に |
白鳥 | ○ | これはまさに修行です。 | |
町田 | ○ | 予想気温35度とかでゴルフに行く人は何?と思っていました。荒行なんですね。 | |
五嶋 | ○ | この気持ち、よくわかります。 | |
ショルツ | ○ | どちらかといえば荒行じゃないかな~ | |
月足 | コ | 生きて帰れただけで御の字 | |
下河原 | コ | 炎天下のゴルフ熱中症に気を付けて下さい。 | |
白井 | コ | そーだね もう荒行の世界ですね ゴルフもテニスも釣りも | |
日が落ちてほのかに香る白丁花 | 梅原 | 自 | あくかな秋の気配を感じて一句 |
木原 | ○ | 白丁花、どんな香りがするのだろう。 | |
片岡 | ○ | 初めて知りました。可憐な花ですね。 | |
月足 | ○ | ほのかに香るが合います | |
久保田 | ○ | 最近はマスクと猛暑で花の匂いも感じられなくなりましたが、白丁花という花、 どんな香りなのかな? |
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下河原 | ○ | 白丁花の甘い香が漂います。 | |
大治 | ○ | 暑さから解放されてほっとしているところに香りが そんな光景が想像します | |
白井 | ○ | 白丁花 匂いもあるんだ 知らなかった | |
辻 | ○ | どんな香り? | |
白鳥 | コ | ネットで見ました。きれいな花ですね。 | |
町田 | コ | 白丁花を調べて探してみました。似た白い花、ほのかに香っていました。 | |
ショルツ | コ | また新しいお花の名前を学びました。 | |
猛暑日もコロナと並び新記録 | 梅原 | 自 | さらに大雨の今年の夏 |
白鳥 | コ | うれしくない新記録ばかり。 | |
町田 | コ | 暑すぎます。コロナの新記録は何も感じなくなっていますが、 熱中症にはかからないようにします。 |
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白井 | コ | 昨年もそうでした どうも夏にはやる?? | |
夏の丘白きと青きと桃色吐息 | 白井 | 自 | 行きたかった場所で マザー牧場ペチュニア丘の名前に何と桃色吐息だそうで ちなみ花言葉「いっしょなら心安らぐ」だそうで 何とも魅力的 |
町田 | ○ | 白い雲と青い空、やっと登った自分は桃色吐息!色彩に溢れとても楽しい句です。 | |
辻 | ○ | 百恵さんだったか? | |
広瀬 | ○ | 私だったら丘を歩いて疲れ果てて「青息吐息」です。若い頃の思い出かな? | |
白鳥 | コ | 高橋真梨子!ここでは丘を登って疲れたため息?「き」の韻がいいね。 | |
片岡 | コ | リズムが面白い。 | |
下河原 | コ | 白・青・桃色の取り合わせが良いですね。 | |
ショルツ | コ | おシャレ!桃色がさし色として効いていて、 ♬も~もい~ろと~いき~♬のメロディーも聞こえてくる。 |
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子らの声まどろみ覚ます夏の白日夢 | 白井 | 自 | 発熱から高熱 丸4日間 昼間ひとりまどろみ中でした 登校・下校の子供声 〒・新聞バイク音時が 時の聞こえが夢の中に 何ともいい体験ですよ |
木原 | ○ | 昼寝中? | |
梅原 | ○ | 夏のうたた寝気持ちいい | |
白鳥 | コ | せっかく昼寝をしているのに夏休みの子供の声が(怒)。 | |
町田 | コ | 「夏の夢」でも良かったのでは? | |
久保田 | コ | ||
青岬閃光冴ゆる風呂上り | 白井 | 自 | 青岬との季語をしり 以前の海辺温泉での夏バージョンへで作りました |
月足 | ○ | 青岬という季語(傍題)があるのですね。冴ゆは冬の季語としてでなく、 閃光の様子として読みました。 |
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手塚 | Q | 青岬閃光冴ゆるの意味を教えてください。 | |
大治 | Q | 青岬 高知の青岬のことですか | |
ショルツ | Qコ | 青岬=夏の岬なんですね。実際の場所はどこなんでしょう? | |
町田 | コ | 「青岬」という季語があるのですね。 | |
打ち水と禊萩(みそはぎ)添えてお迎え火 | 白井 | 自 | 一応今年もお盆お迎え なんでミソハギかと思って 調べたら 仏(迎えの馬も)は盆花通して 水を飲む?とのこと 遠路からあまりの暑さだったので水分補給してもらいます |
白鳥 | ○ | 日本の夏を実感するのはやっぱりお盆ですね。「打ち水」がいいです。 | |
片岡 | ○ | 食べられない餓鬼を供養するために。なんて優しい習わしなんでしょう。 | |
月足 | ○ | 今年もいつもの通りにお迎えします | |
手塚 | ○ | あの花を禊萩(みそはぎ)というのですね。感激です。 | |
久保田 | ○ | お盆ですよね。さりげないお迎えの光景が浮かんできてほっこりします。 | |
五嶋 | ○ | 日本の夏の良き伝統、だと思います。いい句ですね。 | |
下河原 | ○ | お盆の迎え火は、日本情緒が有りますね。私も今年は新盆でした。 | |
大治 | ○ | 日本のお盆の時の原風景ですね | |
小野 | ○ | 日本の伝統的な風習が表現されていて、まさにという感じ。 | |
ショルツ | ○ | 禊萩をお供えする意味を知りました。来年はウチもお供えしようと思います。 | |
夏盛り我が学び舎は今は無し | 辻 | 自 | 多摩校の我々の時代の校舎は全て無くなりました |
木原 | ○ | 上五の勢いある表現と中七下五のちょっと切ない感じの取り合わせが良いと思います。 | |
町田 | ○ | 「我が学び舎は今は無し」を「夏盛り」に合わせると面白いなと思いました。火事で燃えて しまったようにも思えるし、何か蜃気楼のように学び舎が見える気もするし、夏の思い出が すごくある感じもします・・・その心を聞きたいです。 |
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片岡 | ○ | 統廃合で校名の消える場合もありますが、この句は校舎(多摩高)のことですね。私たちのときでさえ、古びたイメージがありましたが、無くなると寂しいです。 | |
小野 | ○ | 母校がなくなってしまったのでしょうか? 夏盛りの対比によって、その喪失感が浮かび 上がっていて素晴らしい! |
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梅原 | ○ | 多摩高ですか? | |
白井 | ○ | 以前通った多摩川沿いの汚い校舎はいま新しい学び舎へ | |
下河原 | Q | 多摩高のことですか? | |
白鳥 | コ | 廃校になってしまった? | |
月足 | コ | 新校舎もよいですが、あの思い出の校舎も | |
五嶋 | コ | 多摩高の旧校舎、そうなんです。時の流れを感じます。 | |
ショルツ | コ | 我々の暮らした母校は跡形もないようですね。 | |
灼熱の夏の火浴びて富士焼ける | 辻 | 自 | 富士山が真っ黒だったので、思わず焼いてしまった |
白鳥 | ○ | 「火」は日光なのでしょうが「焼ける」とぴったり合っています。 | |
下河原 | ○ | 灼熱の夏で富士山が焼ける表現良いですね。 | |
ショルツ | ○ | 我が国最高峰もこの猛暑では「焼けて」しまうか?心配です。 | |
町田 | コ | 36番も写真が見たいです。 | |
大治 | コ | 富士山も夏の陽射しに反射して正に燃えているように感じられる 本当に今年の夏は熱い気持ちが伝わってきます |
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白井 | コ | そうですね 富士山も溶けるような暑さ | |
涼やかや蜻蛉と並走下り道 | 辻 | 自 | ふと見ると、蝉が並走 |
月足 | ○ | 軽やかな下り道は、涼しさ(夏)も感じ、蜻蛉(秋)も一緒によい季節を感じます | |
片岡 | ○ | どこか秋を感じさせてくれる、汗を涼やかにかわかす風だ。 | |
手塚 | ○ | 本当に涼やかな描写。でも疲れそう。 | |
久保田 | ○ | 蜻蛉と走る光景で何だか涼しく感じます。 | |
五嶋 | ○ | 初秋の夕方の一コマ。 | |
大治 | ○ | 風を切って走る姿に涼しさを感じました | |
広瀬 | ○ | この句を読んで、この夏「暑い暑い!」と文句しか言ってなかった自分を恥じました。 涼しく感じるのも自分次第だと思いました。 |
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白鳥 | コ | トンボと追いかけっこ。猛暑なら大変だけど「涼やか」に救われる。 しかも「下り道」が気持ちよさを倍増。 |
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白井 | コ | なんか光景が 向かい風 下り坂 街並み 新海誠の世界みたいな | |
ショルツ | コ | キツい夏のランニングも、下りは蜻蛉と一緒にラクラク(^^♪ | |
夏富士やlineの友と写し合い | 辻 | 自 | 富士山が綺麗だったのでlineしたら,ベランダからの夕焼けと富士の写真が返って来ました |
白井 | コ | まだコロナでリモート写真交換?ですかね | |
朝顔や吾子乗る赤き一輪車 | 木原 | 自 | 娘が小学生だったころ、夏休みの朝に一輪車の練習をしていた事を思い出して詠みました。 |
片岡 | ○ | 庭先の幸せでつつましい風景がいいです。 | |
手塚 | ○ | 夏休みなのでしょう。赤い一輪車が印象的。 | |
下河原 | ○ | お孫さんが乗っている赤い一輪車ですかね。なんかほのぼのとします。 | |
五嶋 | ○ | 朝顔の色も赤でしょうか。 | |
梅原 | ○ | ほんんりした句 | |
白井 | ○ | いいね いいね でも「あこ」からかつての話? ちょっと解説お願いします | |
白鳥 | コ | 一輪車と朝顔の取り合わせがいいですね。しかも「赤」がいい。「吾子」は女の子とわかって。 | |
月足 | コ | 朝顔とお子さんの一輪車の赤。情景が浮かびます。 | |
大治 | コ | 朝のひと時 小さい子が一生懸命一輪車に乗っているの見ている作者 優しい目で見ていますね | |
夏の海いとこの背丈超しにけり | 木原 | 自 | 「けり」という切れ字にチャレンジしてみた。この使い方で合っているのかな。 |
白鳥 | ○ | 「いとこ」とは一年に一度夏に会うのかな。多くの人が持っている子どもの頃の夏の思い出。 | |
月足 | ○ | 忘れられない夏の思い出 | |
片岡 | ○ | 夏休みで親戚が集まったのでしょうか、そのにぎわいと背景の海がとてもよくマッチしています。 | |
町田 | コ | うーん。何か物語を感じます。力関係が微妙になってきたねー | |
白井 | コ | お孫さんかね? | |
ショルツ | コ | いとこと過ごす海辺の夏休みの情景がノスタルジック。 私も夏休みはいとこと過ごすのが楽しみでした。 |
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合宿のラスト一周大夕焼(おおゆやけ) | 木原 | 自 | 今日で苦しかった夏合宿も終わりだ!最後の一周頑張れ!!を思い出しながら。 |
白鳥 | ○ | 合宿の一日がもう終わる。ああ今日も頑張った。真っ赤な夕焼けに達成感。これもわかるなあ。 | |
町田 | ○ | これは青春の1一ページを絵画にした句のようです。 | |
片岡 | ○ | 大きな自然の中の一コマ、大きな時間の密度を感じます。良い句です。 | |
久保田 | ○ | 練習終わりだ〜!という開放感が大夕焼けで強調されて良いですね! | |
小野 | ○ | 青春やなー でも伝わる。もうバテバテで迎えたラスト一周。夕焼けに見守られて。。。 | |
広瀬 | ○ | 素晴らしい!これはまさに「一枚絵」ですね! | |
月足 | コ | つらい合宿シリーズ | |
手塚 | コ | たぶん陸上部の方でしょう。合宿の時はそんな余裕はありませんでした。 | |
白井 | コ | なんか ずーと前 みたような? | |
ショルツ | コ | もう一息!美味しい夕食が待ってる! | |
夕星(ゆうづつ)に君のハミング夜の秋 | 木原 | 自 | 「夜の秋」は夏の季語。「秋の夜」は秋の季語です。 |
大治 | ○ | 画の中の少年少女が一緒にいる風景が浮かんできました | |
小野 | ○ | ごっつぁんですな感じではあるのですが、素朴であたたかな絵が浮かびますねー | |
白井 | ○ | スチエーション:明星 秋の暮れ 君(だれ) ハミング :いろんな想定が頭の中に でも ずーと前のことだよね |
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辻 | ○ | もう秋か。早く涼しくなーれ! | |
ショルツ | ○ | 素人には思いもつかない語彙、それを放りこむ場面。〇評価をつけるのもおこがましい。 | |
下河原 | Q | 「君」のハミングの君とは誰のこと? | |
白鳥 | コ | メロディはワーグナーの「ゆうづつの歌」かな。 | |
月足 | コ | いずれの句も「君」が気になります | |
熱帯夜闇を切り裂く稲光り | 下河原 | 自 | 深夜マンションの裏側から埼玉県の方を眺めていたら、音はしないのですが稲妻が激しく光って いるのが見え 幻想的な風景でした。 |
片岡 | ○ | 不穏な夜が活写されて、心に残ります。 | |
手塚 | ○ | このところ猛暑日が続き、天気も急変します。 | |
町田 | ○ | 熱く重くどんよりして寝付けない闇を切り裂くような稲光、迫力があります。 | |
五嶋 | ○ | 一雨降って涼しくなったでしょうか。 | |
小野 | ○ | 暑い日の雷はそれだけで夏らしい。しかも、夜中に。 | |
辻 | ○ | 雷来ました! | |
白鳥 | コ | 少しは涼しくなった感じがする。 | |
白井 | コ | 全く 天候不順で | |
ショルツ | コ | 夏の夜の美しさ、激しさ。 | |
盆提灯父の遺影に光差し | 下河原 | 自 | 仏壇に新盆の白提灯(実際はミニ行灯(あんどん))を置いたら壁に飾った遺影に光が 当たっていました。 |
白鳥 | ○ | お盆のしみじみする感じが伝わってきます。お盆には提灯の明かりがちょうどよい。 | |
木原 | ○ | お父様がお盆に無事にお帰りになったご様子。 | |
片岡 | ○ | 盆提灯の光は淡い色がついていることが多いようです。 淡く青い光に様々なものを感じている作者が浮かびます。 |
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久保田 | ○ | 光が差すことで写真が生き生きして見える気がします。 | |
梅原 | ○ | 情景が浮かびます | |
ショルツ | ○ | お盆提灯は幻想的で飾りつけを楽しみにしています。お父様も笑顔w | |
広瀬 | ○ | お父様への思いが伝わってきました。この句を読んで、お盆の意味をあらためて考えました。 | |
月足 | コ | お帰りなさい、でしょうか | |
白井 | コ | そうですか お盆にお父さん忍ぶで | |
蚊遣火や階段上りで後をつけ | 下河原 | 自 | 健康の為、マンションの階段を歩いて昇っているのですが、昇っているとほのかに、 香取線香のかおりが漂って 追いかけて来るような感じがしました。 香取線香と蚊遣火(かやりび)は実際は違うのでしょうけど・・・ |
月足 | ○ | お祭りか、夜の蒸し暑い中、蚊にさされぬよう後について | |
白井 | ○ | いいね なんか少年の観察みたい | |
手塚 | Q | 階段上り?後をつけ?解説をお願いします。「 | |
町田 | コ | 蚊取り線香の匂いが階段を上ってもついてきたのかな | |
ショルツ | コ | 着目点がユニーク。煙が階段を昇っていく面白い情景。 | |
盆休み思い出まとめハローキティ | 下河原 | 自 | 妹が、実家を処分するにあたり、ハローストレージのキティトランクルームを借りて、 実家に残してあった 様々な思い出の品物を一旦収納しました。この後、時間をかけて 写真などとって整理しようかと思っています。 |
町田 | Q | ピューロランドの思い出?キティちゃんのノートに夏休みの思い出を まとめていたのかな(お孫さん?) |
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白井 | Q | うーん 天候不順で ハローキティ館へ? | |
ショルツ | Q | ハローキティのノート? | |
白鳥 | コ | 最近サンリオ創業者が戦争体験から平和を願ってサンリオを起ち上げたことを知りました。 キティはただのネコじゃない。 |
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小野 | コ | 解説を聞きたいです。 | |
運慶か観音崎の雲の峰 | 片岡 | 自 | 三浦半島にも運慶が多く足跡をのこしていることを知りました。 |
白鳥 | ○ | 入道雲の彫刻のような立体感。「運慶」を持ってきたのが素晴らしい。 | |
木原 | ○ | 夏の雲はマッチョだね。 | |
久保田 | ○ | 雲のダイナミックさが「運慶か」で伝わってきます。 | |
下河原 | ○ | 運慶作の仏像のような雲の表現が良いですね。 | |
五嶋 | ○ | 海の青と雲の白の雄大な風景。目に浮かびます。 | |
大治 | ○ | 横須賀美術館の運慶ですね。外に出るとまさしく運慶の仁王像のような入道雲が | |
小野 | ○ | 雲の峰に運慶の作品を見出す感性がすごい! | |
梅原 | ○ | 雄大な句いいね | |
ショルツ | ○ | 自然の見事な芸術。画像を見せていただきたい。 | |
白井 | コ | 横須賀美術館特別展かね いいね 行ってない | |
手を延べて母に泣く子や夏の末 | 片岡 | 自 | お父さんに抱っこされた二歳くらいの女の子が、駅の改札を入っていく母親に「おかあさん、 おかあさん」と必死に泣いていました。夕立の駅に手を延べ母に哭く と迷いました。 |
木原 | ○ | おじいちゃまに泣く子もいます。 | |
手塚 | ○ | 泣いている幼子の愛くるしさが染みる句です。 | |
広瀬 | ○ | ほのぼのとした良い句だと思いました。 | |
白鳥 | コ | ぐずってお母さんにだっこをせがんでいるんだね。 | |
月足 | コ | お子さんにもつらい夏よ早く終わって | |
白井 | コ | お母さんと海かな? | |
ショルツ | コ | 「母に泣く」の「に」が物語っていますね。 | |
蓮の露この世うつしこむ小さな玉 | 片岡 | 自 | 我が家の小さなベランダの蓮の露が、周りを写しているのを見て妻が職場にLINEで 写真を送ってきたときつくりました。 |
白鳥 | ○ | 丸い露にはたしかにいろんなものが映っている。 芋ではなく蓮、「この世」がより俯瞰できる感じが。 |
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木原 | ○ | 蓮の葉の上の水滴に風景が映り込んでいるという解釈で良いのでしょうか。 それとも「蓮の露」にもっと別の意味がある? |
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月足 | ○ | そんな風にも見えますね | |
手塚 | ○ | この世をうつしこむところが憎い一句ですね。 | |
下河原 | ○ | 蓮の葉にこの世を感じる作者はすごいですね。 | |
大治 | ○ | 夏の早朝の蓮の花と生い茂った葉を思い浮かべますが、 その葉の一点を見つめている作者が見えてきます |
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白井 | ○ | そーなんで 小さいころのお寺紙芝居の記憶で 蓮の花 仏様が頭の中に | |
辻 | ○ | 蓮の上の水滴に映った情景が浮かびました | |
町田 | コ | これはあえての字余り?その心を聞きたいです。 | |
小野 | コ | 美しいです。だからよけいに字余り感がもったいない。 | |
ショルツ | コ | 神秘的。 | |
明滅す自転車駆ける晚夏の梓 | 片岡 | 自 | これも定型を破っています。通勤途中の景です。 |
白鳥 | Q | 「梓」は「し」と読むのでしょうか。 | |
木原 | Q | すみません。「晚夏の梓」の解説をお願いします。 | |
町田 | Q | 梓の花は晩春?それが明滅するの?どういう事なのだろう?それとも梓の実? 烏瓜みたいに赤いのかなあ |
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白井 | Q | 解説お願いします カバの木だよね?? | |
波音は地球の鼓動夏の空 | 白鳥 | 自 | 石垣島の白い浜辺で波の音を聞きながら時を忘れ‥ムリだった。あまりに暑くて20分が限界(-_-;) |
木原 | ○ | 波音を聞きながらワイキキの浜辺を散歩したくなりました。ウクレレの音が聞こえてきそうです。 | |
月足 | ○ | 波音を地球に鼓動ととらえるのが良い | |
片岡 | ○ | 夏の海の夜明けのイメージ。 | |
梅原 | ○ | 波と空の対比がいいね | |
小野 | ○ | わかりやすい直喩。でも、そのシンプルさが良いです。 | |
大治 | Q | 海ではなく空にした理由は | |
白鳥 | コ | 石垣島の白い浜辺で波の音を聞きながら時を忘れ‥ムリだった。あまりに暑くて20分が限界(-_-;) | |
町田 | コ | 私は地球の鼓動って思ったことがないのですごい想像力だと思います。 | |
白井 | コ | この波は台風による大なみでしょうか? | |
手花火や照らし出す顔みな優し | 白鳥 | 自 | 花火をしている時ってみんな笑ってる。 |
町田 | ○ | この通りだと思いました。 | |
片岡 | ○ | 安らぎが伝わってきます。 | |
久保田 | ○ | この句も優し…。 | |
五嶋 | ○ | 子供の頃の庭先での花火を思い出しました。 | |
大治 | ○ | 特に子供たちは嬉しくてしょうがない顔をしていますよね | |
白井 | ○ | いいね いいね そうーです | |
ショルツ | ○ | 打ち上げ花火を見上げるはじけるような笑顔と違って、 手花火を見下ろすと自然と愛おしむような笑顔になりますね。 |
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月足 | コ | 花火にふわっと浮かぶ笑顔 | |
海の色吸って染まらぬ水母かな | 白鳥 | 自 | 濃淡の変わる海の色をそのまま映しつつ漂う水母。憧れる。 |
木原 | ○ | 発想が面白いです。 | |
手塚 | ○ | 知りませんでした。水母はクラゲなのですね。納得の句。 | |
辻 | ○ | クラゲに色を見るとは! | |
片岡 | コ | 海月とも書くクラゲは独特の白さで浮かび上りますね。 | |
下河原 | コ | 「水母」と書いてクラゲの事なんですね。ググリました。 | |
大治 | コ | 水母 くらげですねまた一つ賢くなりました | |
白井 | コ | くらげね 何も染まらないで つりでつれないよく観察 全く自由にふらふら 生まれ変われば クラゲへ |
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ショルツ | コ | 不思議な生き物ですね。 | |
君逝くや絵日記白きまま残し | 白鳥 | 自 | 3才上の従姉妹が亡くなりました。聡明で美しく憧れの存在だった。 まだまだいろんな楽しいことがやれたのに。 |
久保田 | ○ | 誰が逝ってしまったのでしょうか。絵日記ということは小さいお子さん?気になります。 | |
下河原 | ○ | 「君逝く」とは誰のことなんでしょうか? 白紙の絵日記が悲しみを誘います。 | |
広瀬 | ○ | 凄く悲しく美しい句ですね。。白いままの絵日記もなんとも言えませんね~ | |
片岡 | Q | すごく気に懸かる句です。 | |
町田 | コ | えっ、そんな事があったんですね。「絵日記」は季語なのでしょうか | |
白井 | コ | そーですか | |
ショルツ | コ | 切ない。美しい思い出が胸に焼き付いていることでしょう。 | |
小野 | コ | この絵日記は心の中の絵日記なのかな。喪失感が伝わってきます。 | |
コーランの読経の響き熱砂舞う | 手塚 | 自 | これは若き日のイラクでの土漠を思い出して。 |
白鳥 | ○ | 異国情緒満載ですね。 | |
月足 | ○ | 中東の夏?に自分がいる気がします | |
片岡 | ○ | シルクロードをカシュガルまで旅したことがあります。これが地球か? という風景を見ました。 | |
五嶋 | ○ | この経験をしたことがあります。中東のどこの国で詠んだ句なんだろう。 | |
梅原 | ○ | 砂漠の暑さが伝わります | |
久保田 | コ | これは、旅の経験?映画?気になるなあ。 | |
下河原 | コ | アラビアの砂漠の中ですか? | |
町田 | コ | すごく想像できます。 | |
白井 | コ | なぜか 宗教によって 世界が って この頃思いますが | |
小野 | コ | 私の日常とは遠い風景。こんなシーンに作者は出会ったのですね。でも、そこがいいです。 湿度の高い日本の夏とは異なるイスラムの地の灼熱を彷彿させる、そんな句。 |
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ブルーベリー色濃き粒を選りすぐり | 手塚 | 自 | 妻がブルーベリー狩りでいっぱい採ってきたので。 |
木原 | ○ | ブルーベリー狩りですか。いいですね。 | |
久保田 | ○ | 気持ちわかります!色が濃いと甘そうだし。 | |
町田 | ○ | 私もいっぱい収穫しました。確かに色濃き粒を選りすぐって収穫します。 | |
大治 | ○ | 美味しい粒の選定方法。紫の葡萄も同じですね | |
ショルツ | ○ | 慎重に! ブルーベリー・ピッキングでしょうか。 | |
片岡 | コ | 栽培なさっているのかな、大好物なのでうらやましいです。 | |
白井 | コ | いいね いいね そうーです | |
夕暮れやそろそろビールも冷えたころ | 手塚 | 自 | 読んだとおりです。 |
白井 | ○ | いいね いいね そうーです | |
辻 | ○ | ゆったりとして共感。 | |
広瀬 | ○ | 夏の夕暮れに冷えたお酒、、、鉄板ですね! | |
小野 | ○ | 日常の何気ない風景と、そのときの作者の心境が絶妙に伝わってくる。 | |
白鳥 | コ | 想像してのどが鳴る。 | |
町田 | コ | 夕暮れから一杯!夏休みならではですね。 | |
大治 | コ | グラスも冷やして | |
ショルツ | コ | 夏の夕方はやはり冷え冷えのビール。 | |
父母は祖霊となりし盆供養 | 手塚 | 自 | 両親はすでに33回忌をとうに過ぎました。 |
下河原 | ○ | 父母を迎える夏の盆供養は、夏の行事ですね。 | |
白鳥 | コ | お盆とは、考えてみると心の癒される素晴らしい催事です。 | |
月足 | コ | 新盆でしょうか | |
白井 | コ | はい 私も今年もお迎えをしました 一応 | |
ショルツ | コ | ご両親を見送った後の感慨は? 寂しさの中に安堵も?または後悔も混じるのでしょうか? | |
昭和史の既視感どかん終戦日 | 月足 | 自 | 半藤さんの昭和史は歴史の教訓として読んだつもりが、また現実に?既視感じわりとするはずが、 もはやどかん! |
下河原 | ○ | 8月は、やはり原爆忌と終戦忌は忘れることは出来ませんね。 | |
町田 | ○ | どかん(ひらがな)が可愛くもあり恐ろしくもあり・・・ | |
五嶋 | ○ | 同感です。 | |
白鳥 | コ | 戦前・戦後それぞれ77年。 | |
白井 | コ | 戦後77年 ほとんどが戦争を知らない世代となっており もう少し以前先輩がたのお話 (父も含め)を聞けば良かったと思っております |
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ショルツ | コ | インパクトのある句。 | |
週末にやっと干したと梅談議 | 月足 | 自 | 束の間に晴れた週末の梅干しを語る人たち。梅干し作る人って意外と多い? |
片岡 | ○ | 梅酒を潰けるご家庭も多く、その話題でご近所同士が何気ない交流を温める。いい風景ですね。 | |
久保田 | ○ | ほんわかした梅談義が詠まれている句だと思います。 | |
梅原 | ○ | 今年のできは如何でしょうか | |
大治 | コ | 梅干しや梅酒を浸けた後のこの気持ち良く解ります | |
白井 | コ | なんだろう 個人的にここ最近梅がなるので梅干し制作 今年は梅雨明けかと思って干したらまた雨で 2度干し |
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ショルツ | コ | 酒談義があれば梅談義もあるんですね。 | |
猫を飼い閉じた仏壇盂蘭盆会 | 月足 | 自 | 阿弥陀様はきっと許して下さるはず |
木原 | ○ | ご先祖様には申し訳ありませんが仏壇閉めさせていただきます。 | |
手塚 | ○ | なるほどです。ご先祖様も納得では。 | |
白井 | ○ | そーですよね いない人より そばにいる猫(いる人)優先 | |
下河原 | Q | 猫とお盆の関係を教えて下さい。 | |
白鳥 | コ | わかります。お仏壇の中は猫の冒険の世界。 | |
片岡 | コ | イタズラされちゃうからですね。私はスピーカーが心配で家猫は無理かなと思っています。 | |
久保田 | コ | そうなるんでしょうね(笑)。楽しくて、いいことだよね。 | |
町田 | コ | 猫ちゃんには勝てません | |
ショルツ | コ | 猫ちゃん、お仏壇好きのようですね。 | |
フルフェイスがばりと脱げば夏の雲 | 月足 | 自 | 遠いむかしの夏 |
白鳥 | ○ | ツーリングの一日。「がばり」とメットを脱ぐとそこには夏空。爽快感がたまらない句です。 | |
木原 | ○ | 「がばり」という表現に爽快感があり夏の雲とよく合っていると思います。 | |
大治 | ○ | バイク乗りのこの気分良く解ります(若い頃バイクに乗っていました) | |
辻 | ○ | カッコいいね | |
ショルツ | ○ | 夏のツーリングの視界、音、温度、感触まで感じます。 | |
広瀬 | ○ | すごく爽やかな句ですね~この句を読んだ時、陽射しと風を感じました。共感力の強い句です。 | |
小野 | ○ | バイク乗りの心境が伝わってきます。「がばり」がいいですね。脱いで見上げた空と雲。 | |
手塚 | コ | 「がばり」と脱ぐ描写がリアルです。 | |
町田 | コ | カッコイイ! | |
白井 | コ | いいね どこかツーリング?? | |
夏空に銀翼光り西遙か | 大治 | 自 | 長崎島原半島、佐賀を旅しました。その時の4句です。西に向かう飛行機を地上から見た感じです |
木原 | ○ | 西の夏空に飛んで行く飛行機がどんどん小さくなっていく。良い光景ですね。 | |
久保田 | ○ | 最近都心を飛行機が飛んでいるので、とても身近に感じます。絵のような光景ですね。 | |
五嶋 | ○ | 早く気楽に空の旅ができる日が来てほしい。 | |
白井 | ○ | 夏の夕方? ヒコーキ雲の先がキラリ?でしょうか? | |
片岡 | コ | 飛びゆく飛行機に旅に出たいという思いがかき立てられたのでしょうか。 | |
ショルツ | コ | 遠く南の島へ飛ぶ翼でしょうか? | |
海光り大空光る夏干潟 | 大治 | 自 | キリンレモンのCMで有名な有明海の大三東駅に行きました。目の前は有明海の干潟の光景です。 |
白鳥 | ○ | 広々した風景が目の前に広がるようです。ウユニ塩湖みたいな。 | |
木原 | ○ | 「光」のリフレインが夏らしさを増長させて良いと思います。 | |
月足 | ○ | 夏の魅力がいっぱい。実感の句。 | |
片岡 | ○ | 干潟の水鏡に写る夏空が大きいです。 | |
下河原 | ○ | 夏の干潟の情景が目に浮かびます。 | |
町田 | ○ | 目の前に広がる海・大空、輝ける夏の日が素敵! | |
梅原 | ○ | 干潟が輝いている情景いいね | |
ショルツ | Qコ | どこかな~? | |
白井 | コ | どこですかね 今年も夏が過ぎようと 思っていたことのほんの少ししか実行できず 毎年ですが | |
夏草や溶岩流の爪の跡 | 大治 | 自 | 雲仙普賢岳の大火砕流災害からもう30年が経ちます。火砕流の後には夏草が生い茂っていました。 |
手塚 | ○ | 今回はどちらにいかれたのでしょうか。 | |
下河原 | ○ | 溶岩流の跡にも夏草が生えて来た様ですかね。 | |
小野 | ○ | あーこれ、その昔、鬼押し出しがそんな感じで。初めて見た時には宇宙だと思いました。 | |
白鳥 | コ | 鬼押し出しか? | |
月足 | コ | 溶岩の流れた後にも夏草は力強く | |
白井 | コ | 富士山? 浅間山? 普賢岳? どこでもいいね | |
ショルツ | コ | 溶岩流の激しさと夏草の逞しさ。 | |
蔵元の夏酒涼し香り立ち | 大治 | 自 | 佐賀の酒蔵鍋島酒造で蔵出しの夏酒を堪能しました |
町田 | ○ | 日本酒はまず香りから、あーーまた飲みたくなってしまう・・・ | |
白井 | ○ | 最後お酒で〆 | |
辻 | ○ | 夏酒いいね | |
ショルツ | ○ | 夏酒を素直に愛でていますね。 | |
広瀬 | ○ | 夏の蔵元巡り。。酒好きにはたまりませんね~「涼し香り立ち」という言葉が素敵でした。 | |
白鳥 | Q | 涼し気な香りは何というお酒でしょう? | |
手塚 | コ | やはり旅先には蔵元めぐりですか。うらやましい。 | |
久保田 | コ | 夏酒がすごく美味しそうに感じます。 | |
小野 | コ | お酒の句だからかしら? 惹かれます&飲みたくなるぅー |