NO. |
NAME |
MARK |
KU |
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1 |
町田 |
|
初春や日向の匂ひ犬の背に |
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白鳥 |
○ |
快晴続きの関東の冬。愛犬の背中に陽がぽかぽか。ほっこりする句。 |
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広瀬 |
○コ |
「日向」「犬の背」に暖かくのんびりとした平和な時間と風景を感じました。 |
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大治 |
○ |
暖かさが伝わってきます。 |
|
片岡 |
○ |
冬の日の温かな匂い。記憶にあります。 |
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木原 |
○ |
お正月でもワンコの散歩はいつも通り。それでもちょっとお正月の気分に浸る。 |
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ショルツ |
○ |
日ごとに伸びる日を愛犬の背に感じる感性。ワンちゃんへの愛情が伝わります。 |
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久保田 |
○ |
犬の背中に陽があたって温かそうな感じでほっこりします。 |
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手塚 |
○ |
牧歌的です。日向の匂いがいいですね。 |
|
町田 |
コ |
我が家のトイプーの背中から日向の匂いがしました。新春の日常の幸せ。 |
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月足 |
○ |
冬の陽の温かさと犬への想いが伝わります |
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白井 |
コ |
「日向の匂う」はどんな匂いだろう あたたかい匂い |
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小野 |
○ |
たしかに、日向には匂いがありますね。「犬の背に」で作者の目線に読み手の自分の目線が重なりました。 |
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2 |
町田 |
|
朱鷺色の飛び立つるかな冬の朝 |
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大治 |
○ |
朱鷺色初めて知りました。綺麗な翼を雪の中に広げているイメージを抱きました |
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ショルツ |
コ |
朱鷺色、素敵な色です。 |
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下河原 |
○ |
冬の朝、鶴を見れる場所にいるのは良いですね。昔、冬の北海道でタンチョウを見たのを想い出します。 |
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梅原 |
○ |
白地に朱色鮮やかです |
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町田 |
コ |
朱鷺が羽を広げて飛び立つように、朱鷺色が山の背から空全体に広がっていく冬の明け方の空。 |
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白井 |
コ |
そうですね なんとも言えない暖色-蒼コンストラクション |
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小野 |
Q |
朱鷺色は少し黄みがかった淡くやさしい桃色のことなんですね。それが飛び立つとはどんな世界なのかとイメージできなかったのですが、自然界にそのようなものが見えたのですね? 何だったのでしょう? |
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3 |
町田 |
|
脚立に一つ柚子放つ青き空 |
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白鳥 |
コ |
青い空と柚子、そして脚立。陽だまりの庭を想像します。 |
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片岡 |
Q |
脚立を使って、高い所の柚子を一つ穫ったのでしょうか。黄と青が鮮やか。 |
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木原 |
○ |
柚子と冬の青い空の取り合わせが良いと思いました。 |
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町田 |
コ |
柚子収穫後、脚立に載せたままの柚子を見て、柚子の黄色い色や香り、瑞々しさが青い空に解き放たれる感じがしました。 |
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白井 |
○ |
いいねこれ 真っ青に黄色きゆず 葉っぱもアオ |
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4 |
町田 |
|
未だ見ず思ひ出せぬか初夢も |
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広瀬 |
○ |
初夢の内容をはっきり覚えていなかったり、そもそもみたかどうか分からない…あるあるですよね! |
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大治 |
|
私も同じです |
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下河原 |
|
心地よい初夢を見たいものです。 |
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町田 |
|
老化3部作が完成したのに、新春からまた追加。この頃全く夢をみません。 |
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月足 |
|
ちょっと切ない |
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白井 |
|
そーです 率直に言って忘れた夢を思いだすのはこの年では不可能なんで ぜひ新たな夢を |
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5 |
辻 |
|
大寒波真綿のごとき花満開 |
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白鳥 |
コ |
何の花だろう? |
|
大治 |
コ |
この間の大雪は大変でした。そのイメージを連想させます |
|
下河原 |
○ |
大寒波の中で花が満開の情景は良いですね。 |
|
梅原 |
○ |
先日の大雪ですか |
|
町田 |
○ |
直喩と暗喩で雪ですね。大寒波の季語&ヒントがとても良いです。 |
|
白井 |
○ |
大粒なぼたん雪ですかね そのうち積もりますよ |
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小野 |
コ |
何の花だったのかしら? そこは読み手に委ねられています。それもアリだと思うのですが、知りたくてたまらない気持ちになりました。 |
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6 |
辻 |
|
無念なり踏み潰されし霜柱 |
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白鳥 |
コ |
美しいのに。 |
|
片岡 |
コ |
霜柱は子どもたちの格好のエジキ。 |
|
ショルツ |
コ |
見ると踏みたくなるけど、踏まれたのを見ると、、、無念! |
|
手塚 |
○ |
気持ちは分かります。自分で踏みたい。 |
|
町田 |
コ |
折角美しいのに潰されると土と混じってただの泥に・・・ |
|
木原 |
○ |
我が人生に無念な事はいくつあったのだろう。霜柱にそれを見た。 |
|
月足 |
コ |
同感 |
|
白井 |
コ |
だれが踏んだ?が問題? |
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7 |
辻 |
|
寒の朝もや立ち登る排水溝 |
|
白鳥 |
○ |
寒い朝の情景が浮かびます。「排水溝」が絶妙。 |
|
広瀬 |
○コ |
早朝の出勤風景でしょうか?「排水溝」に生活感を感じ、作者が早起きして逞しく生きていく様子が覗えます。 |
|
大治 |
○ |
ボブディランのアルバムのカバー写真にこの句と同じような光景がありました。感性豊かな句だと思います。 |
|
片岡 |
○ |
排水溝を詠みこんで絵にする意欲作ですね。 |
|
ショルツ |
○ |
これ、わかります! |
|
久保田 |
○ |
寒い日が続いているので、すごくリアル感を持って伝わってきます。 |
|
木原 |
○ |
寒い冬の朝のヒトコマを上手に切り取ってあり好きです。 |
|
月足 |
○ |
身近な排水溝にも感じる冬 |
|
白井 |
コ |
そーですね |
|
小野 |
○ |
情景が浮かんできました。生活の中では地味な存在である排水溝が主役になっていて、それによって際立った印象です。 |
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8 |
辻 |
|
初日の出祈る願いはコロナ退散 |
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下河原 |
|
まったく同感です。コロナ退散が一番の願いです。 |
|
白井 |
|
石の上にも3年 仏の顔も3度までで初日にお願い3度で退散(実際は2回めたっけ?)とにかく神様・仏様・・様 |
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9 |
小野 |
|
ひとつ空二羽で羽ばたく四方(よも)の春 |
|
白鳥 |
コ |
山鳩でしょうか。葉の落ちた森でひときわ目につきますね。私も詠みました。 |
|
広瀬 |
○コ |
新春の希望に満ちた風景が満ちている良句だと思います。 |
|
木原 |
○ |
お正月の空に仲良く飛んで行く小鳥が浮かびます。一、二、四のリズムもいいですね。 |
|
大治 |
コ |
四方の春という言葉の響きに感激 |
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片岡 |
○ |
一、二、四と、末広がりの羽ばたきの目出たさ。 |
|
ショルツ |
コ |
四方の春は新年と言う意味なんですね! |
|
梅原 |
○ |
めでたい数え句 |
|
町田 |
○ |
ひとつ、二つ、四つと広がってゆく、めでたいなー |
|
白井 |
コ |
【四方の春:調査済み】うーんつが |
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小野 |
コ |
夫婦っていいなーと思っている独りもんの私の潜在意識にささった鳥たちの風景。新春の季語「四方の春」は伊藤園のお茶のブランドにもなっているらしいです。 |
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10 |
小野 |
|
初雪や名もなき肩に舞い降りる |
|
白鳥 |
コ |
自分も有象無象のひとつという感覚が詩的です。 |
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大治 |
○ |
自然は誰も区別しないところが良さそれが感じられる句です |
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片岡 |
コ |
名もなき肩、という表現に惹かれます。 |
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ショルツ |
○ |
何故か!とてもいい!! 「名もなき肩」なんて何故思い浮かぶんでしょう?! |
|
久保田 |
○ |
「名もなき肩」で、たくさんの人の方に降り注いでいる感じがしていいですね。 |
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月足 |
○ |
それぞれの肩に降り、それぞれになにかを思う |
|
小野 |
コ |
「ガラス越し眺むは雪の乱舞かな」とどっちを投句するか迷いましたが、自分が歩いている目線の句の方を選びました。傘をさしていない人が多いなと思ったのがきっかけ。 |
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11 |
小野 |
|
初東風(はつごち)や白いカイトが天競う |
|
白鳥 |
○ |
真っ青な冬空と白い凧。爽快感あふれる句。 |
|
木原 |
○ |
まっ白い凧と真っ青な空がとても美しく浮かんできました。 |
|
ショルツ |
コ |
東風という古風な言葉とカイトという片仮名語の組み合わせがおもしろい。 |
|
下河原 |
○ |
最近は凧揚げも見なくなりましたね。凧揚げも懐かしい正月の風景です。 |
|
手塚 |
○ |
良いですね。いかにもお正月。 |
|
町田 |
○ |
新年感がすごく出ています。白いカイト、今年は何色に染まるのでしょうか? |
|
白井 |
○ |
いいね 新春の風に凧 競技用かな? |
|
小野 |
コ |
散歩で駒沢公園に行ったときに見た風景。凧といえば、カラフルなイメージだったのですが、白いタコが多かったです。 |
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12 |
小野 |
|
人の縁消えゆく賀状がいのち綱 |
|
白鳥 |
コ |
もうすぐなくなってしまうかもね。 |
|
広瀬 |
○コ |
賀状で繋がっていなくとも、SNS等で繋がっていれば消息なども判って良いのですが。。 |
|
ショルツ |
コ |
やめたいのが本音だけど、年賀状でしかつながっていない人もいますね。 |
|
下河原 |
コ |
確かに年賀状だけで繋がっている方もいますね。今年は寒中見舞いとして出しました。 |
|
手塚 |
コ |
毎年、何人か年賀状は最後とい連絡をもらいます。 |
|
月足 |
コ |
毎年一度、人の縁を確認します |
|
白井 |
コ |
そーですね |
|
小野 |
コ |
今年会社発の年賀状は出しませんでしたが、個人の年賀状はまだ出しました。「年賀状を卒業します」という賀状ももらう中、安否だけでも知りたい相手がやっぱりいます。 |
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13 |
五嶋 |
|
元旦の青空に早や紅い梅 |
|
白鳥 |
コ |
おめでたい!いい光景です。 |
|
ショルツ |
コ |
春一に咲くからめでたいのですよね、梅は。 |
|
五嶋 |
コ |
快晴の元旦朝の散歩で、紅梅を見かけて。 |
|
月足 |
○ |
青と赤の対照 |
|
白井 |
コ |
我が家の早咲きの梅 まだ今年は蕾 さむーね でも季節は動きだして |
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14 |
五嶋 |
|
ガラス越し陽(ひ)を浴びながら蜜柑(みかん)むく |
|
白鳥 |
○ |
これもいいなあ。ゆったり冬休み。 |
|
大治 |
コ |
炬燵に入ってたらなんか一日中ボーとしてられますね |
|
片岡 |
○ |
ガラス越しとしたことで、何だか温かい。 |
|
ショルツ |
○ |
典型的な冬の情景。ガラス越しの陽の温かさとひんやりした蜜柑の対比がわかります。 |
|
久保田 |
○ |
穏やかな冬の日の光景が浮かんできます。癒される。 |
|
五嶋 |
コ |
ちょっと昭和の句ですよね。でも、陽射しが心地よかった。 |
|
手塚 |
○ |
のどかですね。冬の風物詩 |
|
町田 |
○ |
家の中に居ると、時々温室だなあと思うことがあります。いつまでもぬくぬくしていたい温室の幸せですね。 |
|
木原 |
○ |
ガラス越しに冬の陽を浴びながら蜜柑を頂くゆったりとした午後。何気ない日常の描写がいいです。 |
|
月足 |
コ |
小さな幸せに共感 |
|
白井 |
○ |
いいねいいね 昔縁側で昼寝を思い出す |
|
小野 |
○ |
のどかな冬の風景ですね。みかん、食べたい。 |
|
15 |
五嶋 |
|
どんと焼き待つ神社には人もなく |
|
大治 |
○ |
昔は疫病が流行ると神頼みだったのになんか寂しい気がします |
|
片岡 |
コ |
せっかくの再開が少し淋しいですね。 |
|
ショルツ |
コ |
寂しい。来年は人が集まる日であってほしいです。 |
|
下河原 |
コ |
今年は、初詣にいけませんでしたが神社は人影がまばらだったですかね。 |
|
五嶋 |
コ |
投句締切りのちょっと前に行った、氏神様の様子。 |
|
手塚 |
コ |
川崎近辺はどんど焼きです。どんとは東北地方? |
|
木原 |
○ |
コロナ禍の寂しいどんと焼きだろうか。 |
|
白井 |
コ |
近くの塞ノ神行事も2年連続中止 だるまさんの行き場所なく |
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小野 |
コ |
さびれた神社なのかしら。物悲しい句です。 |
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16 |
五嶋 |
|
景色より足元を視(み)る都市(まち)の雪 |
|
白鳥 |
コ |
たしかに!滑りそうで怖かった。 |
|
広瀬 |
○コ |
凄く共感します。漢字の選択も良いです。たまに降る雪にはもっと情緒を感じたいものですね。 |
|
ショルツ |
コ |
ホントですね。注意一秒怪我一生! |
|
下河原 |
○コ |
正月の雪、確かに雪景色を楽しむ前に足元に注意でしたね。 |
|
五嶋 |
コ |
舗装道路に積もる雪は、滑ります。 |
|
梅原 |
○コ |
本当に・・あちらこちらで救急車 |
|
町田 |
コ |
まずは安全確保!大切です。 |
|
月足 |
コ |
景色を楽しむ余裕はない。安全第一 |
|
白井 |
コ |
転ばぬように 小股で |
|
小野 |
コ |
都会に雪が降ると確かにそうなります。 |
|
17 |
ショルツ |
|
ゆく年を晦日詣(みそかもうで)に見送りぬ |
|
ショルツ |
コ |
数年来晦日詣が習慣になっています。「見送りぬ」でなく感謝の意味を表したかったけれど「手を合わす」では「詣」と重なるし、どうしたらよかったか?? |
|
白井 |
コ |
寒かったけど、2年参りきっと今年は良い年に |
|
小野 |
コ |
私も毎年やっています。29日にですが。 |
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18 |
ショルツ |
|
初日(はつひ)立ち銀朱(ぎんしゅ)の帯を灘に延ぶ(のぶ) |
|
白鳥 |
○ |
「銀朱」とはメタリックの赤のことですね。朝日を浴びた海の荘厳さが表れています。 |
|
片岡 |
○ |
美しい日の出を、美しい伝統で表現して妙。 |
|
ショルツ |
コ |
相模灘の日の出。日を主語とし、日が出る=立つ、光の帯がぐんぐん延びてくる様子を「延ぶ=延ばす」としました。銀朱は初日の出の色。 |
|
下河原 |
Q |
「灘に延ぶ」とはどう言う意味なんでしょうか? |
|
久保田 |
○ |
初日が海に写り「銀朱の帯」となり、灘に延びる。壮大な表現で光景ですね。 |
|
手塚 |
コ |
うーーむ難しい。 |
|
町田 |
○ |
句全体が格調高く品を感じます。「銀朱」鮮やかな朝焼けの色なのかな。。 |
|
月足 |
○ |
銀朱という色を知りました。静かな海の初日が浮かびます。初日立ちが良いです |
|
白井 |
○ |
そうですねなんとも言えない暖色=銀朱ですか しかも湾岸にですかね |
|
19 |
ショルツ |
|
天藍(てんらん)に裾引く富士の綿帽子 |
|
白鳥 |
コ |
富士山を花嫁に見立てたのが優雅です。青い空を屏風代わりに。 |
|
広瀬 |
○コ |
今年のお正月は天気に恵まれましたね~。クリアな空にクッキリと映える富士の雄姿が印象的でした。 |
|
大治 |
○ |
富士の山に掛かる雲の姿の美しさを感じさせてくれます。でも天気が悪くなる兆候ですよね |
|
ショルツ |
コ |
天藍も一月の色。真っ青な空の下の富士山。着物の裾を長く引き雪の綿帽子をかぶって端座する様子。 |
|
久保田 |
コ |
「裾引く」で、富士山の広い裾野が見えてきました。 |
|
手塚 |
○ |
富士山の描写が凝っている。 |
|
梅原 |
○ |
真冬の富士も最高です |
|
町田 |
○ |
この句も高尚。「天藍」も色なんですね。 |
|
木原 |
○ |
雄大な冬の富士、いい眺めだ。 |
|
白井 |
コ |
【調査済み】コバルト色の富士ですか |
|
小野 |
○ |
天覧=空と水の青を指す言葉なんですね。その青に富士の裾野の広がる姿を擬人的に着物の裾引くに見立てているのでしょうか。ゴージャスな句ですね。 |
|
20 |
ショルツ |
|
初オリオン伊豆から三浦一跨ぎ(ひとまたぎ) |
|
白鳥 |
○ |
冬の星座ですね。壮大な宇宙の片鱗を見上げるひと時、いいですね。 |
|
片岡 |
○ |
雄大です。 |
|
大治 |
○ |
壮大な気宇を感じる句です。源実朝の箱根路の短歌を思わず思い出す勇壮な句です。。 |
|
ショルツ |
|
相模灘上空のオリオン座。「一跨ぎ」は「天翔ける」と悩みました。 |
|
下河原 |
○ |
オリオン座は冬の代名詞でスケールを感じます。 |
|
木原 |
○ |
冬空の大きなオリオン座は一番よく認識できる星座。雄大さがいいです。 |
|
月足 |
|
雄大。2、3句目とともに、実体験感あり |
|
白井 |
|
箱根の山から見ると こんな感じだと思いますが |
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21 |
久保田 |
|
寒椿綺麗ねと言う母は居ぬ |
|
白鳥 |
コ |
季節が巡るたびに感じる喪失感が切ないです。 |
|
広瀬 |
○コ |
毎年同じ時期に繰り返される家族の会話で、季節や時間経過を感じることは良くありますよね?想い出もより印象深いものになります。 |
|
木原 |
○ |
綺麗ねという素の言葉が胸に刺さります。 |
|
大治 |
○ |
亡きお母様の声が聞こえて来る。思わず涙の句です。 |
|
ショルツ |
コ |
お母様への真直ぐな想いが伝わります。お声が聞こえてくるような。 |
|
久保田 |
コ |
今回は亡くなった母の句。実家のベランダから借景で見える寒椿に鳥が来るのを母がよく見ていたことを思い出します。 |
|
下河原 |
○ |
お母様が居なくなってしまった寂しさがにじみ出ています。 |
|
町田 |
○ |
「寒椿綺麗ね」が母の言葉そのものでいいなー |
|
月足 |
○ |
ふとしたことが思い出につながります |
|
白井 |
コ |
そうですか |
|
小野 |
○ |
寒椿を見ながら、記憶が蘇って、お母様の不在を実感するんですね。 |
|
小野 |
○ |
寒椿を見ながら、記憶が蘇って、お母様の不在を実感するんですね。 |
|
小野 |
○ |
寒椿を見ながら、記憶が蘇って、お母様の不在を実感するんですね。 |
|
小野 |
○ |
寒椿を見ながら、記憶が蘇って、お母様の不在を実感するんですね。 |
|
22 |
久保田 |
|
冬隣アイロンかける死出の服 |
|
白鳥 |
○ |
今すべきことを淡々とこなすその胸のうち。動作だけを記し、気持ちを言外に感じさせる素晴らしい句です。 |
|
木原 |
○ |
悲しんでばかりはいられない。アイロンのかかった服でしっかりとお見送りしないと。 |
|
片岡 |
○ |
四句連作の中で、この句が最も亡き人への思いを強く感じました。 |
|
大治 |
コ |
最後の親孝行ですね |
|
久保田 |
コ |
納棺の時に入れる好きだった服はきれいにして入れてあげたくて、アイロンをかけました。 |
|
手塚 |
○ |
アイロンがけで一層悲しさがこみ上げます。 |
|
月足 |
コ |
心をこめて |
|
白井 |
コ |
そうですね |
|
小野 |
○ |
そういう1シーンがあったのでしょうか。淡々と描かれていて、本当は慌ただしいのでしょうが、このシーンでは時間がゆっくりと流れています。 |
|
小野 |
○ |
そういう1シーンがあったのでしょうか。淡々と描かれていて、本当は慌ただしいのでしょうが、このシーンでは時間がゆっくりと流れています。 |
|
小野 |
○ |
そういう1シーンがあったのでしょうか。淡々と描かれていて、本当は慌ただしいのでしょうが、このシーンでは時間がゆっくりと流れています。 |
|
小野 |
○ |
そういう1シーンがあったのでしょうか。淡々と描かれていて、本当は慌ただしいのでしょうが、このシーンでは時間がゆっくりと流れています。 |
|
23 |
久保田 |
|
西陽来て母の写真に紅をさす |
|
白鳥 |
コ |
西日がお母さまの遺影の表情を変えてくれるのですね。 |
|
広瀬 |
○コ |
旅立たれてからまだそんなに時間が経ってない気がします。斎場から帰宅してお母様の写真を飾ったところに夕陽が射したのでしょうか? |
|
木原 |
○ |
思わぬ西陽の贈り物か。 |
|
片岡 |
○ |
西陽来て、という中に、亡きお母様と過ごした一日がありますね。 |
|
大治 |
○ |
女性らしい感性豊かな句に感激 |
|
ショルツ |
○ |
お綺麗だったお母様を慕う想いを感じます。 |
|
久保田 |
コ |
西陽はオレンジ味が強く、写真に当たると頬紅を刺したよう。 |
|
梅原 |
○ |
想いが伝わってきます |
|
町田 |
○ |
これもいいな。「西日来て」というところが偶然ではなく意志的な感じがしました。 |
|
月足 |
コ |
お母様への想いと共に、暖か気持ちになります |
|
白井 |
コ |
そうですか ひとりじゃないって |
|
小野 |
○ |
○にした3句ともお母様を思う気持ちを、日常の中に表現していて、俳句の妙だと思いましたが、この句が一番好きです。 |
|
小野 |
○ |
○にした3句ともお母様を思う気持ちを、日常の中に表現していて、俳句の妙だと思いましたが、この句が一番好きです。 |
|
小野 |
○ |
○にした3句ともお母様を思う気持ちを、日常の中に表現していて、俳句の妙だと思いましたが、この句が一番好きです。 |
|
小野 |
○ |
○にした3句ともお母様を思う気持ちを、日常の中に表現していて、俳句の妙だと思いましたが、この句が一番好きです。 |
|
24 |
久保田 |
|
風花やかたす手安めミルクティー |
|
木原 |
○ |
暖かい飲み物でも飲んで少し休んでね。 |
|
大治 |
○ |
なんかほっとした気分にさせてくれる句ですねす |
|
ショルツ |
|
「かたす」のは遺品のお片付けでしょう。ミルクティーの優しさが悲しみを和らげてくれますよう。 |
|
久保田 |
|
実家を少し片付け始めているのですが、時々休憩しながら続けています。 |
|
下河原 |
○ |
忙しい日々の中でほっと一息でのミルクティが味わい深いです。 |
|
手塚 |
○ |
心よりお悔やみ申し上げます。お疲れ様。 |
|
白井 |
○ |
さむーい中 ミルクティーでブレーク ふーですね ご苦労様です |
|
25 |
広瀬 |
|
寒声(ごえ)に背中を押され出勤す |
|
白鳥 |
コ |
私、寒くて眠くて毎朝出勤したくないです。 |
|
広瀬 |
コ |
続いた在宅の影響もあり、出勤が億劫な今日この頃…聴こえてきた子供たちの寒稽古の声に背中を押され頑張って出勤したという句です。 |
|
片岡 |
○ |
ご近所で稽古なさる方がいたのでしょうか。 |
|
大治 |
○ |
寒さが駄目な自分この気持ちがすごく解ります |
|
ショルツ |
Q |
寒声の主は? ご家族の「いってらっしゃい」? |
|
下河原 |
○ |
ほとんど週1回の出勤なのにだんだん出勤するのがおっくうになって来ました。 |
|
梅原 |
○ |
今冬は辛いね |
|
町田 |
○ |
剣道の練習?お寺からの読経?寒い冬でも朝からお務めをしている人がいると頑張らねばと思いますね。 |
|
木原 |
○ |
それって奥様の声?がんばれー! |
|
白井 |
コ |
寒声は? いってらっしゃい ですかね |
|
月足 |
○ |
厳寒の中、強い後押しが必要 |
|
小野 |
○ |
寒稽古の様子をテレビで見たのでしょうか。身が引き締まるような声を聞いて、スイッチを入れた様子が伝わってきます。 |
|
26 |
広瀬 |
|
去年今年一喜一憂くじけずに |
|
白鳥 |
○ |
一日一日いろんなことを感じながら、それでも喜を大事に生きていきたいね。 |
|
広瀬 |
コ |
去年の10月の後半からはコロナも収まりつつあり、このままの収束を期待していましたが、年末から正月にかけての急拡大…まさに一喜一憂。でも挫けずに頑張ろう!と自分に言い聞かせてますという句。 |
|
ショルツ |
○ |
今年のモットーに! |
|
木原 |
○ |
勇気をもらいました。ありがとう。 |
|
白井 |
コ |
そのとーり |
|
小野 |
コ |
いろいろな意味で人生一喜一憂してしまいがちな人間の性のようなものが詠まれていて、共感しました。 |
|
27 |
広瀬 |
|
初夢で覚えてるのは虎と妻 |
|
白鳥 |
コ |
うーん。この取り合わせをなんと見るか(笑)。しかし最強の吉夢でしょう! |
|
広瀬 |
コ |
初夢の内容はちゃんと覚えていませんが、、何となく虎と…そして妻が…出てきたような幽かな記憶が、、まさか…妻が虎と化したとは思いたくはないですが…笑 |
|
片岡 |
コ |
ユーモラス。 |
|
大治 |
コ |
両方とも怖いのかな |
|
ショルツ |
コ |
怖いものと優しいもの? |
|
下河原 |
Q |
なんで、寅と妻が並んでいるのでしょうかね? |
|
久保田 |
○ |
恐いんだか、愛しいんだか。ユーモラスでいいですね(ホワッ) |
|
手塚 |
○ |
虎と妻。両方こわそうですが。 |
|
手塚 |
○ |
虎と妻。両方こわそうですが。 |
|
手塚 |
○ |
虎と妻。両方こわそうですが。 |
|
町田 |
コ |
虎と妻の関係は? |
|
白井 |
○ |
ごめんなさい (笑) |
|
月足 |
コ |
なんと申し上げましょうか |
|
28 |
広瀬 |
|
小寒を過ぎて一気に爆ぜるとは(泣)*無音です |
|
広瀬 |
|
またコロナの句ですみません。年が明け小寒を過ぎてから、爆発的なスピードでコロナが拡大。。「日本だけは別!」と信じていた自分に泣けてきました。。 |
|
白井 |
|
そー もう止めようがなく広がって どうなるか? |
|
月足 |
|
予想していたとはいえ、、 |
|
29 |
木原 |
|
去年今年足早にゆく過客かな |
|
白鳥 |
コ |
年をとると、ますます早い。 |
|
木原 |
コ |
毎年時の過ぎる速さは増すばかり。 |
|
大治 |
○ |
時の流れを感じさせる句ですね |
|
ショルツ |
○ |
近年、早さが増しているような。。。 |
|
町田 |
○ |
本当に一年が早くなりました。 |
|
白井 |
コ |
そーですね とにかく時が早くすぎ ♬「時が二人を追い越していく」 |
|
久保田 |
○ |
過客=通り過ぎていく人なんですね。年の瀬の慌ただしい雰囲気がよくわかります。 |
|
30 |
木原 |
|
初東風(はつごち)や空席ふたつ足湯カフェ |
|
白鳥 |
コ |
これから誰かとその席に? |
|
広瀬 |
○コ |
まだ寒い中でも春の訪れを感じさせる初東風…長閑な中にも希望溢れる句だと感じました。 |
|
木原 |
コ |
例年順番待ちで行列の伊豆の足湯カフェ。今年は空席がある。 |
|
片岡 |
コ |
初東風という春を予感させる季語と、足湯カフェののんびり感が合ってますね。 |
|
大治 |
コ |
空席ふたつがおもしろい |
|
ショルツ |
コ |
「2人で温まろう!」 |
|
下河原 |
○ |
季語「初東風」に足湯カフェほんわかしていてのんびりしたいですね。 |
|
町田 |
コ |
丁度、ご夫婦で |
|
白井 |
コ |
足湯カフェってあるのですね 興味は空席二つ |
|
月足 |
コ |
密回避?二人連れの後? |
|
小野 |
○ |
足湯カフェなんて、あるんですね。お店に入れるかな、どうかな?という気持ちと、その後に席を確保できた直後の安堵感、「空席ふたつ」という一語でにじみ出ていますね。 |
|
31 |
木原 |
|
大手町の喧騒去りぬ三日午後 |
|
広瀬 |
○コ |
箱根駅伝ゴール直後の風景でしょうか?今年は4日からの会社も多かったと思うので、3日の午後は潮が引くように人の波が去っていったのかしら。 |
|
木原 |
コ |
日曜日の午後のサザエさん症候群の正月版の気持ちを詠みたかった。 |
|
片岡 |
○ |
三ヶ日と四日から始まる日常の間の、ふとした空白。 |
|
ショルツ |
コ |
都心のお盆、お正月の静けさ、いいですね~ |
|
下河原 |
Q |
箱根駅伝のゴールですかね?青山学院大学強かったですね。 |
|
手塚 |
コ |
これは箱根駅伝のゴール後ですか。 |
|
梅原 |
○ |
箱根終わると寂しいね |
|
白井 |
○ |
オフィス街の一番静寂時期ですかね 新たな町の発見があったりして |
|
32 |
木原 |
|
背伸びしてカメラに目線水仙花 |
|
白鳥 |
○ |
もう早くも春のしるし! |
|
木原 |
|
並んでいる水仙の花を見て、中学時代の遠足のスナップ写真を思い出した。 |
|
ショルツ |
○ |
ほんとだ!水仙は背伸びしているみたい!! 作者の目線、Nice! |
|
手塚 |
○ |
水仙花がこっちを向いている・・・ |
|
白井 |
|
これひょっとすると 水仙をもって流し目の撮影の女の子? |
|
月足 |
○ |
背伸び、こちらを見てるのはその通り |
|
小野 |
|
「カメラに目線」は私の解釈だと「水仙花が」なのですが、どうでしょう? この世界観、好きです。 |
|
33 |
白井 |
|
明かり窓切り絵になりき寒茜 |
|
白鳥 |
コ |
窓が一幅の絵に。きれいな句ですね。 |
|
広瀬 |
○コ |
お風呂の窓でしょうか?夕焼けの様子が切り絵のように楽しめる明かり窓…そんな窓のある家に私も住みたい!旅館だったらごめんなさい。 |
|
片岡 |
○ |
うす暗く沈んだ部屋から見る赤い夕景がきれいです。 |
|
大治 |
○ |
夕方の情景を明かり窓を通しての表現素晴らしい |
|
ショルツ |
コ |
自然の芸術は格別ですね。 |
|
下河原 |
○ |
真っ赤に染まった茜空を明かり窓から見ているのでしょうかね。 |
|
手塚 |
○ |
すばらしい。風情のある冬の朝の風景です。 |
|
町田 |
○ |
そのまま切り絵にになる「寒茜」の美しさが伝わります。 |
|
木原 |
○ |
窓に射す夕日が切り絵のようとは、格別なひととき。 |
|
白井 |
コ |
暮れ大晦日の夕暮れ小高い丘から一息各家窓が積木細工みたいで 全体に切り絵化に |
|
34 |
白井 |
|
初めての娘と祓う除夜の鐘 |
|
ショルツ |
コ |
お嬢さんと神社での年越しの様子でしょうか。しみじみ。。。 |
|
下河原 |
コ |
娘さんと一緒に厄払いで除夜の鐘をつきに行ったのでしょうか?良いですね。 |
|
梅原 |
○ |
ほのぼのとした情景 |
|
木原 |
○ |
事情は分からないけど、なんか良かったねと言いたい。 |
|
白井 |
コ |
今年も晦日紅白前からお宮へ出勤ですが、その前娘婿(娘でなく)がきて初めて家で晦日祓いを |
|
小野 |
○ |
ご自身のお嬢さんとの回想の句でしょうか、それともお孫さん? いずれにしても、「初めての御祓」を覚えていてもらえるその子は幸せ者! 作者の暖かい眼差しが伝わってきます。 |
|
35 |
白井 |
|
獅子頭出番のなしに苦笑い |
|
白鳥 |
コ |
せっかく準備してきたのに。 |
|
ショルツ |
○ |
お獅子って大きな口で笑っていますよね。曰く「お呼びでない?www」悲しい状況だけど、ユーモアが効いています。 |
|
手塚 |
○ |
獅子が本当に苦笑いしているように見えてきます。 |
|
白井 |
コ |
お正月お宮境内で獅子舞いでの元旦祭今年も中止で、獅子頭は拝殿から寂しげに |
|
月足 |
○ |
寂しいお正月。苦笑いのようにも見えますね |
|
小野 |
○ |
獅子舞の頭はなぜ出番がなかったのかと気になります。若手の台頭? コロナの影響? いずれにしても、出番がないとなった時のほろ苦さ、それをお首にも出さずに笑いに変える心意気、感じちゃいました。 |
|
36 |
白井 |
|
くたびれた冬菜の畦は霜柱 |
|
白鳥 |
○ |
冬の畑の光景ですね。実感ありあり。 |
|
片岡 |
|
冬枯れて寂しい。 |
|
大治 |
|
寒さは冬菜を美味しくさせるそんな気持ちですか |
|
町田 |
○ |
家の前の畑も霜柱がきれいに立ちます。くたびれた冬菜と対照的ですね。 |
|
白井 |
|
今年はサーム―い! 小さな畑ののらぼう菜が霜でぐじゃー 代わりに近年まれの霜柱ぐちゃーした |
|
久保田 |
○ |
くたびれた冬菜が畦道に打ち捨てられているよう、そこに霜柱、なんですね。よくある、そして懐かしい光景を霜柱と絡めて詠んだ良い句ですね。 |
|
月足 |
|
これも冬の畑の風景ですね |
|
小野 |
Q |
「畔は」と「畔に」で迷いませんでした? |
|
37 |
月足 |
|
駅伝のゴール見届け神社かな |
|
白鳥 |
コ |
箱根駅伝のお決まりのルートですね。 |
|
広瀬 |
○コ |
あるあるだとは思いますが、元旦&二日は何をして過ごしたのか?興味津々です。 |
|
片岡 |
○ |
正月のあるあるです。 |
|
ショルツ |
コ |
母校の優勝は嬉しいけれど報道が偏り過ぎ。他チーム、他選手にももっと注目してほしかったです。あれ?ニューイヤー駅伝の方ですか? |
|
下河原 |
○ |
箱根駅伝のゴール後に箱根神社での初詣ですかね。 |
|
梅原 |
○ |
正月の定例パターンでしょうか |
|
木原 |
○ |
正月三日のアルアル。そしてもうお正月も終わってしまうというサザエさん症候群の正月版。 |
|
白井 |
コ |
そーですね コロナで駅伝視聴率と近くの神社大賑わい |
|
久保田 |
○ |
お正月の風物詩、ですね。 |
|
月足 |
コ |
3が日は駅伝中心になってしまってます |
|
38 |
月足 |
|
霜柱踏みたがる妻とめる我 |
|
白鳥 |
コ |
なぜ止める?(笑) |
|
広瀬 |
○コ |
奥様が燥いで転ぶことを心配されたのでしょうか?奥様への愛を感じました。 |
|
大治 |
○ |
その場の二人の動の面白さが伝わってきました |
|
ショルツ |
○ |
愉快な場面w 私は踏みたがる妻。 |
|
手塚 |
○ |
なにか微笑ましいです。 |
|
町田 |
コ |
踏みつぶされる霜柱が可哀想?奥様を案じて? |
|
木原 |
○ |
なんかいい夫婦だなあ。 |
|
白井 |
○ |
うーんこれわかる? ご夫婦価値観の違いですね |
|
久保田 |
コ |
私は踏みたがり、だな。 |
|
月足 |
コ |
久しぶりに見た霜柱、大事にしたいと思ったが |
|
小野 |
○ |
まるで夫婦漫才のようですが、リアルで季節感もあって、笑いを誘い、とても素晴らしいです! |
|
39 |
月足 |
|
あるじ亡きメルアドからの寒見舞 |
|
白鳥 |
コ |
ご遺族の方からでしょうか。こういうことが多くなりました。 |
|
下河原 |
Q |
なんでメルアド届いたのでしょうか? |
|
手塚 |
Q |
えっ。あるじ亡く。いったい誰から。 |
|
町田 |
○ |
うーん。これからはメールやラインからご逝去通知が来る時代になるかも、と思ってしまいました。 |
|
白井 |
コ |
そーですか 寂し限りです |
|
月足 |
コ |
病床かつ遠く会えぬ友とのLINEがとだえ、久々に届いたトークは妹さんから |
|
小野 |
コ |
亡くなった家族に代わって送った方でしょうか? あるいは誰かから受け取った? 最近は亡くなった人のアカウントで家族からお知らせを受けることが増えてきましたね。時代を表した句ですね。 |
|
40 |
月足 |
|
炬燵猫ならぬ床駆けまわる猫 |
|
白鳥 |
○コ |
そう!実は猫も暑いのより寒い方が好き。 |
|
片岡 |
コ |
猫どうしたのでしょう。 |
|
大治 |
コ |
なんかおもしろい |
|
ショルツ |
コ |
おもしろ~い! 音読するとた~のし~~♬ |
|
白井 |
コ |
こたつも季語なんですね 当たり前かね それにしても最近の猫はこたつに収まってなく 何かいい事あるのかね |
|
月足 |
コ |
破調、失礼します。冬も丸くならず、駆け回るうちの猫です |
|
41 |
下河原 |
|
いとこ会見送る先に蘭の花 |
|
下河原 |
コ |
父は12月26日にいとこに見送られて大好きだった蘭に囲まれて戒名「明蘭」として天に召されました。 |
|
ショルツ |
○ |
落胆_| ̄|○の後、上げた視線にあった蘭の花に癒される。 |
|
町田 |
Q |
「送る先」と「蘭の花」の関係が解けません。「いとこ会」も怪しい。 |
|
木原 |
○ |
また来年も会おう。蘭の花がじっと見守ってくれている。 |
|
白井 |
コ |
すみませーん 我が家系のいとこ還暦会も私で止まっておりますが この句解説お願いします いとこ会があったの?なかった? 見送るは後回し? そのころ欄が咲く?で考えこむと眠れなくなって? |
|
久保田 |
コ |
蘭の意味は?個人的には古家蘭くんファンなので、ドキッとしました(笑) |
|
42 |
下河原 |
|
暁やひとり布団で寒客間 |
|
白鳥 |
コ |
どこかに泊まりに行ったのかな。 |
|
広瀬 |
○コ |
帰省時の広いご実家でしょうか?都会のマンション暮らしには田舎の客間は広すぎて…だから寒々しくて…なんて想像をしてみました。 |
|
片岡 |
○ |
上の「いとこ会」と関連づけると、皆が帰った後の静かさが余計に際立ちます。 |
|
下河原 |
コ |
遺言で、実家に父の遺骨とともに2泊客間で私だけ宿泊しましたが、暖房が故障していて本当に 寒かったです。 |
|
手塚 |
○ |
寂しさが伝わります。ご心痛お察しします。 |
|
ショルツ |
コ |
ピリッとした緊張感と共に、何故か「ひとり」の楽しさも感じます。 |
|
町田 |
○ |
楽しんで読み取りました。広い客間に自分のふとんが一枚だけで寒々しいのか、ひとり布団が寒々しいのか(笑) |
|
木原 |
○ |
寒い客間でひとり寝ている作者。事情はともあれ俳句としては侘しさが出ていて好きです。 |
|
白井 |
コ |
うーんと里帰りでですかね? |
|
久保田 |
○ |
客間で寝ているということは、訪問先なのかな。寒い冬の夜の感じがよくわかります。 |
|
小野 |
○ |
「寒客間」がいいですね〜 これは、季語というよりオリジナル語? 「客間」「ひとり布団」の語で、私は和室を想像しました。しーんとした静けさと、布団から一歩足を出した時の凍るような畳の冷たさ。ガツンと伝わってきます。 |
|
43 |
下河原 |
|
年の瀬やこころに響く除夜の鐘 |
|
白鳥 |
コ |
毎年のことだけれど、この時ばかりは厳粛な気持ちになりますね。 |
|
大治 |
○ |
そういう年頃になったのかなと実感させられました |
|
下河原 |
コ |
今年の年末は色々と忙しかったので除夜の鐘の音がこころに響きました。 |
|
月足 |
○ |
年と共に響きも強く |
|
白井 |
○ |
そーです 私的ですが今年は特に |
|
44 |
下河原 |
|
寅年の平和を願い雪あかり |
|
白鳥 |
○ |
まさに同感。「雪あかり」が美しいです。 |
|
片岡 |
|
雪あかり、子供のころの大雪の夜にいつまでも遊んでいた思い出があります。 |
|
大治 |
|
寅年に縁のあるのは薬師如来様 病気の無い平和な日本でありますように |
|
下河原 |
|
雪景色を見て今年こそ明るい世の中になることを願いました。 |
|
梅原 |
○ |
良い年になりますように |
|
月足 |
|
雪あかりに静かさと豊かなイメージを感じます |
|
白井 |
|
雪国へ帰省ですかね |
|
45 |
梅原 |
|
雑踏が懐かしきかな年の暮れ |
|
片岡 |
コ |
11月末から12月終わりまでがコロナの谷間でしたね。多くの人に会えて良かった。 |
|
大治 |
コ |
その通り、早く居酒屋探訪ができるようにならないか祈ります |
|
梅原 |
コ |
作句した年末から様変わりの今日この頃 |
|
ショルツ |
コ |
閑散とした年末はやはり寂しい。 |
|
白井 |
コ |
そうですが、結構混んだとこあったみたい |
|
久保田 |
○ |
わさわさした年の瀬、本当に懐かしい。 |
|
46 |
梅原 |
|
熱燗を傾け聞き入る除夜の鐘 |
|
白鳥 |
○ |
こういう年の越し方、理想的です。 |
|
片岡 |
○ |
落ちついた、いい年のとり方を感じます。 |
|
大治 |
○ |
一年の締めくくりを熱燗で 粋だね |
|
梅原 |
コ |
今年も静かな大晦日でした |
|
町田 |
○ |
なんかしみじみしていていいですねー |
|
木原 |
○ |
いい年越しですね。「ゆく年くる年」見ながらかな。 |
|
月足 |
○ |
しみじみ1年間を振り返る |
|
白井 |
○ |
いいね |
|
小野 |
コ |
王道で良いと思いました。 |
|
47 |
梅原 |
|
輝ける年になれよと初茜 |
|
広瀬 |
○コ |
今年は初日の出を目に焼き付けることができました!私も同じ気持ちでした! |
|
下河原 |
○ |
「初茜」が良いですね。 |
|
手塚 |
○ |
本当に祈るばかりです。合掌。 |
|
梅原 |
コ |
今年も初日の出拝みました |
|
木原 |
○ |
この句にも勇気をもらいました。ありがとう。そうなってほしい。 |
|
白井 |
コ |
いいね 毎年思うのですが |
|
小野 |
○ |
日の出が上ってくる時の茜色の空のことでしょうね。ほんと、朝焼けほど希望を感じさせるものはないです(私はたまにしか拝めないけど笑) |
|
48 |
梅原 |
|
初夢は海外旅行マスクなし |
|
白鳥 |
|
私も激しく同感です。正夢になってほしい! |
|
広瀬 |
○ |
本当に実感ですね~夢の実現は何年先になることやら~ |
|
下河原 |
|
10年以上海外に行けていません。のんびりと行きたいですね。 |
|
梅原 |
|
祈念、正夢 |
|
ショルツ |
○ |
同感です! |
|
町田 |
|
私もこの夢が見たいです。 |
|
月足 |
|
マスク解除の国は出始めましたが、日本から気軽に海外はもうしばらく |
|
白井 |
|
いいね もう少しの辛抱でありますようね |
|
小野 |
|
夢は見てないけど、願いは同じ! |
|
49 |
白鳥 |
|
六十二章書き終え白紙の年始め |
|
白鳥 |
コ |
今年1月で5才(+58)。こんなに生きてしまった。でも今年もがんばろう。 |
|
片岡 |
コ |
年齢の数だけ物語があるのですね。 |
|
ショルツ |
○ |
大晦日生まれのTさんでしょうか?w 人生を小説仕立てにした素敵な表現。 |
|
手塚 |
Q |
すいません。62章って何? |
|
町田 |
○ |
おーそう言うことですね。私たちは62章まで書き込んだのですね。そして、また、白紙からと言うのもいいですね。 |
|
木原 |
Q |
六十二章が分からず調べたら老子が出てきたけど。。。 |
|
白井 |
コ |
はい、早くも還暦越え3年目に突入 どうしようと思う今日この頃 |
|
久保田 |
○ |
何を書き終えたのでしょうか。そして白紙が新しい年の初めを物語っていると思います。 |
|
50 |
白鳥 |
|
元旦に昨日と同じつがい鳩 |
|
白鳥 |
コ |
人は新年と騒いでいるけれど、ベランダに来る鳩は昨日と同じ顔。 |
|
広瀬 |
○コ |
変わらない毎日の象徴の様で、幸せな風景だと感じ入ります。何かと変化のありすぎる昨今ですが、動物たちにはそれが当たり前で動じていないのかと…つがいの鳩にそんな思いも馳せてみました。 |
|
ショルツ |
○ |
鳩には大晦日も元旦もなく、自然にただひたすらに生きる尊さを伝えてくれます。 |
|
下河原 |
コ |
実家にいつもつがい鳩が来ていたのを思い出します。(餌をやる家主がいなくなってしまいました) |
|
木原 |
○ |
大晦日から元旦へ、人の世はガラッと180度雰囲気が変わる。しかしつがい鳩は何も変わらない日々。 |
|
月足 |
○ |
いつもと同じ平和な日常 |
|
白井 |
コ |
キジバトでしょうか? とっても仲良しでうちの庭にもいます |
|
51 |
白鳥 |
|
星々の声降(ふ)りてくる雪の原 |
|
白鳥 |
コ |
2年ぶりにスキーに行きました。星空がきれいだった! |
|
大治 |
○ |
清涼な感じが伝わってきます |
|
ショルツ |
○ |
「星が降る」は聞いたことがありますが、「星の声が降る」とは! シンとした雪原、本当に聞こえてきそうです。 |
|
下河原 |
○ |
星空の元での雪景色なんか良いですね。 |
|
手塚 |
○ |
星の声を聞きたいものです。 |
|
梅原 |
○ |
ファンタジック! |
|
木原 |
○ |
星の声を聴くことのできる作者の感性が好きです。 |
|
白井 |
○ |
情景が浮かびます まさに星降る街角 ♬『角角!』 |
|
久保田 |
○ |
星の声が降り注ぐくらい静かな雪の原、しんしんとした冬の夜の光景が秀逸です。 |
|
小野 |
○ |
この世界観、響くなー 私はとても好きです。ファンタジーとやまと心の融合! もしこれが「星々の声が聞こえる雪の原」だったら、ここまで響かなかったかも。 |
|
52 |
白鳥 |
|
冬の陽や土壁の白切り取りぬ |
|
白鳥 |
|
近所の土蔵。前に俳句にした蔦がなくなり、冬日を浴びています。 |
|
片岡 |
○ |
漆喰の壁でしょうか、冬の陽の温かい色。 |
|
大治 |
○ |
冬の寒さの中にも温もりを感じさせてくれます |
|
町田 |
|
陽が当たっている所だけ浮き上がって見える感じですね。眩しくって温かい。 |
|
月足 |
○ |
柔らかな陽射しを感じます |
|
白井 |
Q |
白壁が?光ってるのしょうか? |
|
久保田 |
○ |
土壁の素材感と冬日が差したところの少し硬質な質感のコントラストが素晴らしい。 |
|
小野 |
○ |
うーむ、なぜ好きなのか説明がしにくいほど、繊細かつ独創的な句なんだろうなー |
|
53 |
手塚 |
|
夜は闇冬三つ星に目を凝らし |
|
白鳥 |
コ |
オリオン座ですね! |
|
下河原 |
○ |
冬のオリオン座は美しいです。 |
|
手塚 |
コ |
元旦は二日月でオリオン座が良く見えました。 |
|
白井 |
コ |
星がきれいな時期 オリオンも光っております 特に左↑の青い星もとっても冬に |
|
大治 |
コ |
オリオンがいつも冬の心を慰めてくれます |
|
久保田 |
○ |
闇夜に星を探す冬の夜。特に空気がきれいな冬の夜は星を探してしまう情感が感じられます。 |
|
54 |
手塚 |
|
去年(こぞ)は去年まずはひとくち年始酒 |
|
白鳥 |
○ |
新しい年の初め。お酒を飲んで去年は過去に。この潔さがいい! |
|
広瀬 |
○コ |
忘れかけていた「年始に去年からの全てを一旦リセットする」という気持ちを思い出しました。ありがとうございます。 |
|
木原 |
○ |
過去はとりあえず置いておいて、まずはお酒。これがお正月。 |
|
梅原 |
○ |
良い年になりますよ |
|
手塚 |
コ |
過去は変えられません。まずはお酒飲んで元気にいきましょ。 |
|
ショルツ |
コ |
新たな気持ちでまず一杯。いいですね! |
|
町田 |
○ |
今年も一から飲み始め!去年は沢山飲み過ぎたけど、それは置いといてって暗に伝わって面白いです。 |
|
月足 |
コ |
新しい年に思いをこめて |
|
白井 |
○ |
いいね 昨日は昨日で また今日からでしょうか? でも確実に年はとっております この点は逃避がいいね |
|
大治 |
コ |
いいね 年はじめからお酒を飲む |
|
久保田 |
コ |
そうだよね! |
|
55 |
手塚 |
|
漁火に遠く島影月冴える |
|
片岡 |
コ |
冬の漁火は夜気も冴え、星と交って美しそう。 |
|
木原 |
○ |
寒々とした冬の夜の海が美しく描写されていてとても良いと思います。歳時記を見ると「月冴ゆ」となっている。「月冴ゆる」の方が良いのだろうか。 |
|
手塚 |
コ |
海辺の様子を少々想像をまじえて。 |
|
ショルツ |
コ |
旅情をそそられます。 |
|
月足 |
○ |
海、月冴える。寒さひとしお。遠く、島影の並びが良いなと思いました |
|
白井 |
コ |
いいね どこの海 やっぱり♬『お酒はぬるめの燗がいい 窓から港がみえればいい 沖のかもめーに~』深酒の世界 失礼 |
|
大治 |
○ |
イカ釣り船の灯、黒い影、月と明暗が際立っているよい句です |
|
小野 |
コ |
絵が浮かんできますねー 地方のひなびた感じも醸し出されています。 |
|
56 |
手塚 |
|
白波に海鵜飛び立ち初日の出 |
|
白鳥 |
コ |
すばらしい元旦ですね!いいことありそう。 |
|
広瀬 |
○コ |
素敵な風景が頭に浮かんできました!私もこんな景色に出会えたかったです。きっと良い年になりますね! |
|
片岡 |
○コ |
絵になるなあ。 |
|
木原 |
○コ |
初日の出の中力強く飛び立っていく海鵜に今年は良い年になりそうな予感が。。。 |
|
下河原 |
○コ |
初日の出の情景が目に浮かびます。 |
|
手塚 |
コ |
海鵜という響きが心地よいので。 |
|
ショルツ |
○コ |
縁起の良い年明け。 |
|
町田 |
コ |
前の句もですが、非日常の素敵な景色をありがとうございます。 |
|
白井 |
コ |
白波 黒い鵜 日の出の赤 いろんな色が見えます |
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大治 |
○コ |
厳しい風雪の中を飛び立つ海鵜。今年への意気込みが感じられました |
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小野 |
○コ |
1つ前の句も良かったのですが、こちらの句はさらに素晴らしい。「海鵜」という特定のされ方がリアルでいいのだと思いました。 |
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57 |
大嶽 |
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初雪がちらりほらりと舞い落ちる |
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白鳥 |
コ |
「ちらりほらり」いいですね。雪もこのくらいなら風情があります。 |
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広瀬 |
○コ |
ちらりほらりの雪は大歓迎!最近は爆弾低気圧の影響とかで強風と共に重い雪が降ってきて生活を妨げるので。。 |
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下河原 |
○ |
初雪の情景「ちらりほらり」が良いですね。 |
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手塚 |
○ |
「ちらり」「ほらり」が良いですね。 |
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白井 |
コ |
そーなんです 雪のちらほらがなんとなく見上げ 関東田舎育ちの小生は未だちょっとうきうき感 |
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月足 |
コ |
今年はどっと来ましたね |
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58 |
大嶽 |
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書き初めの白い半紙に筆下ろす |
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白鳥 |
○ |
新年の新しい気持ちを感じる句です。 |
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大治 |
○ |
心清い想いを筆に込めた感じが伝わってきます |
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下河原 |
コ |
書き初めされるんですね。素晴らしいです。 |
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ショルツ |
コ |
書初めの緊張感、懐かしい。 |
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白井 |
コ |
新年 新規 無垢の紙に あたらな思いを |
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久保田 |
○ |
書き初め、白い半紙、日本の素晴らしい風習ですね。 |
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月足 |
○ |
緊張感が伝わります |
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小野 |
コ |
15年ぐらいやっていないけど、書き初めの適度な緊張感は心地いいよね。その緊張感を表現したんですね。 |
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59 |
大嶽 |
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軒下に氷柱が伸びる冬の夜 |
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白鳥 |
コ |
寒い日が続いているもんね。本当に寒い! |
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片岡 |
○ |
氷柱を見なくなって久しくなります。 |
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大治 |
コ |
相当寒い所ですよね 氷柱を見てみたいです |
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梅原 |
○ |
今年はほんとに寒い冬です |
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町田 |
○ |
氷柱は「伸びる」と表現するんですね。 |
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木原 |
○ |
氷柱も見なくなりましたね。 |
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白井 |
○ |
今年はさむーいので 屋根からですかね |
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60 |
大嶽 |
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襟巻きで街中歩く冬の朝 |
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片岡 |
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寒中の今はさらに耳あてが必須。 |
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ショルツ |
○ |
スカーフでなく襟巻きがいい感じ。冬の朝の街歩きもホカホカ楽しい。 |
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白井 |
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そーですね |
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小野 |
○ |
いつもは重装備なのに、今日に限って襟巻き以外はいつもより薄着、だから襟巻きが頼り。ポケットに手を突っ込んで肩をすぼめて…なんてイメージを想像してしまいました。パリとか、ニューヨークとかそんなイメージも。 |
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61 |
片岡 |
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風まとひ隣席すわる冬の人 |
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白鳥 |
コ |
寒そうな人ということ? |
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木原 |
○ |
風をまとって隣に座っているのは誰だろう。冬の人という表現が好きです。 |
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片岡 |
コ |
冬の電車にて。12月26日の忘年句会も寒かった。 |
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手塚 |
コ |
隣に座った人は。いったい作者に何を感じさせたのか。 |
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ショルツ |
○ |
電車でしょうか?外から乗ってきた人の冷気を感じることありますね。「冬の人」がいいですね。 |
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町田 |
○ |
そうです!風の匂いまで纏って電車に乗ってくる人います。冬の人か・・・すごくわかります。 |
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月足 |
○ |
電車で隣に乗り込んで来た人が冷気も |
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白井 |
Q |
他の句から どなたかおもどりのような? |
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久保田 |
○ |
冬の人は誰なんだろう?想像が膨らむ美しい句。風まとひ、いいですね。 |
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小野 |
○ |
全部が好きだし、素晴らしいですが、特にこの句(あと4句目)は格段にいいですね。風をまとう冬の人って、どんな感じだろう? なぜか宝塚的に目が星になる私(笑 いえ、マジで芝居のようでかっこいい句です。 |
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62 |
片岡 |
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狼星に手の届く丘友らいて |
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白鳥 |
コ |
バンプ・オブ・チキンの「天体観測」を思い出したよ。 |
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片岡 |
コ |
暮れの30日に友人宅で中学以来の友らと、鍋パーティーを男女6人でしました。帰宅は真夜、皆でタクシーを待つ丘の上で。 |
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大治 |
○ |
冬の大三角形を皆でみるいいですね |
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下河原 |
コ |
「狼星」はシリウスのことなんですね。 |
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ショルツ |
コ |
星夜に仲良しが集まり、最高の夜。 |
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白井 |
コ |
シリウスの幻想的な白に導かれですかね? |
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小野 |
○ |
狼星の意味を初めて知りました。「狼星に手の届く丘」の短くも強烈な印象の言葉と、その後の「友らいて」のやさしい感じ。その組み合わせが絶妙です。 |
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63 |
片岡 |
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墓場舞ふ風花父の送り状 |
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白鳥 |
○ |
風花はお父様のメッセージ?そんな風に感じる、恋しさが溢れています。「墓場」の寂寥感が切ない。 |
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木原 |
○ |
お父様は見守ってくれていたのですね。 |
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広瀬 |
○コ |
私は元旦に母のお墓参りに行ったのですが、風花が舞う風景は神秘的で、メッセージを感じますよね。 |
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片岡 |
コ |
翌日の大晦日に墓掃除に出かけようとすると、晴れていたのに急に冷風が吹いて雪が舞い始めます。亡父は雨男で、納骨の日もどしゃ降りでした。その父が亡くなって十年。雨ではなく、遠い青空からの雪でした。 |
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下河原 |
○ |
なんとなく情景が浮かびます。この12月に93歳の父を見送りましたので・・・ |
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手塚 |
○ |
これもまた作者のお父様への思いの深さがでています。 |
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ショルツ |
Q |
送り状の内容が知りたい。 |
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月足 |
○ |
天とつながっている |
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白井 |
コ |
そーですか いつも近くにいるようで |
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小野 |
○ |
シンプルですが、映画のワンシーンのようで素晴らしい。 |
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64 |
片岡 |
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静かさや枯野の蔵(かく)す水の音 |
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白鳥 |
○ |
枯野のどこかに水が流れているのでしょうか。静かであればこそ聞こえるかすかな音ですね。芭蕉へのオマージュかな。 |
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片岡 |
|
明けて元日は穏やかに晴れて、神社に初詣のあと、皆さんと歩いた葦枯れた木道にせせらぐ音、春の訪れを聞くような気がして。 |
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大治 |
○ |
わびさびの世界ですね |
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梅原 |
○ |
寂寥感ありの句ですね |
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ショルツ |
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無色無音の情景に密かな水音。静けさが増す気がします。 |
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白井 |
○ |
かくすとは初めてしりました |
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小野 |
○ |
「蔵(かく)す」という言葉は初めて知りました。句の世界観が、奥深いですね。枯野という広範な(マクロの)世界と、水の音という研ぎ澄まされたミクロの世界の対比が素晴らしい。静けさではなく、静かさという語も敢えて選び抜かれた感じがします。芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」は「しずかさ」ですよね。 |
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65 |
大治 |
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としたけて義親(おや)と年越し蕎麦すする |
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白鳥 |
コ |
親孝行でじんわり沁みる句。 |
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広瀬 |
○コ |
旦那様が他界されたのでしょうか?月日の経過とともに、嫁舅ではなく本当のご家族になられたのですね?妄想だったらごめんなさい。 |
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大治 |
コ |
年末年始、義親の家で過ごすのが恒例になりました。その時の4句 自分の両親はもういないので義親といつまでも一緒に年越し蕎麦を食べたいという思いを込めて |
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下河原 |
コ |
年越し蕎麦も年末の恒例行事ですね。 |
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手塚 |
コ |
おそらく高齢のご両親もご健在で何よりです。 |
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ショルツ |
コ |
来年も再来年も義親さんと年越しできますよう。 |
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町田 |
○ |
こういうことに幸せを感じる歳になりましたね。 |
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町田 |
○ |
こういうことに幸せを感じる歳になりましたね。 |
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白井 |
コ |
「としたけて」ですか? 今ならまだ山も登れるかも? |
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66 |
大治 |
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また一つ年重ねつつ除夜の鐘 |
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大治 |
コ |
紅白の後NHKのゆく年くる年をみていると近くのお寺の除夜の鐘の音が聞こえてきます。その時の感慨 |
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片岡 |
コ |
当り前のことに、何故かしみじみするこの頃です。 |
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木原 |
○ |
除夜の鐘の音には様々な思いが乗っている。 |
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下河原 |
○ |
確かにまたひとつ歳をとりました。 |
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月足 |
コ |
同世代の感慨。同感です |
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白井 |
コ |
そーです この世で公平なのはみな年をとることだけかも? |
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67 |
大治 |
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初参り焚火の奥は皆破顔 |
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白鳥 |
○ |
これいいですね!新年を祝う人たちの笑顔。皆にとっていい一年でありますように! |
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広瀬 |
○コ |
初詣時の希望を持った顔、希望を託した顔を、「破顔」と表現するのが面白いと感じました。今年こそ良い年になりますように! |
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大治 |
コ |
年が明けるとすぐに家族皆で近くの小さな神社に初詣に行きます。お参りの後ドラム缶の焚火の周りに近所の参拝を終わった人が暖を取りに集まりますがその時の情景です |
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片岡 |
○ |
やっぱり新年に期待します。そして、笑顔で過ごしたい。 |
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梅原 |
○ |
笑顔の1年にしたいね |
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ショルツ |
○ |
その笑顔が続く年で会ってほしいですね。 |
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町田 |
コ |
マスクなしの破顔が見たい。 |
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町田 |
コ |
マスクなしの破顔が見たい。 |
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月足 |
○ |
やはり、華やぎます |
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白井 |
○ |
いいね いまだに焚火で暖をとるとこなく 少しの煙も我慢だね |
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小野 |
○ |
火を守っている地元の人たちのことかな? 初参りでは、そういうことも感じますね。「破顔」という言葉の意味を調べました。解釈すると、「笑顔」のことだと思いますが、なぜか「皆笑顔」よりも「皆破顔」の方がずっしり重さが出ますね。新春にふさわしい句だと思います。 |
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68 |
大治 |
|
元旦や酒瓶枕に昼寝かな |
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白鳥 |
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何もしなくていい日。至福の時。 |
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大治 |
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新年最後はお酒の句。新年の挨拶を兼ね家族皆で朝10時頃から飲み始めます。 |
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片岡 |
|
いいな、素浪人の風情。 |
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木原 |
○ |
のんびりしたお正月の雰囲気が出てていいですね。ただ、やかながちょっと残念。 |
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手塚 |
○ |
これぞ正月のだいご味。(いまどきは?) |
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ショルツ |
|
お正月の醍醐味! |
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町田 |
|
あーーとうとう・・・誰だろう? |
|
町田 |
|
あーーとうとう・・・誰だろう? |
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月足 |
|
これもぜいたく |
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白井 |
|
うー 頭のくぼみに注意 座布団にしたほうが |
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小野 |
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酒瓶を枕にした経験、私はないけど、なんか文人たちは皆やっていたような勝手なイメージがあります。和服を着て(笑) まあ超ステレオタイプな文人イメージですね〜 でも、元旦の幸せの一つの形だな〜 |